Tal Wilkenfeld

少し前にリーリトナーのニューアルバムが発売になった。
パットマルティーノやサンタナのセカンドギターだったニールショーン（ジャーニーのギタリスト）の名前があったので興味があった。
そのなかにTal Wilkenfeldというベーシストの名前があった。
youtubeで確認したら、小さな女の子だった。
ジェフベックやチックコリア、ハービーハンコックなどそうそうたる大御所と共演している。
ここからはここ数日で得たにわか知識なのでお恥ずかしいが、こんなベーシストだ。

ロック、ジャズなどジャンルもボーダーレスで、ジャコパストリアスのように歌うベースを弾く。
ほとんどの映像はまだ十代の高校生みたいな彼女が、楽しそうにベースを弾きまくっている。
強面のジェフベックが孫を見るみたいに嬉しそうに演奏していた。
ハービーも同じく。

彼女は14歳でギターに触れて、後にベースに転向。十代でリーダーアルバムをリリースしたのだそうだ。
彼女が怪我でツアー途中に抜けた代役がマーカスミラーなのだから驚きだ。
クラシックギターのようにフレットと指が平行になるように弾く姿は圧巻だ。
指が届かなければ動かせばいいのよって言ってるみたいに、軽く滑るように弾いちゃってる。

もしお時間があれば、ぜひ見てほしい。

ベースは好きだけど手が小さいから上手になれないって諦めてる少女たちにぜひ観てほしい。
勝手に限界を自分で決めて諦めてる人にも観てほしい。聴いてほしい。

Leica M9-P + summilux 35mm F1.4
近所。先週撮影