宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

令和2年度第2回普及活動検討会を開催しました

2021年03月03日 10時43分17秒 | その他
大河原農業改良普及センターでは,令和2年度の活動実績と令和3年度の普及指導活動計画に関して,客観的な評価により検証し,よりよい普及活動につなげるため,2月10日(水)に外部評価委員である普及活動検討委員を招いて第2回普及活動検討会を開催しました。
検討会当日は,丸森町等の令和元年東日本台風被災地域における営農再開支援を目的とした2つのプロジェクト課題と,川崎町古関地区の集落営農推進に向けた組織活動の活性化支援,蔵王町いちご農家の生産性と収益性の向上に対するプロジェクト課題について,活動経過と成果を説明するとともに,来年度の活動計画についても意見をいただきました。
普及活動検討委員の方々からは,「被災地域の営農再開が着実に進んでおり,更に新たな取組への挑戦が確認できるようになったことは普及活動の大きな成果だと思う」,「現場の生産者に寄り添い的確な課題解決に向けた活動を展開していると感じた」といった評価を頂く一方で,「今年度の活動で対象となった地域の更なる活性化に向けた継続的な支援を期待する」という御意見も頂きました。
 普及センターでは今回の普及活動検討会の結果を受けて,これまでの活動成果を十分に検証するとともに,更なる地域農業の維持発展に向けた活動を展開していきます。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 地域農業第一班
     TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138

  

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「第2回GAPを理解するためのミニ講習会」を開催しました

2021年03月03日 10時06分03秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営


 大衡村にある株式会社 未来彩園は,10,393㎡のダブルフェンロー型温室で大玉トマトと中玉トマトの養液栽培を行っており,平成19年にJGAP認証を,さらに平成30年にはASIAGAP認証を取得し,食の安全や環境保全等に配慮した生産活動に取り組んでいます。
 仙台農業改良普及センターでは昨年度から同社に対して,全従業員がGAPを理解することで意識醸成が図られ,自発的な現場改善活動定着のための支援をしてきました。
 2月16日,大衡村衡東集会所を会場に,同社主催の従業員研修会において,「第2回GAPを理解するためのミニ講習会」が開催され,株式会社 未来彩園におけるGAPへの取組をクイズ形式で出題しました。昨年9月に開催された第1回目の講習会では,当普及センター職員が講師役を務めましたが,今回は,GAP指導員資格を有する同社の経営者及び栽培担当主任が,問題の作成や解答の説明等について主体的に関わり,普及センターがバックアップする形で開催しました。参加した従業員は,「身近な現場」からの出題ということもあり,日常的に行っている行動等がGAPに深く関連していることを認識するとともに,経営者においては,主体的な関わりを通じて,今後の従業員に対するGAP教育のあり方を考える機会になったようでした。
 普及センターでは今後もGAPへの理解を深めていただく取組に対して支援を行っていきます。

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8374 FAX:022-275-0296
E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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