令和2年8月20日(木)になす生産者4名によるほ場巡回を開催しました。
今回の巡回では,夏期の高温対策として有効なビニールハウス上層部に遮熱資材を塗布している生産者のほ場を訪れ,遮熱資材による生育や品質の違い,普段の栽培管理(摘葉や防除,かん水・追肥方法)等について情報交換を行いました。今年はコロナウイルスの影響で,生産者が集まり情報交換を行う機会が少なかったのですが,今回の巡回を機に栽培管理等について生産者同士の積極的な情報交換が行われました。
参加者からは「勉強になった。」「他の生産者との繋がりを持てた。」など好評で,第2回を9月に実施する予定となっています。普段ひとりで作業をすることの多い農業者にとって,生産者同士で情報交換を行える機会を設けることにより,生産者同士の繋がりをつくり,技術の底上げが期待されます。
今後も感染拡大防止対策を実施したうえで,生産者の技術向上と「古川なす」の生産振興のために,普及センターでは引き続き支援を行っていきます。
<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0229-91-0726 FAX:0229-23-0910