宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

鳥獣被害対策研修会が開催されました

2014年08月29日 17時21分13秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援
 平成26年8月27日(水),「仙台管内鳥獣害被害対策研修会」が開催されました。
イノシシ等の野生動物は近年分布域を急速に拡大しており,農地,農作物への被害は年々増加しており,仙台地方振興事務所管内でもイノシシによる農作物被害が深刻化しています。
 このため,被害防止対策や効果的な捕獲方法などについて学び,今後の有害鳥獣への対応と農作物被害の軽減のための参考となるように,農業振興部主催の研修会を開催しました。
 会場となった仙台市農業園芸センターには,県内各地から参加者が集まり,講師として来ていただいた,栃木県足利市在住の農作物野生鳥獣被害防止対策アドバイザーである須永重夫氏からは「猪捕獲のポイントについて~イノシシから田畑を守る~」,丸森町有害鳥獣駆除隊長の齋藤謙一氏からは「丸森町におけるイノシシ被害防止の取組について」,を講演いただきました。
 はこ罠,くくり罠の具体的な設置方法や効果的な「餌」などのお話に,会場からは熱心な質問が相次ぎました。

 普及センターでは関係機関と一体となり,鳥獣被害対策について支援していきます。
 
〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8374
FAX:022-275-0296
E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp

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仙台4Hクラブ員が「だったらいいな、夢の決算書」を作成しました

2014年08月29日 17時10分58秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 平成26年8月20日(水),「仙台4Hクラブ経営管理研修会」が開催されました。
仙台管内では新規就農者が急速に増加しており,新規就農者への早急で綿密な技術指導や経営支援が必要になっています。
 このため,新規就農者の主な受け皿を「仙台地区農村青少年クラブ」とし,入会規約を「農業に従事している者」から「食や農業に興味のある者」と変更することで門戸開放し,就農前から実践農家と交流しながら農業の様々なことを学べるようにしました。
 特に,青年就農給付金受給者は,毎日の取引を帳簿で管理するという要件が義務付けられていることから,クラブ員から「経営研修をしてほしい」との要望を受けて本研修会が開催されることになりました。
 第1回目は「「だったらいいな」の夢の決算書をつくってみましょう」をテーマに,
始めに普及指導員から決算書(貸借対照表と損益計算書)の記載の仕組みを説明後,クラブ員は各々相談しながら夢の決算書を作り上げ,最後は報告会に発展しました。まじめなものから笑いを誘う決算書まであり,楽しい雰囲気の中で決算書を学んだ研修会となりました。
 今後のスケジュールは,経営理念とビジョンの作成後、夢の決算書を実現すべく各々の取引を帳簿で管理する実務研修を実施し,来春には決算書を作成し青色申告まで進める予定です。

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8374
FAX:022-275-0296
E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp

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