minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

忘却の彼方/Oblibion

2012年06月09日 | ライブとミュージシャンたち
NotoriousはCDショップの奥にあるジャズレストラン。さらに奥に奥は中庭がある、良い雰囲気のお店だった。しかし、80ペソのミュージックチャージはこちらでは破格値。一体全体お客様がどのくらい来るのだろう?と心配していたら、超満員。さすが、大野さんの人気!!

大野さんのピアノは華麗!の一言。力強いタッチでぐいぐいと聴く人たちを引き寄せていく。長年NYで頑張って来た堂々としたパフォーマンス。スペイン語、英語、日本語を上手く使い分けながら饒舌なMCにも関心してしまう。しかも美人だし!!

ギターのリカルドは好々爺といった感じで、ネックの先がないギターを使っているところが小畑師匠に似ているのでとっても親近感w。かなりのテクニシャンで大野さんの軽快なリズムの曲やバッハをアレンジした曲もさらっとこなしていて、二人の気の会ったみごとなDUOを堪能。ラスト2曲で私たちが喚ばれ、ピアソラのOblivion、Maravillaを披露し、満員の観客たちがとても喜んでくれた。




特にOblivion[忘却]は本場でもあるし、演奏していてなんだか感無量。ああ、ピアソラの曲をアルゼンチンの人たちに聴いてもらえるなんて・・・・。

演奏後も次々に「明日はどこでやるの?」と質問攻め。ネームカードとかをこういう時に作っておけばよかったな~なんて毎回思うのだが、学習できない私。トシキが名刺作って持っていたけど、この前全部財布ごと盗まれちゃったしな~。それでもFaceBookで私を探し当てて友達申請してくれる、FB大好きアルゼンチン人の多さにびっくり。

さあ、この調子で火曜もJazzlogiaという劇場で無料コンサート。300人くらいの大きさらしいけど、楽しみだな~。大野さん、誘って下さって本当にありがとう!