梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

陰湿な誹謗中傷はこんな世界を招くかも、創作です❗

2020-07-12 13:15:06 | 雑記
令和※年4月、突然SNSが通じなくなった、 メールも着信はするが送信が出来ない

着信に「マイナンバー※※※※ ☆☆☆☆ ★★★★は一部制限されています」と言うメールが来た

発信者は「治安維持局情報課」と言う所で「詳細はこのアドレスに連絡するように」書かれていた

マイナンバーが携帯電話も銀行口座も連結されたのは昨年の年末だった、

もしかしたらと急いで銀行に行って下ろそうとしたら「この口座は使用できません」と引き出しが出来ない、念の為残高を見たが残高は確認できて十分に残っている、

(何が一部だ、全部制限しているじゃないか!) 、

メールに返信をしたら「あなたの投稿が治安を脅かしかねないという判断がされましたので〇月〇日治安維持局情報課担当何某まで出頭するように」と言う

フェースブックで「現政権の政策は人権を制限しているようにしか思えない、我々が政治に関与できるのは選挙だけだから次の選挙では我々低次生活者は現政権を下野させて新しい政治を目指そう」という様な趣旨の投稿をしたことがある

これが「政権に反対しようと扇動している」と言う事になったらしい、

特定秘密保護法で個人の通信を検察の考えだけで傍受する事が可能になって通信上でも政府に反感を表明したら反政府組織の一員だと決めつけると言う事が可能になったのだった、

自分の意見を不特定多数の見るSNSにアップする事は憲法で保障された自由だと思ったが政治に不満を言っただけで「扇動者」と言うレッテルを貼られ発言の方法すら制限されてしまうとは、

敗戦色濃い太平洋戦争中の憲兵の一時期は別だが日本にはなかった、

何時からこんな事になった?

マイナンバーで個人を特定し管理することを目指して20年もやっていたが結局国民の大半が反対して成立しなかったのはこの形を容易に予想できたからだ、

しかし、ある事をきっかけにマイナンバーで個人を特定する法律はなし崩しながら決まってしまったのは残念ながら反対をしている筈の大衆の一部が起こした事件だった、

酷い誹謗中傷が後を絶たずエスカレートして自殺者も複数発生するという事件が頻発し「名前を出さずに何の根拠もなく追い詰める連中は根絶しなければならない」と言う風潮になって「個人を特定するために」ネットに書き込むにはマイナンバーが必要だとなり、さらにその前から言われていた「携帯電話の保有はマイナンバーが必要」と相まって成立してしまったのだ、

確かにこれで陰から石を投げるような卑劣な連中は殆どいなくなったがこのシステムは見事に国が国民を管理できる強靭な装置になった、

銀行口座も電話もメールも国に都合の悪い人間から経済生活どころか社会的インフラまで取り上げる事が出来るようになってしまうとは想像をはるかに凌駕している、

今の保守政権と官僚とそれを経済的に担保しているコングロマリットが目指しているのはこんなところだろうかと妄想してみた





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