宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

最新の厨房機器を利用し,加工技術を研鑽

2014年08月05日 16時28分08秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成
 平成26年7月30日(水)に大崎市古川農産加工クラブ連絡協議会研修会が開催され,会員21名が参加しました。
 研修会ではホシザキ東北株式会社の六次産業化担当である井上和宏先生らを講師に,「野菜の浅漬け」,「夏野菜のピクルス」,「トマトのジュレ」などを最新の厨房機器を活用しながら調理し,スチームを使った加工品の特徴や,脱気包装による保存性などについて実際に機械操作を行い,体験を通じて学習しました。参加者からは「自らの加工商品にピクルスを取り入れてみたい」,「浅漬けの新しい作り方が勉強できて良かった」などの声が聞かれ,実りのある研修会となりました。
 普及センターでは,商品化の実現に向けてフォローアップし,農産加工品の販売額向上に向けた支援を行っていきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター  先進技術班
 TEL:0229-91-0726   FAX:0229-23-0910

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大崎市古川農産加工クラブ「開放講座」で次世代へ郷土の食文化を伝承

2014年08月05日 16時19分34秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援
平成26年7月25日に大崎市古川農村環境改善センターを会場に大崎地域に伝わる郷土食「梅干しとシソ巻き揚げ」の開放講座が開催されました。 講師は大崎市古川農産加工クラブ連絡協議会の会員で「梅干しづくり」は菅井典子さん,「シソ巻き揚げ」は鈴木きぬ代さんが努めました。公募で集まった市民25名の参加者は,大崎産の大葉を使ったシソ巻き揚げの技術を学び,また,漬け込んだ梅干しは,参加者それぞれが自宅等で梅を天日干しにし,10月頃には真っ赤で美味しい梅干しに仕上がる予定です。
 開放講座は年計3回開催する計画で12月に「雑煮づくり」,3月には味噌づくりの体験会を開く予定としています。
 普及センターでは,今後も地域の食文化の伝承者である農村女性を支援していきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター  先進技術班
 TEL:0229-91-0726   FAX:0229-23-0910

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「平成26年度宮城県農村青年のつどい」が開催されました!

2014年08月05日 14時04分56秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 平成26年7月26日から27日にかけて宮城県農村青年のつどいが石巻市を会場に開催されました。県内各地区の4Hクラブ員や海外研修生,農業大学校1年生の約100名が参加しました。
 開会式では,担当地区の石巻4Hクラブの遠藤県連理事が開会宣言を行い,主催者からあいさつの後,4HクラブOB会の大友会長,県農業士会の佐藤会長,石巻農業士会の橋浦会長より激励のお言葉を頂戴しました。
 技術交換大会では近年古川地区が優勝を勝ち取っており,他地区では優勝旗奪還に意気込んでおりました。出題は,新たな農業・農村政策に係る農地中間管理事業,栽培技術や農薬の使用方法等に加え,御当地キャラクターなどバラエティに富む内容でした。採点の結果,地区最優秀賞は美里地区,優秀賞が登米地区,優良賞が古川地区となり,美里地区が優勝旗を奪取しました。
 レクリエーションでは,バスケットボールで交流を図り,体育館内の温度も高かったのですが,それにも勝る熱いプレーに汗を流しました。
 昨年度は悪天候のためキャンプは中止されましたが,今年は天候にも恵まれ,各地区で持ち寄った食材でバーベキューとお酒を酌み交わしながら交流を図りました。
 2日目の現地研修では,「平成25年度新規就農のご案内」にも掲載されている石巻市広渕の亀山晴央氏のハウスを視察しました。亀山氏は建設会社を27歳の時に退職し,平成19年にシクラメン中心の鉢花栽培を始めました。これまでに全国シクラメン品評会において最優秀賞等を受賞しており,参加者はその高い栽培技術や販売等について数多くの質問を行っておりました。
 普及センターでは関係機関と連携して,若手農業者や新規就農者への支援等を継続し,地域農業の復興に取り組んでいきます。

〈連絡先〉宮城県石巻農業改良普及センター 地域農業班 TEL0225-95-1435

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