大崎市鳴子地域認定農業者連絡協議会では鳴子中学校1年生を対象に「農と食をつなげる食農講座」と題し,そばの生育観察・収穫・そば打ち体験を通じた地元農業の伝承と食育活動を続けています。3回目となる今回は中学生が10月に収穫したそばの実を使用し,11月19日にそば打ち体験が行われました。
当日は鬼首そば生産組合及びおおさき楽友会等の多くの関係団体の協力のもと体験が行われ,参加した中学生は地元の職人から手ほどきを受け,切磋琢磨しながらそば打ちを行っていました。他にも鳴子ちゃんこ鍋やサラダ作り,プリンのデコレーションといったいずれも鳴子地域の食材を使用した料理を作りました。
打ちたてのそばを食べたあと,高橋協議会会長より地域でのそば生産の歴史や現在の課題等を,普及センターより地産地消の大切さを説明しました。中学生達は地域の食と農業を守る強い意志に感銘を受けたようでした。 普及センターでは今後も地域で開催される食育活動を支援します。
<連絡先> 宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0229-91-0726 FAX:0229-23-0910