minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

Viva! Sessiones /気のいいレゲエ仲間たち

2012年06月12日 | ライブとミュージシャンたち
てくてくと楽器担いだTReSがDefensaを行く・・・・。Dorego広場は最初に来てすぐに見つけた、素敵な市場のある場所。近所だから29番のバスを待つ間についちゃうよ、といいながら歩く事になった。(自分でもあきれるくらい元気だ。)

金曜に大きなコンサート(このバンドの10周年)を控えているレゲエバンド
「Sessiones/セシオネス」。これもまたまたプロデューサーMartinの紹介でどうやら私たちも参加するらしいのだがどんな事になっているのかさっぱりw。

今回もまた何の予備知識もないまま、楽器持って来て一緒に演奏できるよ。というMartinの誘いにのってホイホイとTReSで出陣。断ったらミュージシャンが廃る、とばかりに。アグレッシブだな~と自分でもあきれるけど、こうなりゃMartinを信じるしかない。

セッティングの途中だったが、誰が誰だかさっぱり。リーダーのギターリストRucianoをMartinに紹介してもらうと


「やあ!君たちの演奏をyoutubeで観てるよ!今日は来てくれてありがとう。」ともの凄く優しい笑顔でほっぺにチュ。いい人がにじみ出ているナ~。


ホーンセクションはテナーとトランペット。テナーのお兄ちゃんがいろいろと親切に演奏する曲のテーマをその場で私たちに教えてくれるけど、そんなにいっぺんに覚えられないよ(涙)。

「本番で横で聴きながらあわせるね。全部は覚えられないから。」と私が言うと「OK、Bbの譜面ならあるから好きに吹いていいよ。」そんな話をしているうちに、あれ?気がつくといつの間にか本番になっていた。



今日は全く告知なしのライブで、観客も関係者がほとんど。だから和気あいあいの楽しいムード。ステージが高いのだけれど、ドラム、ギター2本、キーボード、ベースが乗ったら目一杯。ステージの下に私たちホーンセクションとパーカッション。結構大所帯だw。

2,3曲参加すればいいのかと思いきや、いきなり1曲目からBbの譜面を見ながら適当に合わせながら・・・気がつけば全曲演奏していた。トシキは流石にベースがいるので、ラストの3曲に参加。


ベーシストが懇切丁寧にトシキにパターンなどを教えてくれる。なんて良い奴!!

次々に全く知らない曲の譜面が...汗。こりゃ、初見のいい練習になるな、と思いつつ、時々まわってくるソロも楽しく吹かせていただく。ヤンヤの喝采。1曲終わるごとにバンドメンバーたちも大喜びで私たちに拍手を送ってくれるのだ。こんなに気持ちよく演奏させてもらえることはめったにない。

Rucianoのオリジナルはギターリストだからか、シャープが5個とかフラット6つとか、やたらに難しいキーが多いけど、コードは複雑じゃないのでソロも好きなだけ思い切り吹ける。譜面もBbだったけれど、横でTpとTsのお兄ちゃんたちが親切に手取り足取り教えてくれる。

Sessionesのメンバーのみんな優しい事と言ったら・・・。いや~、Sessiones、最高ですw!20曲以上、全て参加させてもらい、あっという間のライブ終了。


Martinとルシアーノとかんぱ~い!

ルシアーノが嬉しそうに

「今度の10周年コンサートにぜひ参加してほしい。できれば明日、スタジオでリハーサルがあるからそこにも来てくれないかな?」

という事で、断るはずもなく「じゃあ、明日ね!」と彼らと別れ帰宅。ふ~~~、今日も長い一日だったけど楽しかった。金曜の本番が待ち遠しい。

Festejamos nuestro
10 aniversario
Viernes15/06 22hs
Buenos Ayres Club - Peru571 $30

www.sessionesreggae.com