おいおい、また猫の話か!!と怒られそうだが、猫は私の唯一の一緒に暮らす家族なので・・・・許されたい。実は猫は思いもかけない嵐とかに外出中に出くわすと、何を思うのか家に戻らないことがある。今まで元気でも突然といなくなるケースもあった。そのミーちゃんが、ここ10日近く続いた悪天候、つまり海辺の西寄りの冬の風が吹き始めて、日中でも風速15mの風で、西側に向いて歩けない状態が続いて、夜間は風切り音でうるさくて寝られなくて、「耳栓」をして寝るほどだったことから、いなくなった。
最初の晩から、風の具合からどこかに避難していて、夕食時には帰宅すると思ったら・・・いない。そして翌日、また翌日と続いて、何か私が食べさせた物が痛んでいて、体調を悪くして治るまで帰宅しない。もう動けない状態だと猫はそのまま「死」を選択する。三日しても天候は良くならず・・・五日、六日となって私も覚悟を決めた。小さな人形棚の中に作った仏壇に線香をあげた。
毎日線香をあげて猫を数える。9匹か???
12月2日、昼近くなって朝のコーヒーを飲もうと、一階の居間(ここが猫部屋)の隣の台所でごそごそしていたら、大きな鳴き声で甘えるミャーミャーうるさい声。「なんだ、うるさいなー!」と勝手口の猫ドアから入ってきた子がミーちゃん!!!おいおい生きて帰った来たのか、それとも?? と思ったら、大声で甘えるミャーミャー!!「生きて帰ってきたぞ」我が家で一番の美人猫のお帰りだ。10日から帰宅しないで、寒波の嵐をやり過ごした珍しいやつ。
「何か食うか」「これ食え!!」と盛んにカリカリにチュールを与える。めちゃくちゃ食べる。10日ぐらいなら大人猫は大丈夫だが、子猫なら3日が限度。もう大人でよかったな。痩せて帰宅という感じではなく、病気も無いようダ。
やれやれ、涙が出てきた。