宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

登米農業改良普及センターで「パソコン簿記集合研修会」を開催!

2019年11月13日 15時25分52秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 令和元年11月1日に,「パソコン簿記集合研修会」を開催しました。今回は,7月から4回開催した「新規就農者向け簿記研修会」のステップアップとして位置づけ,新規就農者等7人が参加しました。
 研修会では,登米農業改良普及センター職員が講師となり,農業簿記ソフトの使用方法について,画面の見方や設定,登録方法等を,デモデータを使いながら講習しました。また,実際に演習データで数種類の事例の仕訳(簡易振替伝票,振替伝票)を行う仕訳入力演習も行いました。
 参加者の中には,初めてソフトに触れる方もおり,最初は慣れない操作に苦労していましたが,演習を繰り返すうちに少しずつ慣れ,仕訳入力もできるようになりました。
12月以降も個別指導会等を継続し,新規就農者等の経営管理支援を行っていきます。


<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522 

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りんごの長期貯蔵技術「スマートフレッシュ」の試験導入

2019年11月13日 15時16分05秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 10月31日に,登米市中田町のりんご生産者が,りんごの長期貯蔵技術「スマートフレッシュ」を試験的に導入しました。スマートフレッシュ(成分名:1-MCP)は,果実のエチレン受容を抑え成熟を抑えることにより,貯蔵期間を長くする技術で,宮城県農業・園芸総合研究所でもサワールージュ(県新品種)で試験を行っており,硬度の低下が抑制されることが報告されています。
 今回導入した生産者は,昨年度に先進的に取り組んでいる加美町のりんご生産者への視察を行い,今年試験的に導入してみました。
 メーカーの担当者から処理方法の指導をうけ,今回は「王林」や「シナノゴールド」等8品種を用いて24時間密閉処理し,その後は通常どおり貯蔵しました。
 処理1週間後,生産者からは油あがりに違いがみられるなど,スマートフレッシュ処理の効果を感じており,普及センターとしても,調査等行って部会全体にも情報提供し,技術導入の支援を行っていきます。



メーカーからの説明



<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522  

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