宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

柴田鉢花研究会ポットマム現地検討会

2010年07月27日 10時00分00秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 柴田鉢花研究会のポットマムは,敬老の日のギフトをはじめ幅広い用途に使える鉢花として市場や量販店等から高い評価を受けています。
母の日向けのポットカーネーションの出荷終了後,施設内は一斉にポットマムに入れ替わります。ポットマムは随時作付けされ7月から10月まで長期にわたり出荷されますが,植え込みがほぼ終了し,一部で出荷も始まったことを受け,去る7月21日,秋鉢物現地検討会が開催されました。
 検討会には生産者・関係機関・市場関係者など合わせて28名が参加し,各作型の生育状況や病害虫の有無を確認し,出荷までの栽培管理について農協や普及センターよりアドバイスを行いました。総合検討では,栽培管理のほか集荷方法等についても詳細に話し合われました。
 夏の暑さが厳しい今年の天候は,ポットマムの生育にとっても過酷ですが,生産者は高温対策等を行いながら、例年通りの品質を維持する努力をしています。また,今年は,これまでの主力品種「風車」シリーズに加え,業界でも注目されている品種「アナスタシア」シリーズの作付けが増えたため,仕立てや肥培管理を工夫するなどして更に意欲的に栽培に取り組んでいます。
 普及センターでは,今後も良品生産に向け栽培技術面を中心に支援を続けて行きます。


注目の「アナスタシア」シリーズ

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  先進技術第二班 
       TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138

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