令和元年10月25日にカーネーション天敵試験ほ現地検討会を開催しました。
検討会では,名取市内現地試験ほ2カ所を視察した後,農業・園芸総合研究所園芸環境部研究員によるカーネーションの害虫防除について講義を行いました。
ハダニの天敵の導入試験を始めて3年目の今年は,定植後2週間以内という早めのミヤコカブリダニ放飼(ミヤコバンカー設置)によりハダニの発生を抑えることができ,導入した生産者からは「導入前はハダニの発生に苦慮していたが,精神的に楽になった」と好評価でした。今年はアザミウマの発生が多く,防除回数の削減にはなりませんでしたが,来年も継続して導入したいと話していました。カーネーションの害虫防除については今年問題となったアザミウマやオオタバコガの防除のポイントや物理的防除について説明があり,参加者した生産者は真剣に聞き入っていました。意見交換も活発に行われ,効率的な害虫防除による良品生産に意欲を示していました。
今後は,防除回数の削減を図るため,ハダニの天敵の導入と,赤色ネットや青色粘着トラップの併用による防除について検討する予定です。
<連絡先>
宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143
検討会では,名取市内現地試験ほ2カ所を視察した後,農業・園芸総合研究所園芸環境部研究員によるカーネーションの害虫防除について講義を行いました。
ハダニの天敵の導入試験を始めて3年目の今年は,定植後2週間以内という早めのミヤコカブリダニ放飼(ミヤコバンカー設置)によりハダニの発生を抑えることができ,導入した生産者からは「導入前はハダニの発生に苦慮していたが,精神的に楽になった」と好評価でした。今年はアザミウマの発生が多く,防除回数の削減にはなりませんでしたが,来年も継続して導入したいと話していました。カーネーションの害虫防除については今年問題となったアザミウマやオオタバコガの防除のポイントや物理的防除について説明があり,参加者した生産者は真剣に聞き入っていました。意見交換も活発に行われ,効率的な害虫防除による良品生産に意欲を示していました。
今後は,防除回数の削減を図るため,ハダニの天敵の導入と,赤色ネットや青色粘着トラップの併用による防除について検討する予定です。
<連絡先>
宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143