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今日は昼食を食べようと山頂の住人さんが以前キャンプした場所の近くの標高1500mの蕎麦屋を妻と目指した。
途中バイクの隊列やマラソン大会にも遭遇。
果物を求める観光客も多いこの地は長野県の中では地味な地味な観光エリアだ。
今日はそんな喧騒を避ける田舎ルートでその店を目指した。
Mさんが夏通った道から外れてずっと登り続けるとここに着く。途中に山栗を拾ったりキノコを探したりと道草もした。
写真にある屋外のテーブルに置かれた蕎麦とその向こうの手摺のそのずっとずっと向こうには、先日sacraさんが訪れた木曽駒ケ岳の千畳敷とそこにあるホテルも見える。
田舎歌舞伎の上演を間近にするこの村だけど、あと4週間でここまでの道は冬季閉鎖に入る。
こんな地味な場所なのに、県外ナンバーの車が多く訪れる。人の欲求とは徐々にマニアックになっていくのだろう。
とても長い時間をかけて、車でしか来られない場所の斜面にへばり付いた家や到底スキー場を作れないほどの急傾斜を目指す。
旅とはなんだろう。そんなことを真面目に考えたことがなかった。
都会の人が田舎を彷徨うように、田舎者が無縁の都会を彷徨うことなんだろうか。
都会の人が訪れる秘境が生活圏の自分は、ここにいることがすでに旅の端くれなんだろうか。
旅とはと己に問うても答えは見えず。
ちなみにポットに貼ってある「ぬくとい」とはこちらの方言で温かいという意味。
gr28 f2.8
今年もJLCの写真展を行います。
第8回 Japan Leica Club 写真展 「旅ライカ」 要項
1.日 時 2015年11月10日(火)~15日(日) 11:00-19:00 (最終日は17:00まで)
2.会 場 Gallery Le Déco 3F 東京都渋谷区3-16-3 Tel.5485-5188
3.アクセス 渋谷駅16番出口より5分.あるいは,JR埼京線新南口より3分.
4.パーティー 11月14日(土)は18:00よりパーティーを例年の通りやります.
飲み物,食べ物など持ち寄っていただき,愉快にやりましょう.気軽にお立ち寄りください.
上記の期日にて開催します.足をお運びいただけたら,幸甚であります.
また,会場でみなさまとお話しできることを楽しみにしております.
途中バイクの隊列やマラソン大会にも遭遇。
果物を求める観光客も多いこの地は長野県の中では地味な地味な観光エリアだ。
今日はそんな喧騒を避ける田舎ルートでその店を目指した。
Mさんが夏通った道から外れてずっと登り続けるとここに着く。途中に山栗を拾ったりキノコを探したりと道草もした。
写真にある屋外のテーブルに置かれた蕎麦とその向こうの手摺のそのずっとずっと向こうには、先日sacraさんが訪れた木曽駒ケ岳の千畳敷とそこにあるホテルも見える。
田舎歌舞伎の上演を間近にするこの村だけど、あと4週間でここまでの道は冬季閉鎖に入る。
こんな地味な場所なのに、県外ナンバーの車が多く訪れる。人の欲求とは徐々にマニアックになっていくのだろう。
とても長い時間をかけて、車でしか来られない場所の斜面にへばり付いた家や到底スキー場を作れないほどの急傾斜を目指す。
旅とはなんだろう。そんなことを真面目に考えたことがなかった。
都会の人が田舎を彷徨うように、田舎者が無縁の都会を彷徨うことなんだろうか。
都会の人が訪れる秘境が生活圏の自分は、ここにいることがすでに旅の端くれなんだろうか。
旅とはと己に問うても答えは見えず。
ちなみにポットに貼ってある「ぬくとい」とはこちらの方言で温かいという意味。
gr28 f2.8
今年もJLCの写真展を行います。
第8回 Japan Leica Club 写真展 「旅ライカ」 要項
1.日 時 2015年11月10日(火)~15日(日) 11:00-19:00 (最終日は17:00まで)
2.会 場 Gallery Le Déco 3F 東京都渋谷区3-16-3 Tel.5485-5188
3.アクセス 渋谷駅16番出口より5分.あるいは,JR埼京線新南口より3分.
4.パーティー 11月14日(土)は18:00よりパーティーを例年の通りやります.
飲み物,食べ物など持ち寄っていただき,愉快にやりましょう.気軽にお立ち寄りください.
上記の期日にて開催します.足をお運びいただけたら,幸甚であります.
また,会場でみなさまとお話しできることを楽しみにしております.
良い所ですね~。
こんな場所で食べる蕎麦は最高じゃないですか?
千畳敷・・・何となく分かります。山の形とあらわな斜面
が特徴的ですね。
”ぬくとい”分かりましたよ。湯たんぽなんかの状態を言う時にも使いますね。
それにしても”旅”とはなんなんでしょうかね?
場所や距離の問題ではなく、非日常を指すのでしょうかね?
ぬくといは長野県の方言かと思っておりましたが、岐阜、埼玉、茨城でも使うようで、かなり広域で使われてることがわかりました。
我が家と標高が千メートル違うので、気温もかなり違いました。爽やかな高原で食べるお蕎麦は最高でした。
sacraさんこそとんでもなくメジャーな場所なので、そこにいるだけじゃ旅ではないですよね。やはり日常を離れることが旅なんでしょう。
実は今年のテーマの「旅」ですが、出す作品が何も決まっていません。観光地の写真だと絵葉書の写真のようなものばかりだし、フォトジェニクなものだと旅から離れてしまうしで悩み多しです。
おはようございます!!
素晴らし眺めですね。
そしてすごく贅沢なお昼ご飯です。
こういう眺めを見ながらゆっくりと食べるご飯
美味しいでしょうね。
こんな何でもない事をたくさんして楽しみたいです
手前の山の前には家はほとんどありません。
その向こうと一番奥の山の間に街があります。
運転好きじゃないとここに来るのは辛いほどの山奥です。
空気がとても透明で気持ちいい場所でした。
「ゆくとい」あったかい言葉、思い出しました。
このぬくといという言葉、いいですよね。
ぬくいが変化したんでしょう。
カプチーノでここに来られましたか!
カプチーノは小さいので、こういう場所には最適です。
ここの上に四駆でないといけないところがあります。
FFのオフロードタイプで登りましたが、荒い瓦礫の急坂で車が滑って上がらなくなったのでUターンしました。
大辞林 第三版の解説
たび【旅】
住んでいる所を離れてよその土地へ出かけること。名所旧跡を訪ねたり,未知の場所にあこがれて,また遠方への所用のため,居所を離れること。旅行。
世界大百科事典 第2版の解説
たび【旅】
【旅の意義】
われわれは日常,いわゆる手のとどく範囲内の限られた人や事物との関係性の中で,所用をつくり所用に迫られて生活している。ときにいや気がさしてこの関係世界から離脱し,旅に出たくともそれは容易に可能なことではない。日常的生活の拘束性の下にあるという現実は,移動をその生活形式としている遊牧民や遠隔地商人でも例外でなく,たとえ移動生活が身上であれ,その移動は所用による移動であって,本来の旅とは区別されねばならない。
妙に納得、
面白いですね。
私の出張は旅ではないですね。
しかし、こんなところで食事ができたら気持ちいいでしょうね。
mintonさんの周りには、私が旅をしたくなる場所がたくさんあります。羨ましいですが、mintonさんにとっては、旅ではないことも多いのでしょうかね?
旅=非日常の時間と空間を得るには、ある程度の距離が必用なのかな。未知の女性を口説いているときは、旅、かもしれない(笑)。
調査してくださりありがとうございます。
「未知の場所にあこがれて」「ときにいや気がさして」といいうのがなんだかしっくりきます。^^
swingphotoさんの場合はその場所に憧れていくというよりも、そこに行くべき仕事がありそのために移動してわずかな時間を割いて写真に記録して帰るということは、「所用による移動」ということですね。
僕も撮影している写真の多くはそれに該当します。
それでも写真を撮影している瞬間はそれを楽しんでいられるのでなんの趣味もないよりまずっと幸せだと感じますけど。旅の本質を分析するってことも面白いですね。
出張は旅に非ずですね。
この撮影場所までは我が家から
30kmほどです。田舎にいると往復100㎞くらいは近い感覚です。信号も数えるほどしかありませんし、混雑もありません。どこにいくのも苦労ですが、それを楽しむようにしています。
非日常・・未知なるもの・・それに遭遇するために行くことが旅とすれば、女性の心理を探るのも旅に近いですね。
僕は家内の心理もなかなか探り切れないことが多いですから、そんな旅を目指すとすれば、遠い遠い永遠の旅に出ることになりそうです。