そろそろ自分の決心について書く

もう自分の人生について先が見えなくてはいけないだろう。

１97１年の秋、20歳を迎えて自分の生き方が見えなくて苦しかった。70年に山口高校を卒業し浪人生活と同時に学生運動に傾倒した。この頃、民主主義がなくて、あったのは自民党政治の強権主義だけだった。若者たちに見えていたのは世の中の一部に過ぎなかったが、少なくとも先が暗い人生だと感じていて・・・この年になって岸信介の自民党や勝共連合と統一教会が一体化していたことがおおぴらになるとやっと当時が見えてきたような気がしている。

世の中はちっとも変っていはいない。傲慢な政治、無能で内向き、思考停止、前例主義とかがお気に入りで・・・G7で欧米諸国の在り方と同等だと自信をもって確信しているところは恥知らずを通り越している。80年代に石原慎太郎のジャパン　アズ　ナンバーワンを「恥ずかしい」と翻訳校正を担当した私の元カノ・マリリンは吠えていた。そんなものだ。今や経済は低迷、国民所得は下がれども上がらず、今の総理大臣・岸田は「給与が上がるように指示した」と・・・これがヤツの経済対策で、総理になるまえから金融税制の変更、自社株制限などを述べて株式市場を失望させた。国民から税金をより取り上げるのが政策で、水戸黄門様にこらしめてもらわないといけない。

まあ、世の中が変わらないからと言って「自分も変わらない」で済むわけない。「唯我独尊」誰しも自分こそ大事にしなければ、すぐに死ぬのだから面白くないだろう。

で、この二年間、本気でこの浜田を後にして、山口に引っ越す計画を立てて実現に努力してきた。土地を見つけてアトリエを立て、絵画修復や絵画技法の完結を目論むことにした。

つづく

 

子猫事件は一応落ち着き・・・・

ミーちゃんに子猫が生まれてから一月余り。二十年以上猫と暮らしながら、私にとって生まれてからを一部始終を観察する初めての機会だったが、何とか無事に育ち始めた。ミーちゃん4匹生み1匹死亡。知ちゃん6匹生み6匹死亡。白ちゃん4匹生み3匹死亡という結果になった。

そういうことで我が家は4匹増えて、今13匹の猫たちが暮らす。ミーちゃんの子猫たちが一月を過ごしたと言うことは大変なことだ。毎日点呼を取って、健康を確かめ・・・・生まれて二週間後に名前を付けた。茶トラは（９５％男の子で）チャッピー。白黒の顔が八割れでハチ（女の子だけどごめん）。キジトラは三代目、珠ちゃん（女の子です）。赤子の時の性別見分け方は、男の子はお尻の穴とおちんちんとの間が女の子より少し広めで・・・茶トラはメスは少ないし。

で名前で呼びまくって・・・少なくともチャッピーは名前を呼ぶと隠れていても出てくるから・・・生後一か月は人間の一歳だから当然だと思うのは私だけだろうか？？　それと珠ちゃんがカリカリを食べるところを目撃した。しかし皆まだミーちゃんの乳房にしゃぶりついている。

そして一番大事な家中の猫にお披露目！！を始めた。誘拐魔の熊（猫の名前です）から安全な時期を過ごすためにミーちゃんたち家族は私の寝室に閉じ込めて過ごしてきたのを、この先時々戸を開けて外出許可を与えることにした。そこで隣の部屋で子猫の奪い合いを演じた知ちゃん白ちゃん達の居る部屋にチャッピーがお出張り！！なんと知ちゃんの所で乳を飲んでいて・・・・「あのうー・・・・ちょっとそれで良いのでしょうか？」。

人間の基準で物事を測るのは良くないから・・・じいいっと観察するだけ。

スマートニュースで日本の教育についてアメリカ人二人が感想を述べている本、ブレンディット・スクーリング（2018年刊）があり、昨日注文したばかりだ。日本の教育システムが内向きで・・・要するに保守的で紋切り型・・・ガラパゴス化された方法で子供たちにとって良くないと・・・。なんせ、教師が教壇に立って教科書に書かれていることを繰り返し述べ・・・解説するというパターンは私が50年前に受けた教育から変化していないと述べている。頭ごなしに言うとすぐ「すねる」国民性だから、やんわりと具体的に批判して、子供たちにとっての教育で「自主的に考える」方法について教える。何のことはない私が批判してきた小学校からの教育が改善しないことを外人（！！）に言われているのだ。

何故、私が猫が好きかと言うと、「個人主義で自分の生き方を理解している」「死ぬ時も個人責任」でそれを見て寂しがる私は「まだ人間」です。

猫の夕食の時間です。