2023年07月07日にグランドオープンした。ウクライナ料理が食べられる店です。外観はこんな感じです。
内観はこんな感じです。
内観(2)。
内観(3)。
テーブルにはこのようなロゴが描かれています。
ウクライナ料理と行っても、どんなものがあるか知らない人が多いと思うので、先ずはメニューから行きましょう。メニューの下の方にピィリジキがありますが、ロシア語で言うピロシキです。ロシアのウクライナ侵攻以来、ウクライナではロシア語表記、ロシア語発音をしなくなっているので、このようになっています。
これだけでは分かりにくいということでしょう。写真入りのメニューも用意されています。内容については、フロア担当が丁寧すぎるくらい丁寧に教えてくれます。日本語ですので、翻訳ソフトは必要ないです。
ドリンクメニューはこちら…。
さて、先ずはビールです。せっかくなので、国産ビールではなくてウクライナ産ビールにしたいところです。ここでお勧めを頂いたのが、このビール『JOHNSONUK/ジョンソンUK』です。残量希少と言うこともあって、メニューには載っていません。ラベルに描かれているのは、イギリス首相であったボリス・ジョンソンです。ウクライナが侵攻を受けたときに、強力に支援したのがジョンソン首相なので、そうした意味もあるのでしょう。UKには、United Kingdomとウクライナの二重の意味がありそうです。タイプとしてはスタウトなんですが、甘味があって、どうやらキャラメルとかレーズンとかも使われているようです。
こちらも、メニューには載っていない料理なんですが、お勧めされたので、オーダーしてみました。じゃがいもを使った料理です。
こちらはサーロ。豚肉のバラの部分を塩漬けにしたもので、ライ麦パンを合わせて食べるようです。
添えられていたライ麦パンです。
ウクライナ産のワインも飲んでみたいというところで、先ずは白ワインです。スホリマンスキーという地元品種を使ったワインです。ウクライナ南部にあるオデーサ州で作られているようです。
こちらは、ポークレボクで、ピクルスですね。キャベツ、胡瓜などで作られています。酸味はそれほどではないです。
ボルシチです。ロシアのボルシチはシチュー的な感覚なんですが、ウクライナのボルシチはスープな感じです。中にサワークリームを入れて、野菜の甘味とサワークリームの酸味を相互に味わうのがウクライナでの楽しみ方らしいです。
赤ワインです。ラベルにあるチザイはウクライナにある地名です。
オリヴィエサラダです。じゃがいも、人参、玉葱、グリーンピース、ハムを角切りにしてマヨネーズで和えている感じのサラダです。
メインに持って来たのがチキンオデーサです。オデーサはウクライナ南部の港湾都市で、ロシア語読みするとオデッサになります。鶏胸肉にチーズやマッシュルームを包み込んで、衣を付けてオーブンで焼く料理で、マッシュドポテトとサラダを添えるのがお約束だそうです。
デザートも食べたいということで、ウクライナ名物の蜂蜜ケーキです。
画像はないですが、ホリールカ(ウクライナ産のウォッカ)も飲んできました。度数は75°だそうですが、そこまで強烈な感じはなかったです。ほとんど無臭で、純エチルアルコールといった感じでした。
(参考)