河口公男の絵画:元国立西洋美術館保存修復研究員の絵画への理解はどの様なものだったか?

油彩画の修復家として、専門は北方ルネッサンス絵画、特に初期フランドル絵画を学んできた経験の集大成を試みる

絵食同源2

2019-10-31 21:13:21 | 絵画

やれやれ、フォントを大きくして書かなくてはいけないほど、目が悪くなってきた。

今日は前回言い忘れたことを書いておこうと思う。健康に関することだからとても大事だ。去年の10月8日に坐骨神経痛を発症。3週間トイレに行くことも出来なくて、食べてもおならしか出なかった。そして4週目に入って、つまり11月に入って、トイレに這って行って、おならをしてベットに戻ったのを思い出す。辛かった。要介護3だった。良く分かったことは要介護3であっても、自分が払った介護(保険)税に見合う手当てはされないということ。この浜田市は日本一高い介護税を払われることが分かって、衝撃であった。

健康というものは年を取れば千金に値する。今日も歯医者に行ってきた。詰め物が取れたのだ。今日の医者は金属でなく樹脂で塑形(祖型)して形を整えて終わり。同じ浜田でも先の若い医者は昔ながらの金属で、衝撃に弱くオリジナルの歯の部分を圧力で壊してしまった。今回の方に期待する。で他にも隣の町の病院まで行ってインプラントを用意していいる。これはやはり「食べる事」が最も大事という意味で、大金35~40万円かかるといわれて、「はい、わかりました」と答えてきた。実は東京で3か所100万円以上かけてインプラントにしておいたのだ。少なくても同じレベルで処置して欲しいものだ。

美味しく食べて健康であることは誰にもとっても大事だから皆気を付けよう。次に大事なのは総合的な健康だ。最近になって去年の坐骨神経痛に至るプロセスが分かった。3年前に帯状疱疹を患ったのが神経痛の原因だと書かれているのを読んだ。帯状疱疹(ヘルペス)は子供の頃にかかった水疱瘡(みずぼうそう)の菌が神経節に長い期間残っていて、ストレスなどの刺激によって突然暴れて痛く、かゆい水泡の症状として現れる。その後遺症として神経痛があって腰痛などに現れ、次に坐骨神経痛として現れたのだと・・・。納得。隣の水産高校のN先生には命の恩人として感謝しています。(救急車のったどう!!のブログを参照)神経痛の原因は運動不足や寒さ対策が出来ていないと起きやすいことも知った。実はあのとき、10月に入ってもタオルケット一枚にシーツをかけて寝ていて、寒かったのだ。もう少し自分のことに気をつければよかった。

しかし他にも要素があって、運動不足に高血圧であったのも原因で、食生活が独身であるために「身勝手、わがままな味付け」であるために、塩分は気にせず、「甘塩しゃけ」は塩しゃけではない・・・と改めて「塩」をふってから焼くようであったのを少し反省。なんと血圧が上が180を超えていて、これは毛細血管が詰まっているような状態。運動不足。

で、自炊は塩を半減するように味付けに気を付けるようにした。

いきなり味を変えるのは難しい。自分に何かを強いるのは「感覚的なこと」に関しては非常に難しいことだと思う。そこでタバコを止めた時のことを思い出して、ニコチン、タール用の少ないタバコにしたように、「素材の味」と「出汁のうまみ」に気を付ける事にした。例えばうどんを作ろうとするとインスタントの出汁ではなく、鰹節と昆布でとってうまみを尊重すことにした。これは絵を描くことに通じると・・・勝手に思う。しかし面倒くさいので、ちょっとした我慢が必要だ。それでも結局「だし醤油」を使うことを覚え、すこし減塩とする。買い物をするときは商品の裏のラベルをう読むようになり、塩分何グラムを気にする。ああ、テレビで醤油は霧吹きでかけると塩分を減らすことが出来る・・・と試してガッテンと。霧吹きの容器は何処に売っているのだろう?まだ買っていない。

年末があ近くなって来て、去年亡くなった父親には「おせち」を作って届けたのを思いだす。最高25品を重箱に詰めて、あの頃は熱心だった振り返るが、あの自分はどこに行った・・・。いや、自分の為に何かするというのは面倒くさいものだ。


(この猫は本文と関係ありません。くしゃみをしたらマウスが動いて、アプロードされていました。)

いや、実は運動不足対策に自転車を買ったのだ。ブリヂストン電動自転車で9万円ぐらいした。が、一回3㎞ぐらい走ってそのまま乗っていない。足が疲れて震えが止まらない・・・とは、要するに運動する前に下準備が必要だということ。

兎に角、年を取ると言うことは「ぼーと生きていてはいけない」のだ。老後を楽しく生きるために、残りの貯金を惜しげもなく叩いて、歯を直し、血圧に気を使い、気候の変化に対応し、少しは体を動かし、そして最もやりたいことをやる。つまり絵を描く、釣りをすると元気になる。絵食同源とこじつけたけど・・・。

今以上、自分のことに気を付けよう。

で、おまけの話。

スーパーで売っている生ハムではなくて、もっと美味しい生ハムを食べたいと思って、自分で創ってみる事にした。イタリアやスペインの生ハムとは違って、しびれるような味がないけれど、しょっぱいドイツの生ハムには近くなった。作り方は簡単

豚もも肉塊を買ってきて、軽く塩を振り、一晩寝かせて、翌日ソミュールに漬ける。出た水気は捨てる。ソミュールは以下の通り。

白ワイン

砂糖(塩の2倍)

ハーブ類(オレガノ、セージ、ローズマリー、タイム、ローリエ)

黒コショウ

に漬けこんで一晩。そして乾燥。この時、追加の黒コショウをかけても良い。冬のハエのいない時期には屋外でフックにぶら下げて乾燥させても良いが、春から夏は干物かごに入れて乾燥させる。表面が硬くなったら、ラップして冷蔵庫に入れ熟成させる。3週間ぐらい置くと、肉の色が赤黒くなって生ハムらしくなる。薄く切って食べよう。ビールのつまみに良い。