平成26年7月25日にJAみどりの稲作生産部会 直播現地検討会が開催されました。直播栽培は、育苗作業が不要で、労働力を大幅に削減できる省力・低コスト技術として、近年注目されています。JAみどりの管内でも直播栽培に取り組む生産者が増えており、平成26年度の直播栽培面積は全体で約250haとみられます。直播栽培は、移植栽培と栽培管理が異なることから、初めて取り組む際にはポイントを押さえることが重要です。この日は湛水直播、乾田直播合わせて4ほ場を巡回し、現在の生育状況や今後の管理について確認しました。今回確認したほ場では、幼穂長15~30mmで幼穂形成期に入っており、出穂期は8月10日頃になると予想されました。移植栽培の出穂期は8月1日と予想されていることから、生育ステージは移植栽培より10日程遅れているようです。今後の管理として、土壌表面播種である湛水直播栽培ほ場においては倒伏の危険性が高いため、同生育ステージの移植栽培よりも乾かし気味の水管理を意識し、倒伏対策に重点を置くよう指導しました。
JAみどりのでは、来月も同様に現地検討会を開催する予定となっており、普及センターでは生産者の直播栽培技術習得のために継続した支援を行っていきます。
<問い合わせ先>
宮城県美里農業改良普及センター
先進技術班
TEL 0229-32-3115
FAX 0229-32-2225
JAみどりのでは、来月も同様に現地検討会を開催する予定となっており、普及センターでは生産者の直播栽培技術習得のために継続した支援を行っていきます。
<問い合わせ先>
宮城県美里農業改良普及センター
先進技術班
TEL 0229-32-3115
FAX 0229-32-2225