大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

きぬ川(うどん/谷町六丁目)

2011年12月23日 20時00分50秒 | 麺類
 昨日はちょいと飲み過ぎて二日酔い状態となってしまいました。二日酔いの日には何故かカレーライスが食べたくなるんですが、今回はカレーうどんにしてみました。カレーには、ウコンをはじめとした、胃に優しい薬味(スパイス)が使われてますから…。
 
 うどんと言えばまず生醤油うどん。メンソールはぶっかけがあまり好きではないです。麺はちらり柔らかめなんです。噛むと抵抗されて、更に力を入れるとフッと切れるという感じではなくて、最初からスッと歯が入ります。で、最後の方でしっかりと麺の味が主張してきます。何故か自家製と思われるラー油が付いてるんですが、ごま油の香りがきつすぎて、麺の味を押さえ込んでしまうような気がしないではないです。




 続いてはカレーうどん。カレーうどんと言うよりは、カレー風味の餡かけうどんと言った感じです。カレーの味や風味はそれほど強くないです。それよりダシの味が良いです。麺と良く合ってます。メニューのラインナップが讃岐系なんですが、味の方は大阪うどんの趣が感じられます。




 最後が蓮根饅頭餡かけうどん。こちらも餡の味は軽く優しい感じです。これでで麺に対抗できるのかと思ったりもするんですけど、ダシの味が麺に染みこんでいて、歯ごたえも良い感じです。こちらは本格的に大阪うどんの風格です。




 讃岐系うどんに席巻されてしまっていて、柔らかい麺にダシがしっかりと染みこんだ大阪うどんを食べることがなくなってってきましてけど、なんか懐かしい感覚です。
 
 ちなみに、2011年11月5日に古川橋から移転してこられたそうです。

 

(店  名) きぬ川
(ジャンル) うどん
(所 在 地) 大阪市中央区谷町7-6-35
(電  話) 06-6761-7744
(営業時間) 11:30-14:00、17:30-20:30
(定 休 日) 不定休
(席  数) テーブル14、カウンター3
(ウ ェ ブ) http://mousan1.blog22.fc2.com/
(備  考) 完全禁煙
コメント (2)
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櫓仁(割烹/片町)

2011年12月17日 22時03分18秒 | ジャパニーズ
 グランド・オープニングは2010年3月1日らしいです。京橋の中では西のエリア、スモールサイズでも店主の個性が光る店が多いことで知られています。モルトの取りそろえが素敵で、かつ日本酒の取りそろえもすばらしかったりする『Long Bar』とか、ワインバーの『Wine Bar base』などもあったりするんですけど、この界隈をテリトリにしている人でも知らない人がいるんじゃないでしょうかねぇ。隠れ家です。でも、いつも満席に近いので、予約は必須です。メンソールの場合、イタリアンやフレンチに行きたい場合は、ギャルに声をかけて一緒に行くんですけど、和食の場合は一人で行ったりするわけですね。なので、今回も予約ないけど大丈夫かなぁ、と思いつつ飛び込んだら、何とか席がありました。



 
 単品メニューもあるんですけど、コース料理が基本です。コース料理は3種類あったと思うんですけど、3,500円のお任せコースをオーダーする客がほとんどのようです。
 
 まずは先付け。露地ものほうれん草ののおひたし。少し薄味に感じるかもしれませんが、ダシがしっかりと取ってあるのが分かります。

 造りは二種類。添えられている天王寺蕪を薄造りで巻き込み、胡麻醤油でいただきます。この胡麻醤油がなかなかユニークな楽しい味です。メンソール的には、普通は造りに醤油は付けないんですが、天王寺蕪が巻き込まれているので、胡麻醤油を付けてみるのも面白いと思います。好みは分かれるところかと思いますが…。




 椀物は、河内蓮根餅の餡かけ。ダシから立ち上る鰹の香りがすごくセクシーです。ここまでで分かるとおりで、大阪野菜にもこだわりがあるようです。メンソールは、まずはトリビー、その後は日本酒をグラスで2杯。そこから燗に切り替えてました。




 小鍋は大山地鶏のハリハリ小鍋。しゃぶしゃぶ的な感じでいただきます。鶏肉はとても柔らかいです。




 次が楽盛。板持海老芋唐揚げ、蕪の串揚げ、柚子胡椒豆腐、長芋の素麺、トマトの南蛮漬、鯛の南蛮漬、蕪菜の浅漬です。酒が進みます。




 酒肴は魚介の酒盗焼き。これを自然石の上に乗せて焼きます。なので、酒盗の焦げた香りが立ち上って、これだけで日本酒が二合ぐらい飲めそうな気がします。




 食事は、海老ダシの埋め飯。こんな感じのご飯ものは初めて食べましたね。楽しかったです。




 甘味は紅玉の甲州煮。和食のデザートって、シンプルに果物をそのまま出してくれるようなイメージがあるんですけど、こちらにも一手間加えてあって、良い感じでした。日本酒も、結局、六合くらい飲んでしまったような気が…。




 さて、3,500円とは思えないコストパフォーマンスです。しかも、接客もしっかりしています。料理の説明もしっかりとしてくれます。日本酒についても取りそろえはしっかりしているし、燗の温度もぬる燗、上燗、熱燗など指定できます。日本酒メニューにどの温度がおすすめか記載されていますので、そちらを参考にしても良いと思います。ビールも外国産のものが何種類かそろえられていますので、ビール好きでも満足できるんじゃないでしょうか。
 
 もちろん、高級店に比べるとアラが見えるところもあるんですけど、フロアも板場も、一生懸命さが伝わってくるので、気にはならないと思います。細い箸を用意してくれるのは良いんですけど、先が反っていると使いにくいので、箸先は是非確認してほしかったりします。で、反ってたら廃棄してほしいです。
 
 わかりにくい場所にあるんですけど、人気の店のようで、予約は必須だと思って良いと思います。メンソールが予約なしで飛び込めたのはラッキーだっただけだと思いますので…。20席をフロア担当2名で切り盛りしているのはすばらしいです。小鍋とかをメニューに含めて、板場やフロア担当の負荷を下げているというところはあると思いますけど、それでもこの値段でこの料理、このサービスはすばらしいと思います。
 
 

(店  名) 櫓仁(菜庭酒菜)
(ジャンル) 割烹
(所 在 地) 大阪市都島区片町2-1-37 ストークマンション一階
(電  話) 06-6949-8776
(営業時間) 17:00-25:00
(定 休 日) 不定級(月曜日休みが多い。電話確認が吉)
(席  数) 20席
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イル・ピコリット(イタリアン系ワインバー/長堀橋)

2011年12月17日 20時59分09秒 | イタリアン
 「メンソール、今夜は飲みたい気分なんだけど…」と誘われて、「どこに行く?」と聞いたら、「『イル・ピコリット』、長堀橋にある店」と言われた。実は長堀橋には『バーール・イル・ピアット』というよく似た名前の店があって、混乱したんだけど、長堀橋駅の北側と言われたので、店を間違えることなく行き着くことが出来た。シェフは、以前は『vodakoa(淡路町)』におられたらしい。で、こちらの店で独立されて、奥さんと二人で切り盛りされているらしい。
 
 入り口からカウンターが伸びていて、奥には最大6人座れるテーブル席がある。まずはトリビー。メインは鴨肉のローストと決めたんだけど、こうした店では前菜盛り合わせをオーダーすることにしているので前菜盛り合わせもオーダーした。
 
 ワインは、赤白、それぞれ3~4種類くらいがグラスで楽しめるが、少量ずつ3種類というテイスティングセットもある。なので、まずは、白ワインのテイスティングセット。結局のところ、後ほど赤ワインのテイスティングセットも飲むことになるんだが…。それでも足らず、グラスワインを追加オーダーすることになる訳なんだが…。
 
 さて、前菜盛り合わせがなかなかに良い感じ。ケーク・サレ(塩ケーキ)なんかも入っていて、楽しかったりする。前菜盛り合わせに力を入れている店、前菜盛り合わせが美味しい店というのは、他の料理も間違いなく美味しかったりすると言うのはメンソールの経験則だったりするのだ。
 
 前菜盛り合わせを食べ終えたので、里芋と鰯のアヒージョとか、モツァレラと塩辛なんかをオーダーしてみる。で、鴨のローストは量的にちょっと少ないんじゃないかとは思ったりした。なので、メインのあとにパスタをオーダーするという暴挙に出たりした。ポルチーニを練り込んだフィットチーネで、しかもソースがクリーム系キノコソースという、キノコにこだわった一品。メンソールは、平打ち麺とかショートパスタなんかが好きなんですけど、フィットチーネに負けない素敵なソースでした。旨かったです。





 今回、どうしたわけが料理写真のほとんどが手ぶれしてしまっているので、最後に食べたフィットチーネの写真だけしかないです。すいません。最近、ワインバー系の店は、すべて撃沈してきたので、久しぶりに良い店に出会った感じがします。
 
 
 

(店  名) イル・ピコリット
(ジャンル) イタリアン系ワインバー
(所 在 地) 大阪市中央区南船場2-2-28 順慶ビル一階
(電  話) 06-6263-2022
(営業時間) 11:30-14:00、18:00-23:00
(定 休 日) 日祝
(席  数) カウンター8、テーブル6
(ウ ェ ブ) http://picolit.web.fc2.com/
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ボン・マルシェ(トレトゥール/谷町六丁目)

2011年12月17日 20時03分03秒 | その他
 心斎橋の『ビストロ・ア・ヴァン・ダイガク』の系列店で、トレトゥール(総菜店)です。ちょいとしたホームパーティなんかに便利ですし、オードブルの盛り合わせやローストチキンなどもあるんですけど、あらかじめ予算を伝えて予約するのも手だと思います。





(店  名) ボン・マルシェ(le bon marche)
(ジャンル) トレトゥール
(所 在 地) 大阪市中央区安堂寺町2-3-3
(電  話) 06-6919-8000
(営業時間) 11:00-19:00(イートインは11:30-18:00オーダーストップ)
(定 休 日) 月曜日
(席  数) テーブル8席
(ウ ェ ブ) https://www.facebook.com/pages/le-bon-march%C3%A9/161022633961705?sk=info
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はやうち(蕎麦料理/四天王寺)

2011年12月17日 19時49分32秒 | 麺類
 屋号の『はやうち』は、蕎麦を素早く打つのかと思いきや、店主の名前が早打なんだそうです。亭主は、『土山人』の出身です。



 
 最近はどうしたわけか、天王寺方面に出向くことが多いので、ふと思いついて足を運んでみました。蕎麦は細挽きと粗挽き田舎の二種類。ちなみに黒みがかかった蕎麦を田舎蕎麦と言うんですけど、明確な定義があるわけではないです。
 
 メンソールは、粗挽きのせいろ蕎麦とおろし蕎麦を時間差でオーダーしました。せいろ蕎麦は一枚と二枚があり、二枚を頼んだ方が圧倒的に安く挙げることが出来るんですけど、メンソール的にはおろし蕎麦は外せないので…。
 
 メンソールは、そばつゆをまず飲んでみるんですけど、丸い感じでした。蕎麦が来たら、まず何も付けずに、塩が置かれていればしををひとつまみ振りかけてみて、ダシを使うのはラスト1/3くらいです。
 
 前回行った蕎麦屋が、『上田塾』という、店内に入っただけで蕎麦の香りが充満しているような店でしたので、そちらと比べてしまうと、蕎麦の香りについてはかなり弱く感じてしまいました。仕方のないところです。が、蕎麦をしっかりとすすり上げたときの、鼻孔に抜ける蕎麦の香りとその甘さは、やはりしっかりとした蕎麦であることがよく分かります。『上田塾』の常連とおぼしき先輩方の食べっぷりを見ていると、まだまだメンソールの蕎麦の食べ方は甘いと思ったもんですが、しっかりと蕎麦を空気とともにすすり込み、うつむいて鼻から息を吐くと、しっかりした香りが味わえます。ウィスキーやブランデーを飲むときと同じなんですが…。
 
 量的には、ちょいともの足らなかったですかね。蕎麦焼酎の取りそろえが面白かったりはしました。今回はランチタイムに行ったので、アルコール系は全くオーダーしなかったんですけど、夜はどうでしょうかねぇ…。興味はあるんですけど…。
 
 店はかなり年季の入ったような重厚な感じなんですけど、グランドオープニングからは、さほど経っていないようです。


(店  名) はやうち
(ジャンル) 蕎麦料理
(所 在 地) 大阪市天王寺区四天王寺1-12-16
(電  話) 06-6773-2858
(営業時間) 11:30-15:00、17:30-21:00(昼夜とも売り切れ次第終了)
(定 休 日) 水曜日
(席  数) カウンター6、テーブル8(4人掛×2)
(備  考) ランチタイムは全席禁煙
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