大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

ワインオフ(ピノ・ノワール)

2004年12月21日 15時54分12秒 | オフレポート(2000年)
 【ピノ・ノワールオフ】に参加いただきました皆様、ありがとうございました。今回もまた至らない幹事でありましたことをお詫びいたします。

 メンソールはこの日、会社の忘年会があったのですが、乾杯だけで抜け出しました。乾杯したのが17:20分頃、【ピノ・ノワールオフ】の開始が18:00ですので、これでもぎりぎりです。

 『ピノ・ノワール』に到着した17:58ごろ。すでに他の参加者は店内に入っていました。遅れて到着したメンソールは、まず初参加の方々に挨拶をして、名刺を配ります。今回は何と静岡からも参加を頂いております。


 さて、一本目はヴーヴ・クリコ。一杯目の乾杯は、シャンペンで行いたいと事前に申し入れて置いたのですが、まさかメンソールの好きなヴーヴ・クリコ(Vieuve Chiequot Ponsardin)がいきなり出てくるとは、大きな喜びでした。実は、シャンペンについてはサーベラージュがもし可能ならとお願いしていたのですが、これは無理のようでした。確かに店の構造上、どちらを向いてサーベラージュしても何かが壊れてしまいそうです。このシャンペンは美味しかったです。会社の忘年会での乾杯はシャンペンもどきだったので、その味の差は歴然でした。


 二杯目は白ワイン。プーシー(Sancerre Domaine:La Poussie、1995)でした。やや酸味のある辛口のワインでした。

 三杯目はいきなりのモンラッシュ(Chassagne Montrachet、1996)でほんのりと甘口、後口がほんのりスパイシーなワインでした。実は、モンラッシュというのは、誰でも名前を聞いたことがあると思うくらい有名な白ワインなのですが、メンソールはこの日初めて飲みました。ブドウはソーヴィニヨン・ブランです。
 
 四杯目はオー・ボン・クリマ(Au Bon Climat、1997)。これまでの二本はブルゴーニュのものでしたが、こちらはカリフォルニアはサンタ・バーバラのワインで、カリフォルニア・シャルドネ種のものです。前回飲んだときは、もっと酸味の強いワインのように思ったのですが、今回飲んだものは美味しかったです。というかめっちゃ旨かったです。まさにしろワインのトリを務めるのにふさわしいワインでした。

 フード類はメモを取っていなかったのでよく覚えていないのですが、トマトのバケット、貝柱のイチゴソース。貝柱はカルパッチョを意識したのか、ニンニクで下味が付けられていたようです。スパゲッティーミートソースは酸味のよく効いた美味しいスパゲッティーでした。もっと固い目に茹であげてくれた方がメンソールは好みなんですけどね。トルティージャにもニンニクが入っていました。

 それでは赤ワイン、五杯目はコート・デュ・ローニュ・ヴィラージュ(Cotes-du-Rhone Villages、1990)、メンソールはこのあたりで単なる酔っぱらいと化しているので、味の方の解説はいたしませんが、こちらの飲み具合に合わせてデカンタージュしていただいていました。他の赤ワインも、事前に開栓していただいていました。

 六杯目はシャトー・シサック(Chateau Cissac、1994)、実はメンソールはこのシャトー・シサックは大好きなのです。前回飲んだときよりもややあっさり気味でした。

 七杯目、オー・ボン・クリマ(Au Bon Climat、1997)、先に飲んだのは白ですが、こちらは赤です。葡萄はカリフォルニアのピノ・ノワール種。こちらもめっちゃ旨かったです。メンソールがシャトー・シサックに感激したのは先月のことなのですが、いともあっさり抜き去られてしまいました。

 八杯目、マルゴーのシャトー・テルトル(Chateau du Tertre、1990)、カベルネ・ソーヴィニヨン種。オー・ボン・クリマの赤で感激したにもかかわらず、あっさりとその上を行ってくれました。メンソールの横には女性達が座っていたのですが、もううっとりとして放心状態。

 フード類の方ですが、鶏肉の煮込み、サラダ、それから茄子のピザ。このピザは絶品でした。口当たりが違うのですが、たぶん、上からパン粉をまぶしてあるのでしょう。美味しかったです。


 実はこの後特別なものが出ました。何が出たのかはメンソールは知りません。まだ飲めるぞーという三名だけが飲みました。

 その後、静岡からのゲストが撃沈してしまいました。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

赤鼻オフ(ひらかた仙亭)

2004年12月21日 15時06分46秒 | オフレポート(2000年)
 1900年代ではなくて、21世紀でもない、2000年の忘年会会場を提供いただきました料理長にまずは、感謝申し上げます。

 今年の後半になって、【大阪グルメ倶楽部】に参加いただきました方々にも多数参加いただきまして、ありがとうございます。長らくご無沙汰していた方々にもお会いできて楽しかったです。美人のマキコフ嬢を忘れてしまったのは、一度会った女性の顔と名前は絶対に忘れないと世間一般で言われているメンソールとしては、大失態でしたが....。


 献立内容については、すでに料理長からアップされているとおりですが、メンソール的には造りが非常に気に入りました。ルッコラ、千社唐(ちしゃとう)、アンディーブの上に、鯛とサーモンをへぎ作りにしたものを乗せ、ドレッシングとしてはかぶらのドレッシングと、モツァレラチーズがかけられていました。料理長曰くは「やっぱり造りは山葵醤油の方が....」だったのですが、酸味を効かせたかぶらドレッシングで食べる造りは、モツァレラチーズとの相性も良く、和風カルパッチョという感じで、とってもセクシーでした。


 実は、献立表に書かれていない裏メニューがあって、鍋でも使った赤鼻という魚の頭部のオーブン焼きが出されました。大皿に乗せられて出てきた赤鼻のオーブン焼きは、それはそれは圧巻でした。ちなみにこの日用意された赤鼻は29.5kgだそうで、サイズは160cmくらいあったそうです。味はほとんど鰤でした。
 
 料理長の説明によれば赤鼻は、名古屋沖で捕れる魚で、鰤が巨大化したものだそうです。魚類でよく見られることなのですが、ある環境が整うと、本来二倍体である染色体が三倍体となることがあるそうで、そうなると二倍体よりもサイズが大きくなるそうです。三倍体は正常に分裂できないので、三倍体は一代限りとなります。


 鍋はすき焼き風でした。赤鼻以外にも、すずき、鯛、穴子、赤貝などがありましたが、メンソール的には穴子が最高でした。でも、すき焼きは最高でしたね。


 デザートのアイスクリームは、二色の練り胡麻がすごく香ばしくて、セクシーでした。


 料理長はすでに、2001年の忘年会に向けてのメニューを考案中のようですので、
今から楽しみにしておきましょう。


(店  名) ひらかた仙亭
(ジャンル) 和食
(住  所) 枚方市大垣内町3-1-20
(電  話) 072-846-3333
(定 休 日) 水曜日
(ウ ェ ブ) http://www2.ocn.ne.jp/~sentei/index.html



★☆ 補足(献立内容) ☆★


先付 鱈白子寄せ
薄切り金柑、とさか海苔
若芽、打ち胡瓜
ちり酢、薬味

造里替り 鯛、サーモンへぎ作り
ルッコラ、千社唐、アンディープ
かぶらドレッシング

蒸物 かぶら射込み
モッツァレラ、銀杏、百合根、なめこ
才巻、三つ葉、イクラ
銀餡、むしり鯛、柚子

魚すき鍋 赤鼻、すずき、鯛、穴子、赤貝
白菜、水菜、青葱、玉葱
笹掻き牛蒡、焼き豆腐、ひねり蒟蒻

止椀 赤出汁

御飯 合鴨御飯

口直し アイスクリーム、苺
二色練り胡麻
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする