三木市議 大西ひできの方丈記

日常生活と三木市議会議員の日常記
「人は宝、子どもは希望」
三木市の再生は人材育成から。

役所内部の声から

2016年02月07日 | 三木市政

切実なコメントです。

これらについては、役所に近い私から見ても感じることは同じですので

コメント欄への返信ではなく、ここでご紹介させて頂きたいと思います。(若干の修正はしています)


部長に反省の色は? (職員です。)2016-02-05 22:55:36 

コメントするにも、ほとほと疲れましたがめげずに書き込みます。


 職員倫理審査会の結果は皆さんご覧になられたことと思います。


 ここで、我々一般職員の処遇のことなど、場違いですし、今、

何を言っているのだと思われるかもしれませんが、

引き続き三木市の狂気の沙汰を認識していただくためにご紹介します。

 


 我々職員は、上期・下期の年間2回、所属長(直属の課長)から能力評価(第1次)を受け、

更に部長が第2次評価を行う仕組みになっています。


 真にまっとうな評価をされるなら、特にここで紹介する必要もないのですが、

実際に行われている評価は、昇格昇給とは全くと言っていいほど関係ありません。

おとなしく意見を言わず、言われたことを黙って行う職員は比較的昇格昇給しやすくなっています。

(ここで断っておかなければなりませんが、すべてそうだとは言っておりません。実際に素晴らしい職員もいます。)


簡単に言うと文句を言わずに黙って言われるがまま仕事をすれば給料を上げてやるといったスタンスです。


 私の同志は、定年まで平職員でも、おかしいことはおかしいと言い続けると息巻いておりますが…

 


 そう、ここで言いたかったことは、ここからです。


 この職員を色眼鏡でしか見ないような能力評価に納得しているはずないのですが、

輪をかけて納得できないことになっています。


 先ほど述べたように、1次評価を課長、2次評価を部長がするのですが

「三木市職員倫理条例に違反した部長」が、そのまま私たち一般職員を評価することになっているのです。

 

 なぜ、条例・規則に反する行いをした部長に評価をされなければならないのでしょうか。

「評価」というのは良いも悪いも「評価」なのですが、少なくとも、三木市の現部長に部下を評価する資格はありません。

また、それを平気で提出指示する人事担当課にも閉口します。思考回路はあるんでしょうか。

 


 私が部長なら、このような状態で平気で評価などとてもできません。

(その前に、このような状態になりませんが。)


 倫理審査会から、倫理観が欠如しているとしか言いようがない、

責務を果たさず自ら倫理に違反する状態に陥っている、

職員を指導・助言する立場の部長が条例・規則を知らず

(私は、本当は知っている知らなかったと嘘をついていると思っていますが)

公務を行っていたとまで断罪された部長が、我々をどうやって評価するのか見ものですね。



三木市役所という組織 (三木市考察者)2016-02-06 23:16:01 


かつての三木市役所には優秀な人材が多数いた。

そして、市民ともよく向き合い、市民が納得するまで話し合いが続き、

出来ないことは出来ないとはっきりと語る職員がいた。


 そして、トップダウン方式ではなく、職員が市民からの要望を踏まえ、

社会情勢を踏まえ優先順位をつけて、ボトムアップで合議・決裁していく過程で、課題が収斂され、

最終的に施行する場合は、多方面からの専門的知識を有した職員の見地が加わり後世に残る

誇れる事業が経験に培われた優秀な職員を経て実施されてきた。


 では、現在の三木市役所はどうかと考えると、組織的な違反行為が際立ち、

特に上層部職員については全体の奉仕者としての倫理観が欠け、

市長のためにのみ奉仕することが使命と勘違いした連中が市役所の中枢を占める。


 そして、市役所の各部の専門職員が思考する現場の意見が汲み上げられず、

市役所の奥の院といった密室で非公式に決定された施策を、

トップダウン方式で実施するよう不可解なミッションが下り、

経験を有した現場職員の見地が反映されることもなく、

市長の票獲得のための公益ではなく私利私益を優先させた事業に正式な過程を通らずに予算が配分され、

それらに『ノー』を言えないイエスマン部長たちが、課長以下職員に対して、

誰が決め誰のための施策かも不明で優先順位も不可解な事業を実施するために、

適当なデータを貼り付け嘘で塗り固めた資料によって「ポンチ絵」という名市民を騙すための漫画絵を描き、

いかにも事業効果があるかのような公的資料を捏造して、くだらない事業を毎年重ねているのである。


 このようなトップダウン方式と密室談合による事業展開が気に入らず、

指示を拒否したり反論をすると、上層部から要注意人物とレッテルが貼られ、

根拠のない職場異動が実行されるのである。


 すると、倫理観をもち正義心や常識のある職員は、三木市役所という組織風土に嫌気がさし、

善悪の判断ができる優秀な職員が次々に去って行き、

職場に残るのは思考回路の停止したイエスマン集団か、市民を顧みない自己保身を優先させる職員か、

判断能力も失くした事なかれ主義職員ばかりで、

このような者たちが現在の市役所に居座っているのが現状であり、

現市長が10年かけて育ててきた職員集団とその組織である。


 加えて、市長の命に従う事を唯一是とする部長連中が、課長以下職員の能力評価をし、

その評価をもとに昇給昇格・異動が行われるのであるから、正に三木市役所は負の職員の再生工場というしかない。


 なお、三木市の給与制度も改悪が成されており、上層部の者たちは、仲良しグループのもと、

緩い判断で業績を評価仕合い、甘い評価をもとに能力給が付加され、

この様なイエスマン集団が市民の血税を貪り分け合っているのである。


 平職員については、一定の年齢が来れば昇給がストップする仕組みが採用されており、

50歳程度を境に年相応に働いても対価がもらえないモチベーションの低下を強いる給与制度となっているのである。


 また、全体的に三木市独自の給料表が適用されており、定期昇給によっても、

1回のランチで消費する程度の額しか金額が上がらず(全くに上がらない場合もあるようだ。)、

仕事に対する正当な対価が補償されないいびつな三木方式となっていることが

職場を誇れず職務に精励する意欲を削ぐ要因の一つになっているのである。


 以上、全てが、現市長が就任して以来の三木市役所の異常性の要因となっているのであるが、

結果としてそのツケは我々市民に返ってくることを、善良な市民は早く気づかなければならない。


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