宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

栗原地域で水稲品種「だて正夢」の栽培塾を開催しました

2020年09月11日 13時12分29秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 令和2年8月24日に栗原市内の「だて正夢」生産者を対象とした“「だて正夢」栗原地域栽培塾”を築館地区で開催し,生産者・関係機関など18人が今後の栽培管理等について学びました。
 はじめに室内研修として,全農宮城県本部米穀部米穀販売課から米の需給・販売動向や本年度の「だて正夢」PR活動など,最新の米穀情勢について報告を受けた後,普及センターからこれまでの生育の振り返りや今後の収穫・調製のポイントなど,「だて正夢」の栽培管理技術について説明するとともに,「だて正夢」栽培技術の一層のレベルアップが図られるよう,県内で高品質安定生産を実現している優良事例も紹介しました。
 次に現地研修として,普及センターが築館地区に設置している「だて正夢」現地栽培技術普及展示ほの生育状況を見学しました。生産者同士の情報交換も行われ,適期刈取りや適正な乾燥調製について意識を高める契機となりました。
 普及センターでは,「だて正夢」が高品質で良食味の評価が得られるよう,今後も関係機関と連携し支援していきます。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班   
TEL:0228-22-9404       FAX:0228-22-6144

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令和2年度第1回大崎地域農業改良普及活動検討会を開催しました

2020年09月11日 07時59分02秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援
 普及センターでは,農業者や地域住民に理解され,効率的で効果の上がる普及指導活動を推進するため,外部の委員(普及活動検討委員)から御意見を頂く「大崎地域農業改良普及活動検討会」を毎年開催しており,今年度第1回目となる検討会を9月8日に開催しました。
はじめに,普及センターが重点的に取り組むプロジェクト4課題のうち,新規のなすの環境制御の課題の支援対象である「株式会社てくてくファーム」のなすのハウスで実施している,環境測定器によるデータの見える化と,週間環境データ自動計算シートによる栽培管理改善に取組んでいる現場を視察しました。
 その後,大崎合同庁舎会議室に会場を移し,検討会前半で視察したなすの環境制御の新規課題「大崎園芸を牽引するなすの技術革新による生産性向上」について詳しく説明した後,本年度完了となる3つのプロジェクト課題の進捗状況について説明し,御出席いただいた4名の委員からこの半年間の普及活動に関する評価や,今後の活動に対するアドバイスをいただきました。
 検討委員からは「古川の主力野菜であるなすを選定したのはとても良い。経験に頼らず,データに基づいた生産環境の管理は技術の平準化が図られ,青年就農への支援に繋がるので是非とも波及してほしい」,「スマート農業の課題は今後重要」などの御意見をいただきました。
 普及センターでは,今回の貴重な提言を今後の普及活動に活かし,生産者から頼られる普及活動を行っていきます。
 
<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター  地域農業班
 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910


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