この店があるのはかなり以前から知ってはいたんですが、麺類をあまり食べないメンソールとしては、なかなか訪問できずにいました。長堀商店街のアーケードが終わって、更に東に行くと急な階段があるんですが、そちらに看板が出ています。上がり框で靴を脱ぎたくなるんですが、靴は履いたまま上がります。まさしく古民家なんですが、贅沢にオブジェを配したり、デシケーターに金魚を入れたり、食器がそのままデコレーションのようになっていたりと、なかなか奇抜なところがあります。看板の下の方が、猫のシルエットのようにも見えますが、黒い主猫がいるようです。
饂飩だけではなく、アテをそれなりに楽しみたいと思っていたんですが、メニューをいろいろと見てる間に、コース料理を頼んだ方がお得だと気がついたので、季節のコース料理(4,500円)にしました。お通し、椀物、ひとさら、旬菜盛りと続き、〆のうろんは釜揚げ、ざる、ぶっかけ、つけめんから選ぶことが出来るようになっています。また、うろんは、別料金が掛かりますが大盛りとすることも出来ます。
今回は、ビールはオーダーせずに、いきなり日本酒から入りました。で、最初はお通しです。ちりめん山椒、しめ鯖、バイ貝です。ちりめん山椒は、ぴりっと来る山椒も、アクセントとなる大葉もいい感じ感じなんですが、それよりもちりめんが良いです。しめ鯖からは炙った香りが立ち上ってきます。
椀物です。大蛤での一本勝負ですね。大胆です。出汁の香りはそれほどではないんですが、カツオの旨味と蛤の旨味のバランスが良いです。出汁の旨味だけで酒の肴になってしまう感があります。箸が細身のものだったので、貝柱は切っておいてほしかったです。箸では外せずに齧り付いてしまうことになったので…。
ひとさらなんですが、牛肉。部位はうちひらです。左上にあるのが分かりにくいと思いますが、ひょうたん、トマト、胡瓜のピクルスです。肉自体は、醤油を付けて炙り、塩を振っただけのシンプルなものなんだと思いますが、それだからこそ肉の旨味が十分に楽しめます。肉に醤油となると山葵が欲しくなったりするんですが、左側にある肉味噌からほんのりと山葵の香りがしました。そうしてバランスを取っているかと思ったんですが、店主によると山葵は使っていないそうです。ネギの風味をそのように感じるのではないかとのことでした。
旬菜盛りですが、手前は焼きナス。時計回りに鶏、おぼろ豆腐&エノキ、野菜のゴマ白和え、ハマチ&子持ちこんにゃくです。焼きナスは、直火で炙った感がいい感じです。お通しの時のしめ鯖と同じ感じです。野菜は、白和えに見えたんですが、ゴマ白和えでした。ゴマの味わいは控えめではありますが、野菜達の味をよくひきたてています。オーダーする前は、4,500円は少し高い目かなと思ったんですが、ひとつ前の肉量にしても、この旬菜盛りにしてもボリュームもあり、品数も多いことから考えて、決して高いと言うものではないです。ただ、メンソールは酒量がそれなりなので、会計時にはそれなりの金額にはなってしまうんですが…。
酒器とかはあまり撮影することはないんですが、燗酒をオーダーしたときの徳利です。ちょっと分かりにくいかと思いますが、徳利に蓋が出来るようになっています。
〆のうろん(つけめん)です。これも、単品でオーダーしたのと同じくらいのボリュームがありそうです。面の色も艶も良いですねぇ。漬けダレには油が浮いていて、鴨汁をイメージしたものかとは思ったんですが、動物油ではなかったです。後で聞いたところでは太白胡麻油だそうです。小麦粉にはこだわりがあって、国産のものだけを使っているそうです。店主が探し当てたんでしょう。うろんからは、明確に麦の香りがします。讃岐うどんの歯ごたえに慣れていると、ちょっと物足りないと感じることはあると思いますが、つけめんとするのであれば、このあたりの歯ごたえが良いような気がします。
(店 名) うろん江口
(ジャンル) 饂飩屋
(所 在 地) 大阪市中央区上本町西3-3-25
(電 話) 06-7860-2051
(営業時間) 12:00-14:30、17:00-21:00
(定 休 日) 火曜日と21日
(席 数) 16席
(備 考) 完全禁煙
饂飩だけではなく、アテをそれなりに楽しみたいと思っていたんですが、メニューをいろいろと見てる間に、コース料理を頼んだ方がお得だと気がついたので、季節のコース料理(4,500円)にしました。お通し、椀物、ひとさら、旬菜盛りと続き、〆のうろんは釜揚げ、ざる、ぶっかけ、つけめんから選ぶことが出来るようになっています。また、うろんは、別料金が掛かりますが大盛りとすることも出来ます。
今回は、ビールはオーダーせずに、いきなり日本酒から入りました。で、最初はお通しです。ちりめん山椒、しめ鯖、バイ貝です。ちりめん山椒は、ぴりっと来る山椒も、アクセントとなる大葉もいい感じ感じなんですが、それよりもちりめんが良いです。しめ鯖からは炙った香りが立ち上ってきます。
椀物です。大蛤での一本勝負ですね。大胆です。出汁の香りはそれほどではないんですが、カツオの旨味と蛤の旨味のバランスが良いです。出汁の旨味だけで酒の肴になってしまう感があります。箸が細身のものだったので、貝柱は切っておいてほしかったです。箸では外せずに齧り付いてしまうことになったので…。
ひとさらなんですが、牛肉。部位はうちひらです。左上にあるのが分かりにくいと思いますが、ひょうたん、トマト、胡瓜のピクルスです。肉自体は、醤油を付けて炙り、塩を振っただけのシンプルなものなんだと思いますが、それだからこそ肉の旨味が十分に楽しめます。肉に醤油となると山葵が欲しくなったりするんですが、左側にある肉味噌からほんのりと山葵の香りがしました。そうしてバランスを取っているかと思ったんですが、店主によると山葵は使っていないそうです。ネギの風味をそのように感じるのではないかとのことでした。
旬菜盛りですが、手前は焼きナス。時計回りに鶏、おぼろ豆腐&エノキ、野菜のゴマ白和え、ハマチ&子持ちこんにゃくです。焼きナスは、直火で炙った感がいい感じです。お通しの時のしめ鯖と同じ感じです。野菜は、白和えに見えたんですが、ゴマ白和えでした。ゴマの味わいは控えめではありますが、野菜達の味をよくひきたてています。オーダーする前は、4,500円は少し高い目かなと思ったんですが、ひとつ前の肉量にしても、この旬菜盛りにしてもボリュームもあり、品数も多いことから考えて、決して高いと言うものではないです。ただ、メンソールは酒量がそれなりなので、会計時にはそれなりの金額にはなってしまうんですが…。
酒器とかはあまり撮影することはないんですが、燗酒をオーダーしたときの徳利です。ちょっと分かりにくいかと思いますが、徳利に蓋が出来るようになっています。
〆のうろん(つけめん)です。これも、単品でオーダーしたのと同じくらいのボリュームがありそうです。面の色も艶も良いですねぇ。漬けダレには油が浮いていて、鴨汁をイメージしたものかとは思ったんですが、動物油ではなかったです。後で聞いたところでは太白胡麻油だそうです。小麦粉にはこだわりがあって、国産のものだけを使っているそうです。店主が探し当てたんでしょう。うろんからは、明確に麦の香りがします。讃岐うどんの歯ごたえに慣れていると、ちょっと物足りないと感じることはあると思いますが、つけめんとするのであれば、このあたりの歯ごたえが良いような気がします。
(店 名) うろん江口
(ジャンル) 饂飩屋
(所 在 地) 大阪市中央区上本町西3-3-25
(電 話) 06-7860-2051
(営業時間) 12:00-14:30、17:00-21:00
(定 休 日) 火曜日と21日
(席 数) 16席
(備 考) 完全禁煙