河口公男の絵画:元国立西洋美術館保存修復研究員の絵画への理解はどの様なものだったか?

油彩画の修復家として、専門は北方ルネッサンス絵画、特に初期フランドル絵画を学んできた経験の集大成を試みる

体力消耗に危ない対応

2024-08-08 10:52:49 | 絵画

この夏が異常気象から毎年続くであろうことは容易に想定できるが、上野の国立西洋美術館の前庭の彫刻はコンクリートの上に設置された。見たくもないが、この暑い夏に誰が鑑賞に訪れるだろうか?おバカな学芸員と館長によってコルビジエ案と称して、前庭の暑さ対策やロダン自身の考えを考察した前の彫刻展事案を排除して、コンクリートの上に置いたのだ。以前から観客のことを思い、警備の者に庭に水を撒いて、コンクリートの輻射熱を取り除くようにお願いしてあったのだが・・・・その時の館長は結果を考えておらぬだろう。なにせ所蔵品を見もしない、研究もしない連中だから。涼しい部屋でのんびり本でも読んでいるのだろう。

しかしこの夏も暑い。度を越していて、外には出られない。のにもかかわらず義理の兄がまた3度目の大島に行くと言い出して、アッシー君を務めた。二泊三日で走行距離は600㎞を超えた。義兄は82歳で大島の海水浴場でクロールで20mを往復して見せた・・・・若い(?)私には真似できない元気だ。途中くたびれた私は2度自損事故をおこしてJAFを呼んで助けてもらった。やはり疲れはピークだった。最後は山口市の嘉川の建築現場から浜田まで135㎞を帰るのに必死であった。9時近くに暗くなって帰宅すると、猫たちは多くは行方不明でふてくされていた。「とうちゃん!!缶詰食わせろ!!」という感じ。

とにかく猫に食事させて、私はごろんと横になると、かゆい!!かゆくて、腕のあつこちにまるで蕁麻疹のように赤い斑点が無数に出来ていた。これは、ひょっとしてダニに食われたか? もう体力は限界で、ぼりぼり引っ搔いてキンカンを塗りたくるが・・・・。

もう、ビールを飲んで寝たかったのに・・・ビールはまずいかも・・・・体温が上がるともっとかゆくなるから・・・くそー!!もうすごく不幸に感じた。風呂に入って汗を流したが、38℃の風呂は猫の体温で・・・・かゆい。もっと冷たい「水風呂」がふさわしかっただろう。とにかく横になって休んだ・・・・・が、かゆい!!またダニに食われたか・・・・と寝床を掃除するが、ダニらしき痕跡は無し。かゆいのは腕が主で、しかも手首と一の腕に集中していた。おかしい。

で、ちょっとおかしいのは・・・ひょっとして紫外線アレルギーか??・・・・以前にも釣りに行って裸出した腕に蕁麻疹のようなプツプツが出来たのを思い出した。付けられるのはキンカンより、副腎皮質ホルモンの入ったかゆみ止め???・・・・が直ぐにはないから、冬に乾燥肌のかゆみ止めに着けるメンソレータムの塗り薬で対応。

しかし、本質的な対応ではない。おそらく体力が消耗してアレルギー反応が出てきているのだと解釈。ユンケル飲んで寝る。カユカユ2日目は少し斑点が退いてきたように思う・・・・で、くそー!!飲んでやる!!つまりビールを飲みたかったので、ちょっと考えた。そうだ水風呂で体を冷やせば、ビールで体があったまってかゆくなることはあるまい!!と・・・考えた。で、34℃くらいで体が冷たいと感じる温度の風呂に入ってビールを飲んだのだ。ひひひっつ!!やはり痒くならない。それどころか赤い斑点が消えてきた。この夏は水風呂でビールだ。

しかし、ちょっとこれは乱暴だったかも。これを読んでくれる人にすべて通用するかどうか・・・分かりません。で、問題の訴訟の件で裁判所と警察に行ってきた。長袖の白いワイシャツを久しぶりに着て、日差しを避けた。東京では日傘をさして出歩く人も多いらしい。西洋美術館のコンクリートの前庭に日傘をさして彫刻を鑑賞するだろうか?しかし《考える人》は南に設置して逆光になったから、観る人も面白くないだろう。

皆さん体力消耗に気を付けてください。