宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

全国野菜園芸技術研究会が開催されました!

2014年08月04日 16時27分31秒 | 東日本大震災からの復興に関する支援
7月17日(木)および18日(金)に,第59回 全国野菜園芸技術研究会 宮城大会が開催されました。
 全国野菜園芸技術研究会は,主にトマトおよびきゅうりを中心に野菜園芸の経営と栽培技術の研究,普及,振興を行っている全国の野菜園芸生産者の組織で,石巻管内はもとより県内外の生産者も多く所属しています。
 

17日は,ホテル松島大観荘を会場に「大震災を乗り越えて,さらなる未来の施設園芸産地を目指して」をテーマに,オランダ国の園芸農業を参考にした,先進的次世代施設園芸の全国展開事業や,高品質・高収益施設園芸経営に関する試験研究事例についての講演が行われました。
 また,宮城県沿岸部における復興事例紹介も行われ,東松島市でいち早く営農再開した(株)イグナルファームの阿部社長からは,被災後の悲惨な状況から立ち上がった経緯,若手の仲間と力を合わせて設立した会社への思い,未来に希望を抱ける農業を目指した経営などについて発表がありました。

 
 18日には,東松島・石巻地域の沿岸部を巡る現地視察が行われました。石巻市の須江・蛇田地区に間もなく竣工する復興園芸団地のほか,東松島市の野蒜海岸から大曲地区にかけて被災農地の復旧・復興状況など,石巻地域農業の現状について視察し,参加者らは同行した普及センター職員の説明に耳を傾けながら,現地の状況へ目を向けていました。
 また,(株)イグナルファームの,きゅうりやトマトの栽培状況を視察しました。社長や役員,社員それぞれから,施設の概要や生産体制のほか,有機質肥料を中心とした栽培へのこだわり等について説明を受けました。大会両日とも全国から集まった生産者や農業関係者からは多くの質問が寄せられる等,関心の高さがうかがえました。


 これからも当普及センターでは,園芸産地の復興と発展に引き続き支援をして行きます!
 
<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  先進技術第二班  
TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999

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第16回あさひな農協繁殖牛共進会が開催されました

2014年08月04日 13時51分23秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 平成26年7月31日,みやぎ総合家畜市場において,第16回あさひな農協繁殖牛共進会が開催されました。雲一つない晴天で,牛と人には少々厳しい天候でしたが,あさひな農協管内の繁殖農家から選りすぐりの繁殖牛41頭が出品され,4つの部門ごとに最優秀賞牛・優秀賞牛が選定されました。平成29年に開催される第11回全国和牛能力共進会宮城県大会の成功に向け,県内畜産農家及び関係者一丸となってがんばっている中,ここあさひなの地においても確実な歩みが見られた一日でした。当普及センターでは今後とも管内の肉用牛改良に関係機関と一体となり支援していくとともに,平成29年開催の全共宮城県大会の成功のために力を注ぎます。

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8374
FAX:022-275-0296
E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp

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第16回あさひな農協繁殖牛共進会が開催されました

2014年08月04日 13時48分47秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 平成26年7月31日,みやぎ総合家畜市場において,第16回あさひな農協繁殖牛共進会が開催されました。雲一つない晴天で,牛と人には少々厳しい天候でしたが,あさひな農協管内の繁殖農家から選りすぐりの繁殖牛41頭が出品され,4つの部門ごとに最優秀賞牛・優秀賞牛が選定されました。平成29年に開催される第11回全国和牛能力共進会宮城県大会の成功に向け,県内畜産農家及び関係者一丸となってがんばっている中,ここあさひなの地においても確実な歩みが見られた一日でした。当普及センターでは今後とも管内の肉用牛改良に関係機関と一体となり支援していくとともに,平成29年開催の全共宮城県大会の成功のために力を注ぎます。

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8374
FAX:022-275-0296
E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp

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第16回あさひな農協繁殖牛共進会が開催されました

2014年08月04日 13時35分45秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 平成26年7月31日,みやぎ総合家畜市場において,第16回あさひな農協繁殖牛共進会が開催されました。雲一つない晴天で,牛と人には少々厳しい天候でしたが,あさひな農協管内の繁殖農家から選りすぐりの繁殖牛41頭が出品され,4つの部門ごとに最優秀賞牛・優秀賞牛が選定されました。平成29年に開催される第11回全国和牛能力共進会宮城県大会の成功に向け,県内畜産農家及び関係者一丸となってがんばっている中,ここあさひなの地においても確実な歩みが見られた一日でした。当普及センターでは今後とも管内の肉用牛改良に関係機関と一体となり支援していくとともに,平成29年開催の全共宮城県大会の成功のために力を注ぎます。

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8374
FAX:022-275-0296
E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp

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丸森町でイノシシ被害対策勉強会(第2回)を行いました。

2014年08月04日 09時13分05秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
7月27日(日)に丸森町峠地区集会場および現地のイノシシ出没ほ場において,地域の住民12人が参加し今年2回目のイノシシの被害対策勉強会を行いました。
これは,丸森町峠集落で今年度から実施している「集落ぐるみの鳥獣害対策モデル事業」の一環として開催するもので,今回の勉強会では「適切な電気柵の設置」をテーマとしました。最初に電気柵メーカーの担当者から,電気柵のしくみや設置方法の基礎について講習を受け,その後,集落内に設置してある電気柵についての点検を行い,イノシシの侵入を防ぐための改善方法についての検討を行いました。
その結果,上下結線不備や雑草繁茂によって,最低限必要とされる4000V以下への電圧低下が確認された他,不整形地へ設置しているため,1段目の柵線と地面が平行でなく,適正と言われる20cmより大きく開いており,イノシシが容易に侵入出来ると考えられる場所が数カ所確認されました。
電気柵の周辺では,イノシシの足跡や掘り起こし跡等が数多く見受けられ,適正な電気柵の設置の緊急性も確認出来,参加者は真剣な表情で改善方法を聞き,メモを取っていました。
次回は,この勉強会で作成した点検シートのまとめを行いながら,ほ場環境マップを作成して,集落全体への取り組みの波及を計画しています。
 普及センターではこれからもイノシシの被害軽減に向けて,情報収集や防除対策支援を行っていきます。

(電気柵設置の手順を実演)


(電線の高さと電圧チェツク)


(イノシシによる掘り起こし跡)

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