2日午後。朝からあいにくの雨天だったが都内、新宿御苑インフォメーションセンター・アートギャラリーで開催中の『ワイルドライフアート展2014・日本の生きもの~その多様性』の最終日、作品搬出と会場の片づけをかねて行ってきた。
今回も日本ワイルドライフアート協会会員が全国各地から多くの力作を出品し、来場者もカウントできただけで2027人を記録した。やはりパブリック・スペースは入場者が多いなぁ。これも隣接する新宿御苑が人気の観光スポットになっているおかげということだろう。今日、画廊などで絵画や版画の個展を10日から2週間ほど開いても、けっこう入ったほうで500人は超えないのではないだろうか。僕たち絵を描く人間は、なるべく多くの人に鑑賞してもらわなければならない。まぁ、数を競うというわけではないのだけれど多く観てもらうに越したことはない。
僕は最終日にようやく参加できたが、今回出品の小さな木口木版画を随分長い時間丁寧に観ていた人や興味を持って直接質問をして来た方もいらっしゃった。他の出品者の作品をゆっくり見て回ると搬出の時間、恒例の集合写真を撮影後、手際よく搬出と会場の片づけを終了。展覧会責任者の挨拶の後、解散となった。会期中、ご来場いただいたみなさん、御世話になったセンター・スタッフの方々、展覧会担当者、各係となった会員のみなさん、ありがとうございました。この場をお借りして感謝いたします。画像はトップが会場を引き締めていたバード・カーヴィング作品「チゴハヤブサ」。下がユニークな「タコ」のペーパークラフト作品、新宿御苑の大木と雨の新宿門。