宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

亘理地域でりんご「ふじ」の収穫が始まりました

2019年11月27日 15時06分54秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 りんご園の様子

 

出荷・調整の様子

 亘理管内は県内有数のりんご生産地です。当地域では,11月中旬からりんごの主力品種である「ふじ」の収穫が始まっています。

 今年は,台風19号による倒木や枝折れ,落果等の被害があり,昨年よりも収量が減少している生産者が多い状況ですが,りんごの品質は概ね良好です。収穫されたりんごは,各市町内の直売所等や各りんご生産者宅で販売しています。また,この時期,りんご生産者宅の前には,販売や発送受付の目印として,のぼり旗がたくさん掲げられ,それをめあてに消費者がりんごを買い求めに訪れる風景が見られます。

 亘理農業改良普及センターでは,今後も巡回指導や研修会等での技術指導を行い,当地域の高品質なりんごの安定生産を支援していきます。

 

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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「一迫米食味コンクール」が開催されました

2019年11月27日 11時18分52秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 
 県の中山間地農業ルネッサンス推進事業の一環として,栗原市認定農業者協議会一迫支部主催「第3回一迫米食味コンクール」が11月21日(木),JA新みやぎ「栗っこ南部施設事業所」で開催されました。本コンクールは,生産者が生産技術の向上と互いの情報交換をする場として平成29年から開催されています。当日は,認定農業者や農協女性部会員等33名が参加しました。今年は梅雨期の低温や8月の高温など米の品質にとって厳しい気象条件ではありましたが,生産者11名から26点の応募がありました。食味計で計測した結果を基に審査した結果,品種毎(ササニシキ,ひとめぼれ,つや姫)にそれぞれの上位3点が表彰されました。昼食には各部門で1位となったお米で作ったおにぎりをいただきながら生産状況等について情報交換しました。  
 また,当日は,ロハス・ビジネス・アライアンス共同代表 大和田順子氏から「SDGsと米づくり」,フードコーディネーター 蜷川時夫氏から「食を通じた地域づくり」について御講演をいただき,これからの地域づくりについて学びました。

                                    
  <連絡先> 宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班   
       TEL:0228-22-9437 FAX:0228-22-6144


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いちごの出荷目揃会が開催されました。

2019年11月27日 09時02分37秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 JA新みやぎ階上いちご部会(気仙沼市)では,10人の生産者がいちご栽培を行っています。令和2年産いちごの出荷が本格化するのを前に,品質の均一化を図るための出荷目揃会が開催されました。

 全農みやぎと市場の担当者から販売状況について情報提供があり,普及センターからは環境データを活用した温度管理と炭酸ガス施用について説明を行いました。

 また,普及センターが設置している天敵製剤比較試験ほの現在の状況について報告を行いました。試験ほは,バンカーシート,ボトル製剤,パック製剤の3区を設けていますが,どの区もハダニ類の密度が低い時に設置を行ったため,安定した防除効果が得られています。部会員は,自分の施設に合った天敵製剤の活用方法を模索しており,試験ほに対する関心の高さを感じました。

 

<連絡先>

 宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班

  TEL:0226-25-8069  FAX:0226-22-1606


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北限のオリーブの収穫作業が行われました

2019年11月27日 08時49分01秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 東日本大震災からの復興のシンボルとして石巻市において試作されている「北限のオリーブ」が,昨年に引き続き2回目の収穫時期を迎えました。

 石巻市内では4か所のほ場で試作が行われており,今年はそれぞれのほ場から合計で約100kgの果実を収穫することができました。このうち品質の良い油が絞れる青い果実,75kgを選別し,今年から稼働を開始した搾油施設で搾油,濾過,瓶詰めが行われました。

 搾油機械の不具合などのトラブルもありましたが,管理を担当する農業生産組織の方々の苦労や努力の結果,絞った本年産のオリーブオイルは品質も優れ,仙台市等で開催される催事等においてPRに活用される予定です。

 試験栽培も5年目を迎え,今後更に収穫量の増加も見込まれており,オリーブオイルをはじめとした関連商品が石巻地域の新たな特産品として,また復興のシンボルとして定着,発展していくよう普及センターとしても支援を行っていくこととしています。

 ※写真は収穫作業風景

 

<連絡先>  宮城県石巻農業改良普及センター  先進技術第1班   TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999


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