minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

とほほな一日・・・

2012年06月01日 | ライブとミュージシャンたち
ピピ・ピアソラのグループをセロニアスに聴きに行き、バリトン,テナー、アルト&ソプラノの3管を加えたみごとなアンサンブルと変拍子の曲などでアルゼンチンのジャズの凄さを目の当たりにし、翌日はウーゴがゲストで出演するというのでギターリストのコンサートに行き、ウルグアイ出身のウーゴのピアノを真後ろから堪能できた。




この映像はPipiのグループ。凄まじい前衛的なライブのあとに、アンコールでやった「おじいちゃんの曲をやります。」という感じでサービスで演奏してくれた有名な曲だけれど、しびれました~~~~。これぞブエノスアイレス音楽だ!

こちらはウーゴ・ファトルーソがゲストに入ったギターの人のバンド。ウーゴがあまりに凄過ぎてギターはかすんでしまっていたが・・(苦笑)。



8月にヤヒロくんたちとのツアーでまた日本に来るそうです。ぜひ行ってみて下さい!!そして奇しくも2日間続けて出演していたバリトン、バスクラ(なんでもやるようだけど)のMartin。彼自身はタンゴのサックスカルテットをやっている。私のCDをあげたら、お返しにそのCDを貰ってしまった。良い奴だ~~~。「次のギグはどこ?遊びに行くからね。」と約束をして帰宅。


帰宅後、トシキはさっさと寝てしまい、私とRioだけメールチェック。さあ、寝よっか。と思って椅子から降りようとしたとたん、下にあったサックスケースに蹴つまずき、そのままよろけて椅子から転げ落ち、コンクリートの床に落ちる寸前に低い木のテーブルの角にちょうど後頭部のくぼみのところにガツンとあたり、そのまま倒れた。後頭部からは血が流れ出し・・・・息子がいたのでキッチンペーパーを持って来てもらって、上からタオルで押さえ込み止血。トシキは夢の中で、全く起きてくる気配もないw。

「このまま横になって寝るから大丈夫。」と心配してくれる息子に頭をタオルで巻いてもらいながら倒れ込むように眠った。

翌朝、頭はちょっとぼっとしていたが、それはいつもの事だし、痛みはなくなってほっとした。しかし、パレルモにダニエルと待ち合わせをして行くはずの予定は延期してもらう。今日は一日大人しくしていたほうが良さそうだ・・・。トシキとRIOは街に買い物に出かけ、私はアパートでお留守番。サックスの練習が久しぶりにできた。

みんなが帰って来たので、TReSの新曲を練習。そこでハッと気がついた。
「あれ、サックススタンドがない!」

日曜のDancing Moodの時にステージで使って、そのまま持って帰るのを忘れていたのに今頃気がついた・・・ひえ~~~。出てくるだろうか???アルゼンチンを信用したいよ、神様~~~!!


夜はダニエルが我が家に遊びにくるので、お好み焼きと鳥から揚げを作ってパーティだ!と言いながらも空元気。今日は・・・・とほほ。