「Rio Gallegosにはそんなに美しいものはないけれど、人々の心は美しいの。」
到着してすぐに、ヴェロニカ(ママ)が言った言葉だった。本当に家族の一員として暖かく迎えてくれ、何から何まで面倒見てくれたCamporro一家には心から御礼を言いたい。Mucho Mucho Gracias......
コンサートを終えた夜、ファビアンの家に親戚一同が集い、恒例のAsadoが9時頃から始まった。おじいちゃん、親戚のおじさん、ファビアンの息子マリアーノ、ファビアン、と大きな男たちが一生懸命肉を焼く。女性陣はサラダを作ったりデザートを持ち寄って楽しくおしゃべりして待つのがここの習わし。
「コンサート、素晴らしかったわ!あなたはまるで火のようね。」そんな嬉しい言葉を頂きながら、本場のアサードが次々と・・・。鶏、豚、牛、羊。ここのメインは羊だけど、ほかにもチョリソが何種類もあって(モルシーシャなど)全てが食べきれないくらいだったが、意地汚い私はちょっとづつ全部味見。こちらの肉は半端じゃなく美味しい。野生の鶏、牛、羊たちの味は引き締まって本当に格別。おじいちゃんの味付けも抜群だった。
そして、夜中2時をまわっても男たちはyoutubeでカラオケするわ、マリアーノはボンボを叩いてアンドレアとフォルクローレを踊るわ、歌え踊れの大騒ぎ。疲れのピークが来ているのに一緒に踊るはめに・・・汗。ここの人たちの体力は計り知れないので、ちょっとお先に失礼する事にした。
翌日は一日ゆっくりできるので、パパとママがドライブに連れて行ってくれた。6日間も休みをとって私たちがパタゴニアを堪能できるように全て考えてくれていたファビアン。「ペンギンが見たい!」という私の最初の希望を叶えるべく、釣りに行こうとしたのだが、トシキも私も風邪っぽかったのでドライヴだけになった。
家から5分ほど行くと海峡(海と川が交差するところ)があったけど、今度は15分ほど走り、海に連れて行ってくれたのだ。360度の地平線を生まれて初めて見ることができ、海に沈む夕陽(といっても4時だけど)を眺めながらパタゴニアを満喫。ペンギンは見る事ができなかったけど、やはりここにこれて良かったな~~~。「寒いところは嫌だ~~!」と言ってごめんなさい(ペコリ)!
そして、月曜は朝からテレビ局へ。朝から雨がしとしと降り出した。パパとママは仕事が始まったのに、私たちの送迎を引き受けてくれて交替で車移動してくれている。全てお世話になりっぱなしだ。
9時から演奏なんて、絶対ありえないけど(苦笑)、生放送だから仕方ない・・・。と本番を待っていると、テレビ局が慌ただしい。なんと、停電になってしまったので、放送は一端中止。結局予備電源で撮影し、翌朝の放送にまわす事になってしまった。
録画だから安心して[Harvest Song]と[La Maravilla!]を演奏し(もちろん一発OK)、テレビ局のスタッフ全員と記念撮影。いやはや、こちらの人たちって写真好きが揃っているなw。明日この放送を見てから飛行機に乗る事になりそうだ。停電は夜もあったが、こちらでは日常茶飯事らしい。
収録も終わって、スタッフたちがRioに「最後にソロで一曲吹いてほしいな」と頼むとRioは「Take Care of All my children」を吹き始めた。留学中にいつもソロで吹いていた思い出の曲だ。自分の音になって堂々と吹ききった姿がまたまた感無量・・・なんだか、こちらに来て本当に頼もしく感じる。スタッフも大喜びでRioと記念撮影。人気をすっかりRioにさらわれてしまったなw。
それが終わるとすぐにRioの学生時代の同級生たちとの会食の約束が・・・。とにかく分刻みに忙しいのだ。
スーパーで食料を買い込んで私たちがTita(一番面倒見てくれた友人宅)で日本食を作る計画だった。今回は巻寿司はやめて、肉じゃがとお好み焼き。Titaのお母さんの手料理も沢山あって、総勢10名以上の楽しいパーティだった。さあ、帰ろうと思って外を見たら雪だ!カラファテの時ほどではないけど、こちらで雪が降るのはめずらしい。そして有り難い事にティタのお父さんが家まで送り届けて下さった。
ここでもやはり人気者のRioはみんなと涙のお別れ。私もお世話になったお母さんと抱き合って号泣。
家に戻るとおばあちゃんの家に住んでいるお姉ちゃん(アンドレア)も最後の晩餐に参加。お母さんが手料理をふるまってくれた。Rioが大好きだったのよ、と美味しい鶏を丸ごと野菜と煮込んだもの。これもめちゃくちゃ美味しかった~~~。
ここに来てからめちゃくちゃ涙腺が弱くなっているようで、夕飯を待つ間もアンドレアとママが沢山のプレゼントをくれたり、手紙を書いて読んでくれたり、思い出になるように、とムービーを作ってくれたり・・・本当に嬉し涙が止まらなくて目が腫れちゃった。アンドレアたちが日本にもし来たらこんなに暖かく迎えてあげられるのだろうか、今の日本で・・・・と複雑な思いが交差する。
Nuevamente Gracias!!!!!!! パタゴニアの暖かい人たちと広大な景色を一生忘れる事はないでしょう。みんなみんな、本当にありがとう!また会う日まで。
到着してすぐに、ヴェロニカ(ママ)が言った言葉だった。本当に家族の一員として暖かく迎えてくれ、何から何まで面倒見てくれたCamporro一家には心から御礼を言いたい。Mucho Mucho Gracias......
コンサートを終えた夜、ファビアンの家に親戚一同が集い、恒例のAsadoが9時頃から始まった。おじいちゃん、親戚のおじさん、ファビアンの息子マリアーノ、ファビアン、と大きな男たちが一生懸命肉を焼く。女性陣はサラダを作ったりデザートを持ち寄って楽しくおしゃべりして待つのがここの習わし。
「コンサート、素晴らしかったわ!あなたはまるで火のようね。」そんな嬉しい言葉を頂きながら、本場のアサードが次々と・・・。鶏、豚、牛、羊。ここのメインは羊だけど、ほかにもチョリソが何種類もあって(モルシーシャなど)全てが食べきれないくらいだったが、意地汚い私はちょっとづつ全部味見。こちらの肉は半端じゃなく美味しい。野生の鶏、牛、羊たちの味は引き締まって本当に格別。おじいちゃんの味付けも抜群だった。
そして、夜中2時をまわっても男たちはyoutubeでカラオケするわ、マリアーノはボンボを叩いてアンドレアとフォルクローレを踊るわ、歌え踊れの大騒ぎ。疲れのピークが来ているのに一緒に踊るはめに・・・汗。ここの人たちの体力は計り知れないので、ちょっとお先に失礼する事にした。
翌日は一日ゆっくりできるので、パパとママがドライブに連れて行ってくれた。6日間も休みをとって私たちがパタゴニアを堪能できるように全て考えてくれていたファビアン。「ペンギンが見たい!」という私の最初の希望を叶えるべく、釣りに行こうとしたのだが、トシキも私も風邪っぽかったのでドライヴだけになった。
家から5分ほど行くと海峡(海と川が交差するところ)があったけど、今度は15分ほど走り、海に連れて行ってくれたのだ。360度の地平線を生まれて初めて見ることができ、海に沈む夕陽(といっても4時だけど)を眺めながらパタゴニアを満喫。ペンギンは見る事ができなかったけど、やはりここにこれて良かったな~~~。「寒いところは嫌だ~~!」と言ってごめんなさい(ペコリ)!
そして、月曜は朝からテレビ局へ。朝から雨がしとしと降り出した。パパとママは仕事が始まったのに、私たちの送迎を引き受けてくれて交替で車移動してくれている。全てお世話になりっぱなしだ。
9時から演奏なんて、絶対ありえないけど(苦笑)、生放送だから仕方ない・・・。と本番を待っていると、テレビ局が慌ただしい。なんと、停電になってしまったので、放送は一端中止。結局予備電源で撮影し、翌朝の放送にまわす事になってしまった。
録画だから安心して[Harvest Song]と[La Maravilla!]を演奏し(もちろん一発OK)、テレビ局のスタッフ全員と記念撮影。いやはや、こちらの人たちって写真好きが揃っているなw。明日この放送を見てから飛行機に乗る事になりそうだ。停電は夜もあったが、こちらでは日常茶飯事らしい。
収録も終わって、スタッフたちがRioに「最後にソロで一曲吹いてほしいな」と頼むとRioは「Take Care of All my children」を吹き始めた。留学中にいつもソロで吹いていた思い出の曲だ。自分の音になって堂々と吹ききった姿がまたまた感無量・・・なんだか、こちらに来て本当に頼もしく感じる。スタッフも大喜びでRioと記念撮影。人気をすっかりRioにさらわれてしまったなw。
それが終わるとすぐにRioの学生時代の同級生たちとの会食の約束が・・・。とにかく分刻みに忙しいのだ。
スーパーで食料を買い込んで私たちがTita(一番面倒見てくれた友人宅)で日本食を作る計画だった。今回は巻寿司はやめて、肉じゃがとお好み焼き。Titaのお母さんの手料理も沢山あって、総勢10名以上の楽しいパーティだった。さあ、帰ろうと思って外を見たら雪だ!カラファテの時ほどではないけど、こちらで雪が降るのはめずらしい。そして有り難い事にティタのお父さんが家まで送り届けて下さった。
ここでもやはり人気者のRioはみんなと涙のお別れ。私もお世話になったお母さんと抱き合って号泣。
家に戻るとおばあちゃんの家に住んでいるお姉ちゃん(アンドレア)も最後の晩餐に参加。お母さんが手料理をふるまってくれた。Rioが大好きだったのよ、と美味しい鶏を丸ごと野菜と煮込んだもの。これもめちゃくちゃ美味しかった~~~。
ここに来てからめちゃくちゃ涙腺が弱くなっているようで、夕飯を待つ間もアンドレアとママが沢山のプレゼントをくれたり、手紙を書いて読んでくれたり、思い出になるように、とムービーを作ってくれたり・・・本当に嬉し涙が止まらなくて目が腫れちゃった。アンドレアたちが日本にもし来たらこんなに暖かく迎えてあげられるのだろうか、今の日本で・・・・と複雑な思いが交差する。
Nuevamente Gracias!!!!!!! パタゴニアの暖かい人たちと広大な景色を一生忘れる事はないでしょう。みんなみんな、本当にありがとう!また会う日まで。