経団連の会長の話が出ていた、「GNPで世界で24番目になっている、数年前は2番目だった、何としてもGNPを上げないとならない」と言う、しかしその責任はその経済界にある、銀行システムにあるともいえる、戦後から此処までの地位に押し上げたのは必死で働いて来た多くの企業にある、未だ世界的に低い位置にあった日本は新たな挑戦を繰り返しいくつかの失敗の中から僅かな成功を膨らめて国際的な地位を得て来た、その為にはいわゆる賭けに近いこともやってきた、しかし有る程度の地位まで来たらその冒険的な企業に金融機関がそっぽを向いてしまった、俗に「銀行屋を社長にしたらその会社はやがて没落する」と言われている、数字で安全圏だけを歩かせたら競争力は全くつかない、車の運転でブレーキを踏む事のみに腐心する運転手では車は進まない、日本国内では同じ金融システムだからそんな方式で通用するが世界は待っていない、新興国はハングリーなのだ、100発撃って1発当たればよい、と言う様な企業でもバックアップをする、今の金融機関は担保がなければ金を貸さない、確かに不良債権問題も大きいだろうが技術力と経済の先行きを見切る力が無ければ金融機関として情けなさすぎる、あのSONYですら学者を経営者にしたとたんあれだけ世界で名を馳せた会社が経営危機になってしまう、金融機関はその資産を取り上げれば事足りるが日本の経済としては大変な損失だ、10年先に化ける仕事に金を出さなければ日本の経済は立ち行かない、短期の利益だけを追って投資するならディトレーダーと同じだ、今日のテレビや映画と同じ運命をたどるだろう、今数字が取れればどんな低俗な番組でも、まる写しの映画でも垂れ流し、益々見る者を無くしてゆく、TVで言えば小学校低学年がげらげら笑う番組を大の大人が同じレベルで笑っていると言うのは自ら小学生並みの頭だと認めて居る様なものだ、下ネタ、排泄ネタ、変な顔をする、大きな声で変わった言葉を吐く、持ちネタと言う昔とは違う意味の言葉で、金融機関も同じだ、担保を取って成功する確率を見るより失敗する確率を低くする事にのみ腐心し、それを基準に融資をするだけだ、なんとか成功してもそれはあっという間にコピーが出まわってしまう、常に数年先を見て行かなければすぐに沈んでしまう、しかしそれは先行投資と言う賭けでもある、これを評価しなければ日本の経済は復興できない、中国やアジア諸国は戦後の日本と同じ様に必死で追ってきているのだ、いや既に追い抜いているのだ、抜き返すには銀行の理論では無理だと言う事を肝に銘じなければならない。今回のプロジェクトに期待する
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