宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

アスパラガスのほ場巡回指導(病害虫防除対策)を実施しました

2020年09月07日 13時05分20秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 令和2年度普及活動計画のプロジェクト課題「地域活性化に向けた高収益作物(アスパラガス)の導入・定着」の一環として,令和2年8月20日,24日,25日,27日の4日間で,11か所のアスパラガス栽培ほ場の巡回指導を行いました。
 今回の巡回は,「アスパラガス採りっきり栽培Ⓡ(明治大学とパイオニアエコサイエンス(株)の共同開発)」に取り組む生産者を対象としたものです。
 生産者は,アスパラガスを初めて栽培する方がほとんどでしたが,令和2年4月から毎月1回普及センターで開催しているアスパラガス栽培管理勉強会に参加しており,勉強会内容を理解して栽培管理を行っており,生育も順調でした。
 巡回では,生産者が農薬散布時に記録したアスパラガス農薬散布記録表を確認し,今後,発生が予想される病害虫について,その特徴や適用農薬の種類,散布方法を説明しました。また,アスパラガスの葉色を確認しながら追肥の方法についても指導を行いました。
 当普及センターでは,今後もアスパラガス栽培について,引き続き支援を行っていきます。

 <連絡先>
  宮城県石巻農業改良普及センター  地域農業班
  TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999

 

                   


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やさいの日(8月31日)料理研修会を行いました

2020年09月07日 11時10分03秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 大崎地域農村生活研究グループ連絡協議会では令和2年8月31日(月)にグループ員を対象に「やさいの日料理研修会」を大崎市古川のアインパルラ浦島にて行いました。
 当日はグループ員が生産,販売している夏野菜12品目を使った和洋中の料理を作っていただき,シェフからそれぞれの料理について解説をいただきました。
 新型コロナウイルス感染対策として,入館時の検温の実施やテーブル毎の座席数を減らすなどの対策を徹底しての開催となりましたが,プロの手によって鮮やかに変身した我が家の野菜に参加者から「初めての食べ方」「自宅でも試したい」という声があがりました。また栽培方法や我が家での食べ方などグループ員からの情報提供や,シェフへの質疑が活発に行われ夏野菜への知識を深めていました。
 普及センターでは,今後も生活研究グループの活動を支援していきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      地域農業班
 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910


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加美町生研グループでジャム加工研修会を行いました

2020年09月07日 11時08分01秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 加美町農村生活研究グループ連絡協議会では令和2年8月28日(金)にグループ員を対象にジャム加工についての研修会を行いました。
 講師として普及指導協力員である「みやぎの食を伝える会」所属の田中佑子氏を招き「ジャム加工技術及び基本的衛生管理」という題で,びん詰めの加工工程から製造・販売の許認可,更には山菜のびん詰めまで幅広い内容で講義をいただきました。
 参加者からは「大変勉強になった」「安全な管理をより徹底したい」等の感想がきかれ,農産加工に対する理解を深める場となりました。10月には漬物加工に関する研修会も予定しております。
 普及センターでは,今後も安全で安心できる農産加工生産に取り組む生活研究グループの活動を支援していきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      地域農業班
 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910


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労働力不足の解消に向けたスマート農業実証の第1回推進会議が開催されました

2020年09月07日 09時57分38秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 令和2年8月19日に労働力不足の解消に向けたスマート農業実証の第1回推進会議が大郷町の(株)イグナルファーム大郷で開催されました。当日は,実証コンソーシアムメンバーが参加し,大崎農業改良普及センター管内からは,実証農場の(株)宮城フラワーパートナーズも参加しました。
 本実証課題は,農林水産省「スマート農業実証プロジェクト(課題番号:施wB01),課題名:施設園芸多品目に適応可能な運搬・出荷作業等の自動化技術の実証」(事業主体:国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構)の支援により実施されました。
 本実証は,施設園芸で農業従事者の新型コロナウィルス感染対策や高齢化で労働力不足が懸念される中,スマート農業により施設園芸の労働時間の2割削減を目的に実施されるものです。
 会議では,園芸振興室から実証事業概要について,(株)フューチャーアグリから実証に使用される自律走行台車(AGV)について説明がありました。その後,実証農場の(株)イグナルファーム大郷と(株)宮城フラワーパートナーズから労働力削減に向けた取り組みの説明がありました。(株)宮城フラワーパートナーズでは,自律走行台車を使い農場内での人の移動を減らすことで,労働時間を削減し,労働生産性を上げていくとのことです。
 また,この事業では農業生産・経営・研究に関わる人材の育成も目的となっており,加美農業高等学校等の学生を対象に研修会も行われる予定です。
 実証に使用する自律走行台車は10月に導入される予定です。普及センターでは,施設園芸におけるスマート農業の実用化に向け支援を行っていきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      先進技術班
 TEL:0229-91-0726   FAX:0229-23-0910


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