実はかなり前から知っていたんですが、なかなか訪問する機会がなくて、今回、やっと訪問することができました。20年前なんて、10,000円のコースを食べようと思えば、よほどの覚悟が必要でしたし…。
完全予約制で、しかも店には表札があるだけで看板らしきものはありません。扉はあるんですが、取っ手はないので、内側から出ないと開けられないようです。インターフォンを押して予約名を告げると、亭主が開けてくれます。料理は、月替わりのおまかせコース(10,000円)のみ、支払いは現金のみでカードは使えません。
まずはつきだし、ではなくてアミューズです。菜花なんですが、下にはハマグリが隠されています。桜がほころびかけたとは言え、三寒四温で寒い夜を迎えることもあるので、暖かいアミューズは心まで落ち着きます。
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鯛のにぎりです。いきなりの寿司です。その味はと言うと、正直、説明できません。酸味、塩み、ワサビの香り、鯛の旨味などのいろいろな味と香りが爆発するかのように口の中に広がり、さっと消えていきます。鮨は余り食べないんですが、これは絶品でした。
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八寸ですが、上段は左から、煮穴子、雲丹&鯛、ホタルイカ。下段は左からカツオ、マグロ漬け、エビ&タルタルソースです。空間に趣を感じるというか、その中で秩序を感じるというか、美しいですねぇ。
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野菜小鍋です。中央は蟹が入っています。薄くスライスした人参の甘みが最高でした。それ以上に、和風の優しい出汁が胃に染みる感じ。心にも染みこんできますが…。
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サンドイッチです。
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隠れて見えにくいですが、下にあるのはノドグロです。上に乗せられている黒いものは豆鼓です。ノドグロが美味いのもさることながら、豆鼓の香りが鮮烈で、味的にも良いアクセントになっています。
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言われなくても分かるのはアスパラガスなんですが、言われないと分からないのはスッポンでしょう。黄色く見えている丸いものは、スッポンの卵です。
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卵焼きの逆さ寿司です。箸休め的な意味があるんだと思います。卵焼きを挟んでおいた方が、次の料理が引き立つと、あとから見返してみて思いました。
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紅ショウガ、青海苔、ソース&マヨネーズとくればたこ焼きなんですが、たこ焼きじゃありません。タコも入ってませんし…。これは河豚の白子だそうです。でも、外側のカリッと感、内側のネットリ感が黙って食べると本当に、たこ焼きです。
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メインは伊賀牛です。違う方法で三階焼くので、三段焼きなんですが、その工程は教えてもらったものの記憶から落ちました。最後がサラマンダー。炭焼きの工程もあるようです。添えられているのは、言うまでもないと思いますがクレソン。薬味が三種用意されますが、メンソール的には中央の、醤油漬けニンニクの薄切りが一番合うと思います。
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最後は茶漬けと香物が出されます。
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亭主は話し好きなので、亭主との会話を楽しむのも、この店を楽しむこつだと思います。
(店 名) 中尾
(ジャンル) 割烹
(所 在 地) 大阪市中央区島之内2-13-9 第一右田ビル
(電 話) 06-6213-1563
(営業時間) 18:00-応相談
(定 休 日) 日曜日
(席 数) カウンター7
(予 約) 必須(完全予約制)
(カ ー ド) 不可
完全予約制で、しかも店には表札があるだけで看板らしきものはありません。扉はあるんですが、取っ手はないので、内側から出ないと開けられないようです。インターフォンを押して予約名を告げると、亭主が開けてくれます。料理は、月替わりのおまかせコース(10,000円)のみ、支払いは現金のみでカードは使えません。
まずはつきだし、ではなくてアミューズです。菜花なんですが、下にはハマグリが隠されています。桜がほころびかけたとは言え、三寒四温で寒い夜を迎えることもあるので、暖かいアミューズは心まで落ち着きます。
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鯛のにぎりです。いきなりの寿司です。その味はと言うと、正直、説明できません。酸味、塩み、ワサビの香り、鯛の旨味などのいろいろな味と香りが爆発するかのように口の中に広がり、さっと消えていきます。鮨は余り食べないんですが、これは絶品でした。
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八寸ですが、上段は左から、煮穴子、雲丹&鯛、ホタルイカ。下段は左からカツオ、マグロ漬け、エビ&タルタルソースです。空間に趣を感じるというか、その中で秩序を感じるというか、美しいですねぇ。
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野菜小鍋です。中央は蟹が入っています。薄くスライスした人参の甘みが最高でした。それ以上に、和風の優しい出汁が胃に染みる感じ。心にも染みこんできますが…。
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サンドイッチです。
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隠れて見えにくいですが、下にあるのはノドグロです。上に乗せられている黒いものは豆鼓です。ノドグロが美味いのもさることながら、豆鼓の香りが鮮烈で、味的にも良いアクセントになっています。
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言われなくても分かるのはアスパラガスなんですが、言われないと分からないのはスッポンでしょう。黄色く見えている丸いものは、スッポンの卵です。
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卵焼きの逆さ寿司です。箸休め的な意味があるんだと思います。卵焼きを挟んでおいた方が、次の料理が引き立つと、あとから見返してみて思いました。
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紅ショウガ、青海苔、ソース&マヨネーズとくればたこ焼きなんですが、たこ焼きじゃありません。タコも入ってませんし…。これは河豚の白子だそうです。でも、外側のカリッと感、内側のネットリ感が黙って食べると本当に、たこ焼きです。
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メインは伊賀牛です。違う方法で三階焼くので、三段焼きなんですが、その工程は教えてもらったものの記憶から落ちました。最後がサラマンダー。炭焼きの工程もあるようです。添えられているのは、言うまでもないと思いますがクレソン。薬味が三種用意されますが、メンソール的には中央の、醤油漬けニンニクの薄切りが一番合うと思います。
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最後は茶漬けと香物が出されます。
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亭主は話し好きなので、亭主との会話を楽しむのも、この店を楽しむこつだと思います。
(店 名) 中尾
(ジャンル) 割烹
(所 在 地) 大阪市中央区島之内2-13-9 第一右田ビル
(電 話) 06-6213-1563
(営業時間) 18:00-応相談
(定 休 日) 日曜日
(席 数) カウンター7
(予 約) 必須(完全予約制)
(カ ー ド) 不可