署名活動

今、市長サイドによる議員定数削減の署名活動が
市内各地で展開されています。
署名の人数が幾らになるかは知る由もありませんが、
市民の声は真摯に受け止める必要があると考えます。

ただ、署名の方法や人数ではやり方にかなりの偏りがあり、
説明もなしに署名を求めたり、人数ありきで一人に多くの方の
名前の記入を求めたりとかなり強引なやり方で活動を
行われているようです。

活動者側からすると上記のように活動をすることにより、
手っ取り早く署名が集まるかも知れませんし、
削減＝議会改革という構図を意図的につくることにより
受け取る側からすると「じゃぁ、削減賛成」となりやすい方法
で、偏った活動をされているのがとても残念です。

行財政改革は公共ということから基本的には、より少ない経費で
市民の満足のいくサービスを皆様にどれぐらい提供できるかだと思います。

しかし、今回議論になっている議員定数削減が議会改革ではありません。
民主主義の代表である議会の人数を削減することは、
自ら民主主義の範囲を狭めることになるのです。

二元代表制で議員も市長も市民の付託を得て選任されますが、
市長の場合は、当選したから自分の掲げたマニュフェストが全て
市民から付託を得たと勘違いしそれを実行しようと独任で行っていますが、
民主主義の代表である議会は、マニュフェストも含め検証し判断していきます。

5月号の広報三木の市長のコラムでも市民からマニュフェストの支持を受けたと、
偏った情報を流し、それに反対する議会は悪のような情報操作を行っています。

市長選当選直後は、反対派の意見も真摯に受け止めと書いたかと思うと、
今のコラムにはそのような考えが少しもありません。
結局は真摯に受ける気も無いのに情報操作の為、書いたとしか考えられません。

情報操作を考えるとまだまだ多くありますので、又紹介していきたいと思いますし、
多くの市民に見えない独裁体制をこれから公表していきたいと思います。