「今日はこちらのサッカーチームの大事な試合が3時からあって来れないっていう人たちが続出しちゃってるんだ・・・これがアルゼンチン人なのさ。ごめんね。」
私たちのコンサートをママの働いている美術館で行う事になり、同じ3時開演という事だったのだが、ちょっと客足が悪いみたいでパパがオロオロ・・。チケットは130人は売れている、と言っていたけど・・・。そんな訳で予定通りには開演せずに少しだけ待つ事になった。
アップライトベースを持って来たトシキは家の前のロック少年からアンプを借り、私たちはもちろんノーPA。美術館で音の響きも最高なので、何の問題もなかった。リハーサル中にテレビ局がやってきて一曲「La Maravilla」のテーマだけを撮影。「素晴らしい!!」とディレクターのファビアンがCDを買ってくれ、さらにRioGallegosのピンバッチをRioにつけてくれた。嬉しいね。
開演は20分押しでスタートした。ステージにあがると、150席がほぼ満席になっているじゃん。ありがとう、ファビアン!!私たちは大きな拍手で迎えられた。
1セット目の最後に島唄を演奏すると、みんなが一緒に歌ってくれて・・・。途中の休憩で喚び出されてみんなと撮影会まで。休憩にならなかったけど、パパが仕切っている事だから、まかせましょw。
そして2セット目の最初にファビアンのMCで「さあ、これから私たちアルゼンチンが一番好きな曲を演奏してくれるそうです!」と幕を開けた。
ブエノスアイレスでは封印されていた「国歌」を演奏したのだ。最初の部分を吹き出した途端、案の定みんなが歌い出した。途中までしか演奏せずに次の曲へ行ってしまうアレンジなので、怒られるんじゃないかとちょっと心配していたが、私たちの演奏が終わると静かに拍手が沸き起こった。いやあ、感動。
こちらに来て久しぶりの演奏だったけれど、Rioのサックスが確実に良くなって来ているのが嬉しかった。Rioのファンの女の子たちが黄色い声をあげていたw。
そして、パパとRioの司会進行のもとで行われたコンサートだったが、私らも何か言わねば、とトシキは自分の曲の前に説明をした。「Harvest Song」では尾瀬の仲間たちに捧げた事まで。結構長い挨拶だったけど、ちゃんと通じたようだ。
私も最後の曲がLa Maravillaだったので、スペイン語で考えて来た言葉を読んでご挨拶した。(カラファテの時からパパに聞いてもらったりして、練習してきたのだw)。
挨拶を一応メモしておこう。
Muchas Gracias por todo. Me alegro mucho de venir aqui con mi familia.
Como ustedes saben hubo un gran terremoto en Japon.(ご存知の通り、日本で大地震が起こりました)
Ahora hay muchos problemas y dificultades. (今も沢山の難しい問題を抱えています)
Por eso tenemos que vivilr con valentia. (それでも私たちは勇気を持って生きていかねばなりません)
Pero tambien estamos muy felizes por que tenemos la musica que nos alegra el corazon. (でも幸運なことに私たちには心に響く音楽があります)
Nunca vamos a olvidar la gran amabilidad de los argentinos en especial de la patagonia y de la familia camporro. (アルゼンチン、特にパタゴニアの人たち、そしてカンポーロ一家の親切を決して忘れる事はありません)
Nuevamente Gracias !!! (改めて、有り難うございます!)
たどたどしい挨拶だったけど、わ~~っと一斉に拍手が沸いた。どうやら通じたみたい。よかった~。このあとに、RioがMaravillaの説明をさらにフォローしてくれ、演奏に入ったので、盛り上がらない訳はない。
地震があった時に真っ先にパパから連絡が入った。Rioが東京に戻ってすぐだったし、こちらの人たちはみんな心配してパパのところに電話をかけてきてくれたようだ。おばあちゃんも毎日眠れなかった、と言っていた。本当に本当にここでこうしてまた元気に演奏する姿を見せられて、なんて幸せな事だろう・・・.そう、あの地震がなければ、ここに来る決断もしていなかったと思う。
鳴り止まない拍手にアンコールも2曲演奏し、無事にコンサートが終了した。持って行ったCDも完売。初めてちゃんとしたギャラもパタゴニア旅行付で貰えた・。ありがとう!!!パタゴニア!!!!
私たちのコンサートをママの働いている美術館で行う事になり、同じ3時開演という事だったのだが、ちょっと客足が悪いみたいでパパがオロオロ・・。チケットは130人は売れている、と言っていたけど・・・。そんな訳で予定通りには開演せずに少しだけ待つ事になった。
アップライトベースを持って来たトシキは家の前のロック少年からアンプを借り、私たちはもちろんノーPA。美術館で音の響きも最高なので、何の問題もなかった。リハーサル中にテレビ局がやってきて一曲「La Maravilla」のテーマだけを撮影。「素晴らしい!!」とディレクターのファビアンがCDを買ってくれ、さらにRioGallegosのピンバッチをRioにつけてくれた。嬉しいね。
開演は20分押しでスタートした。ステージにあがると、150席がほぼ満席になっているじゃん。ありがとう、ファビアン!!私たちは大きな拍手で迎えられた。
1セット目の最後に島唄を演奏すると、みんなが一緒に歌ってくれて・・・。途中の休憩で喚び出されてみんなと撮影会まで。休憩にならなかったけど、パパが仕切っている事だから、まかせましょw。
そして2セット目の最初にファビアンのMCで「さあ、これから私たちアルゼンチンが一番好きな曲を演奏してくれるそうです!」と幕を開けた。
ブエノスアイレスでは封印されていた「国歌」を演奏したのだ。最初の部分を吹き出した途端、案の定みんなが歌い出した。途中までしか演奏せずに次の曲へ行ってしまうアレンジなので、怒られるんじゃないかとちょっと心配していたが、私たちの演奏が終わると静かに拍手が沸き起こった。いやあ、感動。
こちらに来て久しぶりの演奏だったけれど、Rioのサックスが確実に良くなって来ているのが嬉しかった。Rioのファンの女の子たちが黄色い声をあげていたw。
そして、パパとRioの司会進行のもとで行われたコンサートだったが、私らも何か言わねば、とトシキは自分の曲の前に説明をした。「Harvest Song」では尾瀬の仲間たちに捧げた事まで。結構長い挨拶だったけど、ちゃんと通じたようだ。
私も最後の曲がLa Maravillaだったので、スペイン語で考えて来た言葉を読んでご挨拶した。(カラファテの時からパパに聞いてもらったりして、練習してきたのだw)。
挨拶を一応メモしておこう。
Muchas Gracias por todo. Me alegro mucho de venir aqui con mi familia.
Como ustedes saben hubo un gran terremoto en Japon.(ご存知の通り、日本で大地震が起こりました)
Ahora hay muchos problemas y dificultades. (今も沢山の難しい問題を抱えています)
Por eso tenemos que vivilr con valentia. (それでも私たちは勇気を持って生きていかねばなりません)
Pero tambien estamos muy felizes por que tenemos la musica que nos alegra el corazon. (でも幸運なことに私たちには心に響く音楽があります)
Nunca vamos a olvidar la gran amabilidad de los argentinos en especial de la patagonia y de la familia camporro. (アルゼンチン、特にパタゴニアの人たち、そしてカンポーロ一家の親切を決して忘れる事はありません)
Nuevamente Gracias !!! (改めて、有り難うございます!)
たどたどしい挨拶だったけど、わ~~っと一斉に拍手が沸いた。どうやら通じたみたい。よかった~。このあとに、RioがMaravillaの説明をさらにフォローしてくれ、演奏に入ったので、盛り上がらない訳はない。
地震があった時に真っ先にパパから連絡が入った。Rioが東京に戻ってすぐだったし、こちらの人たちはみんな心配してパパのところに電話をかけてきてくれたようだ。おばあちゃんも毎日眠れなかった、と言っていた。本当に本当にここでこうしてまた元気に演奏する姿を見せられて、なんて幸せな事だろう・・・.そう、あの地震がなければ、ここに来る決断もしていなかったと思う。
鳴り止まない拍手にアンコールも2曲演奏し、無事にコンサートが終了した。持って行ったCDも完売。初めてちゃんとしたギャラもパタゴニア旅行付で貰えた・。ありがとう!!!パタゴニア!!!!