あなろぐちっく

mintonのスナップと気まぐれつぶやきブログ。コメントは古い日記でもお気軽に。写真の無断利用は厳禁。

今昔物語

2007年06月19日 19時55分42秒 | S5 Pro
月尾先生の歓迎レセプションでお知り合いになった地元FM局の平栗さんにお誘い頂き、本日は生放送で20分ほど子供の頃の思い出を話した。
台本なしだったので、言いそびれたこともあったがとりあえず無事終了。

自分としてはまだまだ若いつもりなのに、自分の記憶が若い人から見ると新鮮なことらしい。
自分が昔の話をする語り部になってしまったのかと思うと老けたものよと思う。


でも、自分がいることで誰かが喜んでくれるならそれもいいかな。


S5Pro+DX17-55mm
日曜日に寄った時計屋の看板時計。
(この時計屋は、手作り時計や、時計の組み立て体験をさせていただけるのです。)

写したときに、とんびが横切った。
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ヘレンメリルと青江三奈  エロは人生を変える

2007年06月18日 19時54分08秒 | NOKTON40mmF1.4
青江三奈の「伊勢崎町ブルース」を聴いたのは小学校を卒業する頃だったと思う。
まだ女性の色香も知らない少年でも、大人の世界は只事じゃないぞと腹をくくらされるほど、その甘美な吐息はエロスを感じさせた。

その頃の歌謡曲は、なぜか題名に「ブルース」と付くものが多かったので、
”ブルース”=”マイナーコードとコブシの効いた音楽”
と勘違いしていた。

高校一年の時に「ブルースのすべて」という本を購入したのはそんな流れからだ。
著者は原信夫。ビックバンドジャズのシャープスアンドフラッツのリーダーの原さんだ。
その中に出てくる五線譜をギターで片端から爪弾いてはみたが、どこにも青江三奈
は出てこなかった。出てくる名前はチャーリークリスチャンやチャーリーパーカーなど、その当時、ぼくが知らない黒人の名前ばかりだった。
大きな勘違い男である。

それでも「ブルース」を勘違いしていることに気付かずに、青江三奈の代わりにタルファーローやチャーリークリスチャンのレコードを買っていなかったら、ぼくのジャズとの出会いはもっと違ったものになっていただろう。

あの吐息がなかったら、ぼくの音楽観は違ってただろうなあ。
思えばませたエロ餓鬼である。


大学に入ってから、ヘレンメリルのレコードを聴いた。
青江三奈はクラブ歌手をしてた頃、歌唱法もヘアスタイルもこの人のコピーをしてたんじゃないかなと感じた。とてもセクシーな歌手だ。


R-D1+NoktonClassic40mmF1.4
八坂村の廃屋にて
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父の日

2007年06月17日 20時00分16秒 | CANON28mmF2.8
今週締め切りの仕事が二つあり、徹夜に近い仕事を数日続けたら、週後半には風邪っぴきになった。
年を考えて仕事しなきゃいかんと痛感。
風呂に入れなかった日が続いたので、きょうは妻の誘いで温泉に行ってきた。
諏訪湖半に昭和初期に建てられた温泉で、湯船の深さが胸まである。
子供は来るなと言ってるくらいの深さが清い。
シャワーばかりだったので、久しぶりにゆっくり湯に浸かった。

二階の休憩室に続く階段の窓から見える青いモミジの葉が綺麗だった。

R-D1+CANON28mmF2.8
きょうは父の日。
週末のアルバイトが忙しい次男が一昨日メールをくれた。
他の子供たちからは無反応。
寂しいじゃないのさと思っていたら、妻からは、
「母の日は一人も何もなかったよ」と助け舟。
一人いただけでも良しとしよう。

追記
先ほど長男からも電話があった。妻には言わないでおこうと思う。^^;
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武蔵野夫人

2007年06月15日 16時20分21秒 | NOKTON40mmF1.4
大学の頃のことだ・・
その当時、ぼくは武蔵野の野川近くのアパートに住んでいた。
週末は自転車で、小金井から恋ヶ窪を抜けて狭山湖に行ったものだ。
夕暮れ時の狭山湖は、凪いだ湖面が朱に染まった。
春には暮れた公園の桜が舞い散ってた。

小金井のバラックのような都営団地の外縁に沿うように流れていた野川は、小金井街道を横切った辺りから直線的な流れになり、野川公園に繋がっていた。

武蔵野のはけの道の情景とそこでの愛憎・・・・大岡昇平の武蔵野夫人を読んだのはちょうどその頃だった。
この場所を舞台とした小説だ。

数日前に古書フェアで、50年以上前に出版された「武蔵野夫人」を購入した。
昔の紙、昔の文字。読みながら昔の自分を思い出していた。


R-D1+NoktonClassic40mmF1.4
信州八坂村にて。

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浮世絵

2007年06月14日 21時59分51秒 | NIKON F
近所の本屋の処分本コーナーで浮世絵の本を見た。

男と女の絡みの作品が並んでいた。
なるほどこんな作品もあったから浮世絵なんだなと納得。
なんとも滑稽で艶っぽい。そこにある噴出しのような言葉たちもなんとも俗世的だ。
写実的でありながらも遠近法もない平面的。
江戸時代の庶民文化は、こんなところでガス抜きをするかのように開放的だったのかもしれない。

NikonF+35mmF2
近所のバイク修理屋
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ピース

2007年06月13日 12時05分11秒 | NIKON F
台所のテレビの前に、テレビ画面を撮影するためだけのデジカメがある。
画像は背面液晶で確認するのみ。
最近はほとんど使われていない。

昨日、何気なく画像を見ていたら、娘の中学卒業式と高校入学式の写真が数枚あった。妻が撮影したものだが、娘も妻もすっかり忘れていたようだ。

つい数ヶ月前のことだけど、ぼくが行けなかったその場所で笑っている子供たちの顔があった。




どうして人はカメラを向けられるとピースサインをするんだろう。
どうして若い子は人差し指が鼻の穴に入りそうなほど指を開いてピースサインをするんだろう・・・・

NikonF+Nikkor-O35mmF2
地元の農場にて撮影
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桑田ロード

2007年06月12日 11時39分47秒 | NOKTON40mmF1.4
元読売巨人軍の桑田が大リーグのマウンドに立った。

桑田は今まで靭帯断裂という大きな怪我を2度経験している。
一度目はファウルボールを追って肘を痛め、二度目はこの春3塁ベースカバーに向かうときに審判と衝突。どちらも頑張ったプレイの結果だ。

彼は最初の怪我の時に1シーズン2軍のグラウンドでランニングを続けた。
毎日グラウンドを続けたことで外野の芝が線を引いたように剥げた細い道ができた。
これを桑田ロードと呼ぶことは有名だ。

今回の怪我からも見事に復活し、オールドルーキーになった。

拍手を送りたい。

R-D1+NoktonClassic40mmF1.4
仕事の移動途中で撮影。
これまた本文と関係なしです。
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夢に向かって

2007年06月11日 18時11分13秒 | NIKON F
昨夜はぼくよりも1回り半若い友人と、プロを目指すバンドのライブを聴きに行った。
バンドも客席もぼくの子供たちの世代で溢れ、ぼくだけ保護者が紛れ込んだみたいだった。

若者たちは弾けるように歌い笑い、夢を追いかけてる。

ぼくも彼らと同じ頃もあり、無謀にもプロを夢見た。


夢は叶うに越したことはないけれど、将来きっと夢に向かって頑張った時代があったことに感謝するだろう。


昨夜の友人とギターのインストロメンタルデュオのバンドをやりたいと話しをしていたのだが、最近ベースとドラムが入りたいという希望があり、音楽性で返って身動きできないでいる。笑

この友人も生業はとても堅いが、回数は減ったけれど未だに地元のクラブでレコードを回しながらDJをしてる。

ぼくの従兄弟は40代だけどいまだにロック少年で、昨年セカンドCDを発売。インディーズながら大手CDショップに置いてもらってそれなりに売れてて、今年渋谷EASTでもライブをした。

一流ミュージシャンにはなれないかもしれないけど、昨夜の若者たちもずっと音楽と親しんでほしい。

NikonF+Nikkor-O35mmF2
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名前

2007年06月10日 17時07分21秒 | NIKON F
インターネットで自分の名前を検索してみた。

この10年くらいは地味に生活しているので、検索エンジンには数件しかひっかからなくなった。


名前で思い出したことがある。

先日チャゲアスのコンサートに行った帰りに、友人の奥さんに
「息子さんの名前が”飛鳥 涼”と同じだね」
と言ったら、ご主人には内緒だけど、実はファンだったのでASKAの名前をもらったと言ってた。
そういえば、近所の友人と酒を飲んでいたら、奥さんには
「秘密なんだけど娘の名前は南沙織からもらったんだ。」
と言ってた。

そんな安直なって言われるのが嫌で秘密らしいけど、とても好きな人の名前を子供の名前につけるってのもありだと思う。

ちなみにぼくの名前は、御産婆さんのところの本で決めたと生前に父が言ってた。
ちょっとふざけた名前なので、未だに同じ字の人に会ったことがないので気に入ってる。

NikonF + Nikkor-O 35mmF2
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Nikon F

2007年06月09日 13時50分28秒 | NIKON F
ニコンFにネオパン400を入れたのは今年の3月。
3ヶ月かけて36枚撮影。なんとものんびりとしたペースで撮影している。

その中の一枚。
ここにも顔を出していただいているコーミンさんご夫婦とのミニオフ会の時の一枚だ。
ISO400のネガってこんなに粒状感があったんだなあ。

NikonF+Nikkor-O 35mmF2
50mm用のレンズフードがかかっているのに加え、トリミングしてなくてすみません。
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