ここ島根県浜田市は5月25日は曇りだった。庭の可愛い月見草は夕刻には花びらを開いて待っていたのに、真っ暗だったのだ。もう月見草の季節になっているが、雨が降るとつぼみが閉じてしまって、梅雨の時期は寂しいけれど、頑張って雨の中咲いているけなげな子もいる。
梅雨入り宣言をまだしていなかったか?今日になって梅雨前線が思考の太平洋側に近づいているとか・・・。しかしこのところ雨だったり、晴れたり、曇ったりでおまけに大風が吹いて、プランターのトマトも風よけが外せない。
いや、気象庁はおかしいのだ。我が家は梅雨入りはとっくの昔にあって、湿度が高くなると「ノミ」が大繁殖する毎年の傾向が始まって、私は二週間前から毎日ノミと闘っている。なぜ湿度が高くなるとノミが元気になるのか分からない。何処で生まれて・・・おそらく猫だといえるが、だれが廊下に数十匹のノミをばらまいているのか?・・・・廊下にいるノミは(今年はしょうゆ君が突然廊下にウン子をしなくなったので・・・)私が歩くと。その振動で待ち構えてズボンに飛び掛かってくる。素足なら直接足の上に乗っている。明るい色のズボンに黒いゴマより小さな点が無数について、ヒッチコック劇場だ。私はこの時期には殺虫スプレーが欠かせない。思いっきり彼らに吹きかけて殺す。そのままズボンから離れずそこで死ぬものもいれば、飛んで逃げるものもいる。逃げたものも生かしておかないぞ!!私は目を凝らして廊下や畳の上の逃げたノミを追うと断末魔のけいれんを起こしてひろひろッと蠢く(うごめく)のが何匹も見つかる。しねッツ!!
ここの所毎日がこれだ。ウン子とどちらが良いか・・・。
ノミはベットの上で私が寝るまで追いかけてくる。寝始めて顔に飛んでくるものには閉口する。鼻の穴の周りがふわっとむずがゆくなって、明かりをつけるとノミが飛んで逃げるのを見つけて、「くそ!!おまえの洞窟探検の相手をするか!!」と必ず殺すまで追いかける。これで30分近く目が覚めて寝れなくなる。年寄りの睡眠不足は良くないそうだ。
寝るにも蒸し暑いから薄着で肌が露出して、そこを刺される。かゆくて目が覚める。
まったく対策が無い訳ではない。早めにノミ製造機である猫たちに「ノミ殺し薬」を首につけてやる・・・しかし中には触ることも出来ない「半野良ネコ」がいる。「ちょいとおいで」と言うと「シャアー!!」とやられて近づけないから、対策に完全はなく、ノミが出始めてから、晴れの日に限り、窓や戸を開けっ放しにして、掃除機をかける。部屋中を乾燥させて「ほこり」などノミが好みそうな場所を作らせないと数が減る。朝昼晩と気が付いたら掃除機をかけるのが有効だ。あとは飛びつくやつを減らすには殺虫スプレーを廊下にかけまくる。しかしくれぐれもスプレーの霧を吸い込まないように。
こんなこと書いていて、誰が喜ぶだろうか・・・とふと今考えた。
そうそう月見草だ。我が家の月見草には、夕刻に日が落ち始めると小さな可愛い黄色の花を咲かせるのが「姫月見草」という。姫月見草は日中はしぼんで花びらを閉じている。突然、マウスが動いて画像が張ってしまったが、この下を向いている白の八割れがしょうゆ君です。5月10日が2歳の誕生日で大人になり、突然廊下にウン子するのを止めました。不思議な子です。
ほかに昼間に咲く「オエノセラ」と呼ばれる月見草が隣の水産高校の庭に群生して咲く。花弁は同じ4枚だが花びらの先がピンク色で背丈も高く、一斉に咲くとかわいい。今日は風が強くてなびいてかわいそう。明日も元気でいて欲しい。黄色の姫月見草は秋まで次から次からと出て来て嬉しい。次のスーパームーンは20年後らしいから、それまで頑張っていて欲しい。
それから気象庁は日本海側の波の予報は「南の風」の時にはほとんど波が立たず、波高さ3mということはないから注意して欲しい。間違った予報は「釣り渡船」が2m以上の予報だと船を出せないから商売に響く。もっと勉強して欲しい。ちなみに波が高くなるのは「西風」「北東あるいは北の風」だからね。それからやはりもう「梅雨入り」したのではないかな?