難波より一駅南に木津卸市場があり、その奥、左隣の阪神高速高架下に2013年10月にグランド・オープンニングしたのが、『イル・ポーベロ・ディアボロ』です。9品、魚介&野菜のみ、肉なしのコース(7,500円)のみの提供となっています。『イル・ポーベル・ディアボロ』は、日本語にすると『かわいそうな悪魔』という意味だそうです。
入り口はビニール・シートなので、カジュアルなトラットリアなのかと思ったりするんですが、一歩店内に入ると、外観とはうって変わった雰囲気が迎えてくれます。
シェフが若いのでビックリしたんですが、28歳。イタリアのIl Pvero Diavoloで修行されたそうで、いわば暖簾分けを受けた感じです。
先ずはグリッシーニが出されるんですが、軽い感じなんですが、チーズの香がしっかりと感じられます。

先ずは一品目なんですが、きはだです。よく見えないと思いますが、ソースはブロッコリです。最中なはレアな感じで、火の通った表面と、生の内側の二段構えの食感が楽しめます。

二品目ですが、かますです。左端にあるのが茄子です。こちらも、表面を軽く炙った感じで、内側は生です。マッシュルームに隠れてよく見えないんですが、中央の緑色のものがソースです。ソースについては、秘密だそうで、食べる前は説明してくれません。食べた後で聞けば教えてくれるみたいです。

三品目ですが、白貝とほうれん草です。これまでの魚とは代わって、こりこりした貝の食感がこれまでのコントラストでいい感じです。

四品目ですが、甘エビとカボチャです。奥に見えるのがカボチャのペースト、手前に見えるのが、これでもかと薄くスライスしたカボチャです。揚げてあるのは甘エビの頭です。ソースは酸味の感じられるもので、この日の料理の中では感激した一品です。

五品目は、筋子と大根です。これもけっこう感激した一品で、イメージとしてはからすみ&大根じゃないかと思います。要は酒のアテと言うことなんですが、ワインが進みます。筋子って、特にワインとは合わせにくい気がするんですが、そんな違和感はなかったです。

六品目ですが、鱈の白子と蓮根。ちらりと見えているのはムカゴです。シェフによると、和食を意識したイタリアンをイメージしているということです。酒の方も、日本酒を合わせてみたかったりするんですが、そこはこだわりなのか日本酒は置かれていないようです。

七品目はパスタです。画像では解らないんですが、パスタはスパゲッティよりも太い目です。マンチーニですかね。当然、ソースもそれなりに濃厚なものを合わせてくるはずなんですが、見た目はそれほどではなさそうです。ところが食べてみればビックリの濃厚味で、ワタリガニの味が炸裂します。メンソールは、パスタがそれほど好きではないというか、あまり美味しいと感じることがないんですが、これは素晴らしくセクシーです。

八品目。メインの穴子、添えてあるのはサツマイモです。ワインは赤をオーダーして、コース前半では白の方が良かったかなと思ったんですが、後半は、赤で合わせて良かったという感じ。コース自体が巨大で緩やかなクレッシェンドな感じで、後半に従って徐々に徐々に盛り上げていく感じが素晴らしいです。飲兵衛としては、四人くらい出来て、白一本、赤一本にでやりたい気はします。前半は泡でもいいですが…。

九品目。冷菓です。残念ですが、感激しました以外の言葉がありません。

十品目。ドルチェです。あれっ、コースって九品じゃなかったっけ?。それはともかく、このドルチェにもひとつ仕掛けがしてあって、楽しいです。詳細は話せませんので、説明も中途半場ですが…。

コースの前半、と言うか大半は前菜で構成されていて、後半で一気に、パスタ、メインとなだれ込む感じではあるんですが、コース全体を通して、ゆっくりとゆっくりと盛り上げていってくれます。料理については、素材名のみが伝えられてソースの説明はありません。食べた後なら教えてもらえますが…。ココナッツミルクが使われていたり、鰹だしが使われていたりで、食べ慣れたイタリアンと一線を画しているところもあるし、日本酒がほしくなったりするんですが、やっぱりワインがいいのかなと思わせてくれるところはさすがだと思います。ワインの価格帯がリーズナブルなので、やろうと思えば、赤白に本のみが出来るのが嬉しいところです。飲兵衛を連れて行かないと叶いませんが…。
個人的には、ドルチェが旨いです。これだけ食べに来たいくらい…。
(店 名) イル・ポーベロ・ディアヴォロ
(ジャンル) イタリアン(魚介&旬菜))
(所 在 地) 大阪市浪速区敷津東2-2-1 317号
(電 話) 050-5872-8907(予約専用)、06-4395-5150(問合専用)
(営業時間) 18:00-22:00
(定 休 日) 水曜日
(席 数) カウンター8席。テーブル12席。
(カ ー ド) 可(VISA、MASTER、JCB、AMEX、Dinners)
(予 算) 7,500円コースのみ
入り口はビニール・シートなので、カジュアルなトラットリアなのかと思ったりするんですが、一歩店内に入ると、外観とはうって変わった雰囲気が迎えてくれます。
シェフが若いのでビックリしたんですが、28歳。イタリアのIl Pvero Diavoloで修行されたそうで、いわば暖簾分けを受けた感じです。
先ずはグリッシーニが出されるんですが、軽い感じなんですが、チーズの香がしっかりと感じられます。

先ずは一品目なんですが、きはだです。よく見えないと思いますが、ソースはブロッコリです。最中なはレアな感じで、火の通った表面と、生の内側の二段構えの食感が楽しめます。

二品目ですが、かますです。左端にあるのが茄子です。こちらも、表面を軽く炙った感じで、内側は生です。マッシュルームに隠れてよく見えないんですが、中央の緑色のものがソースです。ソースについては、秘密だそうで、食べる前は説明してくれません。食べた後で聞けば教えてくれるみたいです。

三品目ですが、白貝とほうれん草です。これまでの魚とは代わって、こりこりした貝の食感がこれまでのコントラストでいい感じです。

四品目ですが、甘エビとカボチャです。奥に見えるのがカボチャのペースト、手前に見えるのが、これでもかと薄くスライスしたカボチャです。揚げてあるのは甘エビの頭です。ソースは酸味の感じられるもので、この日の料理の中では感激した一品です。

五品目は、筋子と大根です。これもけっこう感激した一品で、イメージとしてはからすみ&大根じゃないかと思います。要は酒のアテと言うことなんですが、ワインが進みます。筋子って、特にワインとは合わせにくい気がするんですが、そんな違和感はなかったです。

六品目ですが、鱈の白子と蓮根。ちらりと見えているのはムカゴです。シェフによると、和食を意識したイタリアンをイメージしているということです。酒の方も、日本酒を合わせてみたかったりするんですが、そこはこだわりなのか日本酒は置かれていないようです。

七品目はパスタです。画像では解らないんですが、パスタはスパゲッティよりも太い目です。マンチーニですかね。当然、ソースもそれなりに濃厚なものを合わせてくるはずなんですが、見た目はそれほどではなさそうです。ところが食べてみればビックリの濃厚味で、ワタリガニの味が炸裂します。メンソールは、パスタがそれほど好きではないというか、あまり美味しいと感じることがないんですが、これは素晴らしくセクシーです。

八品目。メインの穴子、添えてあるのはサツマイモです。ワインは赤をオーダーして、コース前半では白の方が良かったかなと思ったんですが、後半は、赤で合わせて良かったという感じ。コース自体が巨大で緩やかなクレッシェンドな感じで、後半に従って徐々に徐々に盛り上げていく感じが素晴らしいです。飲兵衛としては、四人くらい出来て、白一本、赤一本にでやりたい気はします。前半は泡でもいいですが…。

九品目。冷菓です。残念ですが、感激しました以外の言葉がありません。

十品目。ドルチェです。あれっ、コースって九品じゃなかったっけ?。それはともかく、このドルチェにもひとつ仕掛けがしてあって、楽しいです。詳細は話せませんので、説明も中途半場ですが…。

コースの前半、と言うか大半は前菜で構成されていて、後半で一気に、パスタ、メインとなだれ込む感じではあるんですが、コース全体を通して、ゆっくりとゆっくりと盛り上げていってくれます。料理については、素材名のみが伝えられてソースの説明はありません。食べた後なら教えてもらえますが…。ココナッツミルクが使われていたり、鰹だしが使われていたりで、食べ慣れたイタリアンと一線を画しているところもあるし、日本酒がほしくなったりするんですが、やっぱりワインがいいのかなと思わせてくれるところはさすがだと思います。ワインの価格帯がリーズナブルなので、やろうと思えば、赤白に本のみが出来るのが嬉しいところです。飲兵衛を連れて行かないと叶いませんが…。
個人的には、ドルチェが旨いです。これだけ食べに来たいくらい…。
(店 名) イル・ポーベロ・ディアヴォロ
(ジャンル) イタリアン(魚介&旬菜))
(所 在 地) 大阪市浪速区敷津東2-2-1 317号
(電 話) 050-5872-8907(予約専用)、06-4395-5150(問合専用)
(営業時間) 18:00-22:00
(定 休 日) 水曜日
(席 数) カウンター8席。テーブル12席。
(カ ー ド) 可(VISA、MASTER、JCB、AMEX、Dinners)
(予 算) 7,500円コースのみ