令和6年12月10日に、令和7年産河南いちご部会出荷目揃会が、部会員と(株)石巻青果、JAいしのまき、普及センターの出席のもと行われました。本格的な出荷を前に、石巻青果からは本年産のいちごの市場情勢について情報提供があり、JAからは出荷規格やクリスマス業務対応、時期別のカラーチャートなど出荷時の留意点について説明がありました。普及センターからは、厳寒期のハウス管理や病害虫防除について情報提供を行い、適切な栽培管理が行われるよう指導しました。
本年作は、8月の猛暑の影響で花芽分化の遅れやバラツキ及び一部では炭疽病の発生が見られましたが、定植後は日照不足の時期があったものの10月以降は気温が高めで推移したことから生育は順調に進み、収穫は例年並みの11月下旬から始まりました。今後も定期的な巡回指導を通じて安定生産を支援していきます。
<連絡先> 宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第二班
TEL0225-95-1435 FAX0225-95-2999