minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

TReS y IVAN Live @ Sashimiya

2012年06月14日 | ライブとミュージシャンたち
「俺がいつも演奏している日本食レストランで演奏しない?」

イケメントランペットのイヴァンがTres Quartsで毎週遊びに来てくれ、誘ってくれた。もちろん、断るはずがないw。

イヴァンは私たちを迎えに来てくれ、少しだけ家でリハーサル。小さな車にウッドベースと4人がぎゅうぎゅうになりながら「Sashimiya」というレストランへ。

「Sashimiya」で出迎えてくれた日系アルゼンチンのNAOMIちゃん。もともと沖縄の出身で6歳までは日本にいたそうで、日本語とスペイン語を軽々と使いこなして明るい笑顔で出迎えてくれた。店内に入ると酢飯の香りがプ~~~ン。お腹がきゅうにグルグル。

「今日は好きなだけ好きなものを食べていいんだよ。」とイヴァンに言われていたけど、やはり演奏前には食べられないから、あとでね!と横目で見つつ・・・・。

それほど大きくはない店内に次々とお客様が。このお店の人気なのか?昨日のJAZZLOGIAでのコンサートでファンになってくれたメキシカンの可愛らしい留学生のカレンも、歌手のエレナも約束通り来てくれた。嬉しいなあ。


「ぜひメキシコにも来て!!」とカレン。すっかり家族の一員のようw。

イヴァンの知人でブエノスアイレスでは有名なアーティストHugoや超美人歌手(ミゲルの恋人)やら、アルゼンチンの美男美女たちが続々と集まってきた。さあ、そろそろ演奏しよっか。




ひげのおじさんが有名なウーゴ。

演奏開始してからイヴァンの師匠のトランぺッター、ミゲランヘルも登場。一緒に3曲ほど演奏。ミゲルはなんとNaomiちゃんの高校時代の音楽の先生でもあった!!(今はミゲルはトランペッターとしてだけ仕事しているそうだ。自分のバンドにはあの、ピピ・ピアソラdrがいた。)

いや~~、楽しい!!し~~んと聴いてくれる観客がやはり有り難いw。2セットたっぷり演奏し、アンコールはエレナと一緒に「Summer Time」を演奏して終了。サックス2、トランペット2、ベース1という大所帯で、ベースは生音で大変だったけど圧巻のライブになった。

こちらに来てトシキがブエノスアイレスに来ていろいろと調査した結果、驚いた事に、Boomの島唄を歌えるアルゼンチンが非常に多い事が解った。ダニエルも歌えるのだ。私はよく知らなかったけど(苦笑)。そこで、急遽TReSでやろう!とトシキがアレンジ。

日韓ワールドカップの時のアルゼンチンでのサッカー応援ソングになり、アルゼンチン人の歌手が歌って大人気に。「上を向いて歩こう」は知らない若者が「シマウ~タヨ~」と歌うのだ。という事で最後はこの曲をTReSアレンジで演奏する事に。全員が大合唱という一幕も・・・。さすがサッカー大国アルゼンチン!

CDも沢山売れたし、演奏後にいただいた、ソーキソバ風うどんも絶品。帰りにお寿司をお持ち帰り。怪しい日本食屋が多いけど、「Sashimiya/サシミヤ」は最高でした!




このチラシデザインはNaomiちゃん本人によるものだった。



「帰る前にもう一度ここで演奏しませんか。」とNAOMIからも言われてニンマリ。イヴァン、本当にありがとう!!素敵な出会いにまたまた感謝の夜だった。


演奏後にも「サチの為に一曲吹くよ」とミゲル&イヴァンのDUO。いや~、ファンキーなおじさんたちですw。