団塊オヤジの日記・・（「映画ストックホルムでワルツを」・・を観てきました・・）

岡山市内にある、映画館シネマクレールで上映中の「映画　ストックホルムでワルツを」を観てきました。



映画『ストックホルムでワルツを』予告編


この映画は、スウェーデンの世界的ジャズシンガー、モニカ・ゼタールンドの半生を描いた物語ということですが、ジャズ好きを自称している小生ですが、恥ずかしながらこの人の名前は知りませんでした。
映画では、トミー・フラナガン、エラ・フィッツジェラルド、ビル・エバンス、マイルス・デイビスといったジャズ界の巨匠の名が出てきましたし、実際にビル・エバンスとは競演をはたして、アルバムも出しているので、この映画の主人公である、モニカ・ゼタールンドというシンガーは、実力者だったということが分かります・・。

シングルマザーの主人公が子育てをしながらも、一流のジャズ・シンガーになる夢を諦めることなく、したたかに生き抜いていく女性の半生を描いた映画です。
安定的な生活と子育てを望む、ミュージシャンになることを諦めた父親との確執も描かれている・・。
自分の生きかたを批判する父親に反発しながらも主人公モニカは父親に認められたいと思っている・・。
そして、クライマックス・・ついにニューヨークのグラブで、ジャズピアノの巨匠　ビル・エバンスと競演を果たした娘モニカに父親は涙ながらに賛美の国際電話をかける・・。
娘の生きかたを批判しながらも、娘の成功を願っていた父親の心情に涙する・・。

この映画はジャズが好きで、ビル・エバンスというピアニストがどれだけ偉大なミュージシャンだったかを知らないと、面白さは半減するかもしれません・・。

モニカ・ゼタールンドがビル・エバンスと競演している、動画がYouTubeにアップされていました・・

（画像をクリックしてください・・YouTubeサイトに移動します・・）




Bill Evans Trio/ Waltz For Debby もどうぞ・・