宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

たまねぎ播種機実演会を開催しました

2014年08月26日 14時36分09秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 平成26年8月19日に,加美町でたまねぎの播種機実演会を開催し,生産者など約30名が参加しました。この実演会は,クボタアグリサービス株式会社とみのる産業株式会社などの農機具メーカーと一般社団法人全国農業改良普及支援協会の協力を得て,JA加美よつばと共同で開催したものです。
 たまねぎの育苗方法は苗床でおこなうものとセルトレイを利用するものとの2種類がありますが,セルトレイで育苗すると,移植作業に移植機を利用でき,また移植後は苗床育苗よりも活着しやすいなどのメリットがあります。また,多くの生産者は根鉢が崩れない様に糊付けを行ってから移植をしていますが,今回は移植時に糊付けが必要ない省力的な培土を利用しました。
 参加した生産者からは,今後セルトレイを利用したい,糊付け作業が不要な培土を試してみたいとの声が聞かれました。
 大崎農業改良普及センターでは,今後もたまねぎの軽労・省力化技術の確立を目指し,機械化一貫体系の検証を行っていきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター  先進技術班
 TEL:0229-91-0726   FAX:0229-23-0910


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名刺を使って相手の心をつかみましょう!

2014年08月26日 10時01分36秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 8月20日,石巻市情報プラザを会場に,管内若手女性農業者,生活研究グループ員,青年農業者等を対象として,名刺の作成とその活用について研修会を開催したところ,13名の参加がありました。
 研修では,県内外でPOPの指導をされている,経営コンサルティング波多野事務所 波多野ゆか氏を講師に,「誰かに見せたくなる私の名刺」「知っておきたい名刺交換のマナー」と題して講習をしていただきました。
 『名刺とは,「名前が刺さる」と書くことから,相手の心に刺さるのが名刺。名刺を渡した相手に,何か心に留めてもらえたり,目に止めてもらえたりが本来の名刺の使命である。会社によっては,「雑費」ではなく,チラシや看板と同じ「広告宣伝費」で計上するくらい大事な物である。』というお話を聞いた上で,記憶に残せる,心をグッとつかむことができるものを目標に,POPの考え方や技術を応用し,オリジナリティあふれる名刺を作成しました。
 参加者は,それぞれ名刺のレイアウトを考えてから,手書きで入れる部分を工夫し,パソコンを使って作成する演習を行いました。パソコンの操作など,青年農業者が生活研究グループ員に教える場面も見られ,和気あいあいと作業が進みました。
 その後,名刺が完成した人から,講師と名刺交換を行い,渡し方のポイントやマナーについて演習を行いました。「名刺はどのように持って渡すの?」「相手と同じタイミングで差し出した場合,先にもらっていいの?」「名刺を持ち合わせていないときは?」など,参加者は積極的に質問していました。
 普及センターでは,これからも女性農業者や若手農業者の資質向上に関する支援を行っていきます。




教えたり教えられたりしながら,真剣に作成



完成した名刺でさっそく名刺交換演習


 

<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第二班
 TEL:0225-95-7612  FAX:0225-95-2999

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