minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

日本の裏側で乾杯!

2012年06月08日 | 
昨日はNY在住の美人ピアニスト、大野智子さんがブエノスアイレスでCD発売記念ライブを行う為にアルゼンチンにやってきた。

彼女のお気に入りのエンパナーダ屋「La Americana」に連れて行ってもらう事になっているが、待ち合わせ場所になかなか現れない。連絡もとれず、どうしよう・・・と途方にくれて3人で交差点の角に佇んでいると、よく知った顔。あ!ダニエルだ~~~!

ダニエルは大学が終わってから街の空手道場に通っているのだ。そこへ行く途中だったらしく・・・「Que casuaridad!!/なんて偶然!」

なんだかこんな人ごみでダニちゃんに会えるなんて!と熱い抱擁を交わし、彼はまた空手へ向かって行った。

さあて、大野さんとうまく会えるのか知らん、と大野さんが宿泊のホテルを探しにウロウロ。しかし、それも見つからず・・・もう一度待ち合わせの交差点にもどると、そこに大野さんの姿!!良かった~~~!とまたまた熱い抱擁。日本ではこんなことめったにしないのに、海外にいると抱擁したりほっぺにキス、って凄く自然にできてしまう。なんでだろう?

大野さんは以前からNYのミュージシャンとこちらに演奏に来たり、レコーディングを行ったりしている関係で今回もブエノスアイレスに在住のギターリストRicard LewとのDUOを行うことになっていた。ちょうど私たちのスケジュールとタイミングがあったので「じゃあ、ブエノスでも一緒に演奏しましょう!」

とりあえず本日のNotoriousというジャズクラブでちょこっとお邪魔する事に。そして来週火曜日はJazzlogiaという劇場で無料コンサート、この2本だけだが、偶然が重なった素敵なライブになるに違いない。楽しみです。

彼女のお気に入りのエンパナーダ屋は肉汁がたっぷりでめちゃくちゃ美味しかった。好きで好きで曲名までここのお店の名前つけちゃったの、というだけありますねw。本当に御馳走さまでした~~~!





彼女と別れてから、近所のヒロ&マサのお宅へ。彼らは週末にウルグアイに小旅行にでかけ、私たちと同じ日に大変な目に遭われたりしたそうだけど、とりあえず御元気そうでよかった。

ウルグアイでしか売っていない卵の黄身のようなものを飴でコーティングしたお菓子(めちゃくちゃ好き!)

ウルグアイでも作っているところが1つしかなくなっちゃったそうですが・・・

や、モルシーシャドゥルセ

アサードで食べる血の塊のようなソーセージにレーズン,ナッツなどを練り込んだもの

ビールなどお土産を私たちの為に買って来て下さっていたのだ。しかも、こちらでは大変貴重なマーサお手製の魚料理や、ヒロさんが作った「イカめし」などの手料理までお土産に持たせて下さり・・・筆舌に尽くしがたいほどの感謝。なんだか、実家がここにもできたような温かな気分で帰宅の途についたのだった。