風のように

ゆらり 気ままに 過ごすとき
頭の中は妄想がいっぱい
錯覚の中で生きるのが楽しみ

IR誘致に・・・

2019-09-01 01:46:00 | こころ
人口減少と高齢化が進みしぼんでいく経済発展のために
IR誘致に県民の理解を得ようと県は躍起だ

10年20年いや30年まあ私でいえば
子世代までは経済は潤うのかもしれない

県の試算するところのプラスの面は
IR誘致により職場が増え労働人口が増えるという

働く場所が増えれば人口も増える
若い世代が増えれば子供も増える

IR誘致は華やかな職場をつくりだすかもしれない
華やかな職場は何を生み出すのだろうか

人口減少にIRで人口増加を望むのは経済発展と衰退の
いたちごっこに拍車をかけるようでなぜか喜べない

IRに連なる産業で経済は豊かになり
県や市は増税になり県政は発展する

若い世代が増え子供が生まれて10年もすれば
団塊の世代もこの世をお暇して高齢化も解消する

いいことばかりが待っている
それには県民の理解が必要になる

やややや果たして理解なんて必要ではないのでは
香港のデモのように県民がIR反対と立ち上がるはずもなく

何度かの誘致説明会を開いて県民の理解を得たという
パフォーマンスを作ればいいのだ

私、相当皮肉れ屋やなあ
それに

30年40年先のIRの将来のシュミレーションなんて
することもなく

依存症対策には
入場回数や・個人の賭博に賭ける金額の設定や

中・高校生のうちから授業の一環として依存症教育をして
依存症の弊害をつくらせないと言う

私は20年30年先に今の原子力発電所のように
大きな負の遺産を孫世代や曽孫世代に残す羽目にならないように

香港のデモのように腑に落ちないことに
闘う若さがあればなあと思う

この自然
この歴史

山や川をつくり田畑を育て海を護る
多くの人が伝えてきたこの地を

どんなふうに子供たちに残していけるのか
どんなふうに食糧を得ていくのだろうか

働き手が足りなくて労働者を外国人に求めている昨今
ますます地味な労働に従事する者はいなくなるかもしれない

国の外国人労働者の受け入れ態勢は単身であり短期間である
外国人労働者の生活を軽んじて

単に労働力だけを求めているのではつまらない
互いに尊重し合えるのでなければつまらない

IRのお客様を和歌山の自然に触れてもらい
和歌山の歴史に興味を持ってもらえようか

IRで華やかな稼ぎを見て
IRで地獄を見て

もしそこで働く私だとしたら自信を持てるのだろうか
思いやりの持てる自分でいられるのだろうか


コメント
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