大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

福力(居酒屋/南本町)

2006年03月29日 19時49分08秒 | 居酒屋系(日本酒&焼酎)
 本町駅10番出口からすぐのところにある大箱の居酒屋。キャパシティは100席らしい。店の外には立ち飲みスペースもあるし、これからの季節なら外で立ち飲みするのもいいかも…。

 ここの名物は、ホルモン類。メニューにはもつ鍋をはじめとして、もつの串焼きなどもある。もちろん、居酒屋の定番メニューなんかも充実している。もう一つ、カップ酒も売り物らしいんだけど、それほど取りそろえは多くないし、純米系と吟醸系とかを特に意識しているわけではなさそう。

 タンテキというものがあったのでオーダーしてみた。多分タンのステーキを略してタンテキというんだろうと思ったんだけど、タタキのようなユッケのような感じのもの。もつ煮込みはコリコリをメインに煮込んだもの。よく煮込んであって、コリコリがフワフワに感じるほどなんだけど、残念ながら化調がきつい。化調なんか使わなくてもいいのに…。


(店  名) 福力
(ジャンル) 居酒屋
(所 在 地) 大阪市中央区南本町3-2-16 丼池山下ビル一階
(電  話) 06-6120-1717
(営業時間) 11:30-14:00、17:00-24:00
(定 休 日) 日祝
コメント (2)
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李白(南森町)

2006年03月21日 18時23分58秒 | チャイニーズ
左)東坡肉(トンポーロー)
中)油淋鶏(ユーリンチー)
右)玉子&トマト炒りつけ

 偶然に見つけた店で、はっきり言って余り期待はしていなかった店。良くある町中の中華料理店だと思って扉を押したとたんにびっくりしたのは内装。中華料理店とは思えないようなライトを落とした、倶楽部のような照明。壁はほとんどブラック。テーブルのみ、しかも中央部分だけがダウンライトで照らされている。

 メニューを見ると、四川料理を家庭料理風にアレンジした料理を出してくれる店であることが判る。リーズナブルと言うよりはやや安い目の価格設定も嬉しい限り。メニューは、酒のアテ系、しっかり系、点心系といった感じで、一般の中華料理店とは若干異なるカテゴリ分けがされていたりするところが楽しかったりする。

 とりあえずメンソールは、ゆっくり落ち着いて料理を待とうという算段で、紹興酒を二号でオーダー。酒のアテ系メニューの中から東坡肉、しっかり系の中から油淋鶏をオーダーする。紹興酒が日本主要の銚子&猪口で今日されるあたりちょっと違和感があったりするけど、とりあえずまず一口。そして二口。そして三口目を飲もうとしたあたりで東坡肉がテーブルに運ばれてきた。東坡肉というのは豚肉の角切り煮込んだもの。ををっ、このサービングの早さは何だと驚く。しかし、皿に乗せられているのは何だ?。これは東坡肉か?。薄く衣が付けられていて揚げられていることが判る。上には洋辛子が乗せられているのはノーマルな東坡肉と同じ。しかし、横に添えられているのは酢生姜だったりする。東坡肉って、煮込み料理だぞ…、と思うが一口食べてみると、衣のサクサク感と中の豚
肉のねっとり感が素晴らしいコントラストを奏でてくれる。東坡肉は、メンソール的には肉と脂と皮が三層になって、その食感や味のコントラストがあることが条件なんだけど、その上にさらに四層目が重なったような感じ。東坡肉と言ってしまうと異論がありそうだけど、東坡肉をベースにしてアレンジした料理というのであれば、納得の料理だと思う。値段も500円。一切れしか入ってないので、これをリーズナブルと言うかどうかは別問題だと思うけどね。でも、ポーションが少ないのは、一人で行っても多品種をオーダーしたいという向きには好適だと思う。

 二品目の油淋鶏は、中華料理好きのメンソールが特に好きな一品だったりする。鶏の唐揚げは、下味を付けすぎたりしているものが多いが、こちらの油淋鶏はしっかりした味の鶏肉を使用していることもあるのか、それほどした味は強くない。噛むとしっかりと旨みが飛び出してくる。あと、酸味の効いたソースが嬉しかったりする。

 紹興酒が少し残ったので、玉子とトマトの炒りつけをオーダーした。こちらは、玉子がふんわりでトマトの酸味と良く合う。トータルでいくとこの料理が一番気に入ったし、これでご飯が一杯食べれてしまう。

 苦言を呈しておくと、最初の東坡肉が、芯まで暖かくなっていなかったこと。料理が出されるスピードから考えると、あらかじめ調理したものを再加熱したものと思われるが、その時の加熱が足りなかったんだろうと思う。あと、器はすべて滋賀県在住の陶芸家である山本敦子の作品を使用している。それならどうして紹興酒がありふれた日本酒用の銚子&猪口で供すのさ。醤油や酢のような調味料入れが、どうして既製品なんだと、思ったりする。こだわっていることをアピールしている割りには、いまいち徹底されてないような…。

 グランドオープンしたばかりの店なので、ちょっと気長に見守っていこうかなと…。それから、しばらくの間ランチタイムの営業はないそうです。




(店  名) 李白
(ジャンル) 中華料理(四川系)
(所 在 地) 大阪市城東区森之宮2-7-103 森ノ宮第二団地七号棟一階
(電  話) 06-6967-3971
(営業時間) 11:30-14:00(売り切れ御免)、18:00-23:30
(定 休 日) 月曜日(祝日の場合は翌日が休み)
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角(森ノ宮)

2006年03月19日 17時50分15秒 | 居酒屋系(日本酒&焼酎)
画像はサツマイモバター。デザート感覚で…。

 和風創作料理の店らしい。森ノ宮界隈って、余りセクシーな店がないんで、楽しみにしてたりした。庭園が見える座敷席があったりするとか聞いていたので…。

 メンソールが行ったのは、二回のカウンター席だったけど、三階の座敷だったら別系統の料理が供されたとは思いにくいし、居酒屋というのが一番適当ではないかと。決して割烹とか料亭とかの類ではないです。


(店  名) 角(かく)
(ジャンル) 和風創作料理らしい。メンソール的には居酒屋と思う。
(所 在 地) 大阪市中央区森ノ宮中央1-10-16 第二森ノ宮中央ハイツ二階
(電  話) 06-6910-8878
(営業時間) 11:00-14:00、17:00-22:00
(定 休 日) 日祝
コメント (2)
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432″本店(福島区吉野)

2006年03月19日 17時11分01秒 | その他
 屋台風の串カツ屋。串カツ以外のメニューも豊富。油は五種類をブレンドして使っているらしい。しっかり油切りもしてくれるので衣はサクッとしている。串カツは一本90円からあるが、車海老やフグなどの食材を使った串カツもあり、こちらは200円。
 

(店  名) 432″本店(しみずほんてん)
(ジャンル) 串カツ
(所 在 地) 大sかしふくしまくよしの2-11-27
(電  話) 06-6449-4367
(営業時間) 16:32-26:34(04:32pm-02:34pm)
(定 休 日) 火曜日
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マユール(中央区平野町)

2006年03月12日 16時04分46秒 | カレー
 インドカレーといえばボンベイキッチンが老舗として有名ですが、今回の会場となった『マユール』は、ボンベイキッチンで修行された方か、あるいは姉妹店ではなかったかと記憶しています。インド料理店で出されるカレーとしてはごく普通のものという印象。

 店は、ビルの二階にあるんだけど、入り口がなかなか分かりにくいというか、ごちゃごちゃしている感じが否めない。それはビルオーナーの責任だから関係ないが…。

 今回のオフでは、参加者数が四名ということだったので、カレー&ナンで攻めることにした。タンドリーチキンとかをオーダーしても面白かったんだけど、そうなるとカレーの種類を減らさざるを得なくなるので…。カレーのカテゴリーとしては、野菜系、マトン系、魚介系、鶏系があったので、各人が各カテゴリーから一つずつ選ぶという形式となった。ナンに関してはメンソールにおまかせされてしまったので、通称風船ナンと言われる揚げナンをオーダーした。あとはノーマルなものとオニオンが入ったナン。

 メンソールは辛くても平気なので、メンソールがセレクトしたチキンカレーについては激辛を指定。他のカレー達はノーマルとした。辛さになれていない人たちは、やっぱりチキンの激辛味は辛かったみたい。

 例によってメンソールは、手づかみで食べさせて頂きました。手づかみというのは、日本のレストランではかなり行儀の悪いこととされているので、ひょっとしたらびっくりされたかもしれませんが、手で食べるとスプーンとかで食べるのとは味が違います。間違いなくワンランク上の味になるので、まずは自宅あたりでお試しになってください。炊きたての白飯とか調理したてのカレーとかでやると、手を火傷するので気をつけてやってください。



(店  名) マユール
(ジャンル) インド料理
(所 在 地) 大阪市中央区平野町3-2-8 甘粕ビル二階
(電  話) 06-6201-9567
(営業時間) 11:00-14:00、17:00-21:30
(定 休 日) 日祝
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JINGO Standing(立ち飲みバー/靱本町)

2006年03月12日 15時24分10秒 | 居酒屋系(日本酒&焼酎)
 台湾系の中華料理が食べれる立ち飲み系のバー。立ち飲み系といっても、折りたたみ式の椅子は用意してあるので、立ってるのが辛い人は座ってもOK。但し、椅子を出したり畳んでなおしたりするのはセルフサービスになってる。
 
 店はカウンターがメインだが、奥にテーブル席もある。もちろんテーブル席にも固定椅子はないので、座りたい人は自分で折りたたみ椅子を持ち出してセットすることになる。

 カウンターに陣取ったメンソールの最初のオーダーは摩訶不思議なことにビールだった。ヘンプビールがあったんで迷ったんだけど、ヴァイツェンにした。ビールの台座にはナプキンが巻かれていて、それがコースターの代わりになっているんだろうと思う。テーブルが濡れるのを防いでくれているようだ。

 台湾料理といえば定番のハムをまずオーダー、メニューに赤字で書いてあるのがお勧めだと言うことで、赤字で書いてあったイカ&セロリをオーダーした。実の子とを言うと、メンソールは余り台湾料理は好きではないんだけど、その中でもハムは気に入ってる。独特の旨みがある。ハムをちびちび食べていると、ビールがことのほか早くなくなってしまったので、続いて紹興酒をオーダーした。瓶から杓ですくってサーブしてくれる。イカ&セロリは、薄味なんだけどしっかりした味で、イカにはちゃんと化粧包丁が入っているし、とてもいい感じ。でも、台湾料理と言うよりは広東料理といった感じ。で、聞いてみると広東料理風に作ってるんだそうだ。台湾料理よりは広東料理を好む客の方が多いかららしい。

 最後は、メニューの中で気になったサツマイモと牡蠣を使った料理をオーダーしてみた。お好み焼きのようなチヂミのような感じで、噛み切ろうとしても持ちのように伸びていく。食感も面白いし、メンソールは気に入ってしまった。
 
 さて、この店のシステムが少々変わっている。この店だけで通用するJINGOという通貨単位があって、メニューなどもこのJINGOで表示されている。1JINGOは120円と思えばいい。オーダーしたものが届けられるたびに、目の前に用意されているタンブラーに木製のコインが入れられていく。支払いの時には、そのコインの数だけ日本円を払うと言った感じ。キャッチフレーズとしては、女性が行ける立ち飲み屋だそうだ。予算としては、女性で2,000円程度で十分らしい



(店  名) JINGO Standing
(ジャンル) 立ち飲み系&中華系バー
(所 在 地) 大阪市西区靱本町1-3-27 さくらビル一階
(電  話) 06-6441-3653
(営業時間) 11:30-14:00、17:30-23:30(土曜日はランチなし)
(定 休 日) 日祝

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帆(居酒屋/本町)

2006年03月11日 12時08分26秒 | 居酒屋系(日本酒&焼酎)
 少し前に灘にある居酒屋に行って、多分誰もが知ってる大メーカーの、誰もが知ってるブランドの日本酒を飲んだ。飲んだ瞬間、へっと思った。これって何さ?。メンソールが知っている日本酒とはとうてい思えない。強いていえば砂糖水にアルコールを添加したようなものと言う感じ。なので、その反動からか旨い酒を出してくれる店に突入した。

 店はカウンターが八席、テーブルが七席、小上がりがあって12席くらい。カウンターの中には大将と、なぜかコックコートを着た人が…。あと、フロアを担当する仲居が一人。

 アテの方は極簡単なものめざしとか酒盗とかがメインになっているが、日本酒に合うアテ、ワインや焼酎に合うアテ等も別欄に書かれている。日本酒の方も値段のバリエーションがすごい。メンソールが飲んだのは一杯目が山形の樽平。これは880円。次に飲んだのが菊姫の山廃吟醸で、これは1,280 円。そのほか、1,800円クラス、2,100円クラスのものもあり、極めつけは菊姫の菊理姫(くくりひめ)と司牡丹の一竿がグラスで7,000円。グラスといっても一合はなくて100mlだからから五勺半ぐらい。もちろんメンソールは手を出していない。

 メンソールが最後に飲んだのが古酒。達磨正宗の十年古酒で、確か2,100円だったような。他にも月桂冠秘蔵古酒は昭和51年製造のものだったりする。多少温度を上げた方がいいと言うことだったので、冷や奴をオーダーする。冷や奴といってもざる豆腐で直径17cmくらいのざる豆腐が半分くらいのサイズで、ボリューム的にはかなりのもの。で、鰹節、おろし生姜、ネギが乗せられてるんだけど、そんな薬味は不要なほど豆腐自体の味わいが深い。

 豆腐を食べ終わったあとは、ボヘミアングラスに入れられた古酒を、ブランデーのように揺らしながら舐めるように味わう。豊かなふくらみのある古酒は、シェリーに似ていると例えられることもあるけど、メンソールが飲んだものは、それどシェリーっぽくなかった。シェリーっぽくしようと思えばシェリー樽で寝かせばいいんだし…。ま、酒飲みが行くのは辛い店だな。会計が指数関数的に膨れあがるし…。


(店  名) 帆
(ジャンル) 居酒屋
(所 在 地) 大阪市中央区南本町4-2-10 本町永和ビル地下一階
(電  話) 06-6241-7177
(営業時間) 11:30-13:00、17:30-22:00
(定 休 日) 土日祝
(そ の 他) 地下鉄本町駅の18番出口に直結してす。
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やま本(天王寺)

2006年03月05日 14時10分55秒 | 居酒屋系(日本酒&焼酎)
 やま本という居酒屋は、そのメニューのユニークな命名で人気がある店です。たとえば、茄子の五番は茄子の浅漬けに醤油とナンプラーをまぶした小鉢で580円。茄子の九番は、五番にさらに茄子のベーコンをトッピングしたもので980円といったあたり。

 今年のメンソールは、トリビーを飛ばして日本酒からスタートする。最初は白鷹だったかな。で、名物の鶏皮煎餅。通常鶏皮煎餅は、首皮を使うが、この店ではモモの皮を使う。モモ皮の方が綺麗な黄金色になるかららしい。あと、上げずに焼いていると言うところが違う。今回は土曜日ということで、焼きたてではなかったのが残念なところ。こういった料理は、アツアツを食べないとせっかくのパリパリ感が損なわれてしまう。

 続いても名物のタコの甘煮。明石のタコをキリンレモンで煮たもの。ビールやコーラを使って似るというのは良くある料理法だが、コーラでは甘すぎてだめらしい。甘露煮のようになったタコを、味付け海苔に乗せ、カイワレかキュウリの千切りを乗せて巻いて食べる。

 メンソールは、二杯目の李白。アテの方は、鶏の唐揚げウィスキー醤油ソース。それから名物のレタスのしゃぶしゃぶ。フランベする時にブランデーを使うのは良くあるが、ウィスキーを使うとちょっと変わった味わいになったりして、メンソールは好きだったりする。で、鶏の唐揚げウィスキー醤油ソースというと、変わった料理のような気がするが、実は中華料理にある鶏甘酢を和風にしたような感じのもの。レタスのしゃぶしゃぶもメンソールが好きな料理の一つで、メンソールならマヨネーズにジンを合わせたものでハム類とかも巻いたりして食べたりする。この店では、醤油&ウィスキーのタレがかけられている。オイスターソースが入っているようで入っていないような味が楽しかったりする。ちょっと味は濃いと思うけど…。

 最後にもってきたのは、アボガドの生ウニ乗せ。アボガドに醤油をかけるとマグロのような味になるとか、マグロの中落ちとアボガドを合わせるとトロになるとかというのはよく知られているところだけど、一口食べてみてマグロ&ウニの味を狙ったんだろうなと判ったりして、にやけてしまったりした。



(店  名) やま本
(ジャンル) 居酒屋
(所 在 地) 大阪市天王寺区勝山4-2-14
(電  話) 06-6772-5048
(営業時間) 18:00-23:00
(定 休 日) 無休

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まくろびお(自然食家庭料理/北新地)

2006年03月04日 16時39分33秒 | その他
 店名から判るとおり、マクロビオティックな店。マクロビオティックの中心となる考え方はいくつかあるんだけど、第一に、自分が生活している土地でとれる旬の食材を取ることにより、その土地とその季節にあった健康な身体を作る。第二に、食物には無駄なものはないので、野菜の皮、アクなども含めて、できるだけ全体を食べる。第三に、穀物と野菜を中心とした食事をとる。主食は穀物とし50%、副食として野菜や海草が30~40%、動物性食品は魚介類うぃ中心として10%~20%。そのほかに、陰陽の調和とか消化吸収を助け、食べ過ぎを防ぐために30回以上咀嚼するといったような考え方に基づいている。ちなみに、マクロビオティックというのはフランス語なんだけど、実は発祥は日本で、東洋医学のよう方法に基づいていたりする。食生活が原因で生活習慣病が増加したと考えているアメリカ人達に受け入れられていて、マドンナやマイケル・ジャクソンといった有名人も実践しているらしい。

 店は、カウンターのみ七席の小さな店なので、出かける際には直前にでも電話で確認した方がいい。基本的にはおまかせコース(3,500円くらい)があるだけ。席に座ると、嫌いな食材や食べれないものはないかと聞いてくれる。マクロビオティックな店なので、ビオワインも置いているが、余りビオっぽくなかった。国産ビオは甘口だから料理に合わないだろうと言うことで、お勧めしてもらえなかった。

 メンソールは、いきなり日本酒をオーダーした。春鹿だったけど、もちろん無農薬の米を使ったもの。最初に突き出しがでるが、軽く辛子風味を聞かせたもの。続いてが前菜の五種盛り。コース内容は日によって変わるが、この日は、自家製の薄揚げ、ほうれん草のお浸し、レンコン&ひじき、あずき、紫芋のきんとん風のもの。面白かったのは、煮大根の雑穀あんかけ。二種類の雑穀を使ったあんがかけられている。味付けは控え目で素朴な感じ。メインは、肉料理と肉を使わない料理の二種類が用意されている。どちらかがセレクトできるんだけど、メンソールは両方食べた。まず、肉料理の方は、豚肉とレタスの炒め物。これにそばがきを上げたものが乗せられている。やっぱり、肉&脂の味は懐かしいとまで感じてしまう味だった。肉を含まない方のメインは、レンコン&ひじきなどを使ったハンバーグ。こちらもなかなか素朴でいい感じ。

 店としてはちょっと可愛そうなくらい狭い。コンロなども据え置き型のものを置くスペースがなくて、簡易型のものだし、スペースも狭いので調理するのも窮屈そう。あと、大皿料理的に作り置きするものが多いので、野菜類など水分が出て薄くなってるものもあったりする。豚肉&レタスとかレンコンハンバーグとか、雑穀あんとかは、その場で作ってくれるのでいい味なので、ちょっとこれが惜しいか…。


(店  名) まくろびお
(ジャンル) 自然食家庭料理
(所 在 地) 大阪市北区堂島1-3-28 堂島センター
(電  話) 06-6343-0961
(営業時間) 17:00-23:00
(定 休 日) 土日
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