宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

ズッキーニ栽培講習会が開催されました

2021年03月02日 13時46分16秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 令和3年2月25日(木),JA新みやぎ栗っこズッキーニ部会による栽培講習会が志波姫支店で開催され,部会員28名のほか,JA新みやぎ栗っこ,種苗会社,普及センターの担当者が出席しました。
 種苗会社からは,春作ズッキーニの栽培技術のポイントとして,これから播種や定植が始まるため,特に低温期の温度管理方法について説明がありました。普及センターからは,農薬の適切な使用方法と適用病害の特徴について説明しました。また,普及センターが作成したズッキーニ栽培暦ポスターを参加者へ配布しました。作業場など目に付くところに貼って,栽培のポイントや収穫調製方法を確認するのに大きくて見やすいと好評でした。
 今後も,普及センターではズッキーニ販売額1億円に向けて,継続して支援を行っていきます。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班   
TEL:0228-22-9404       FAX:0228-22-6144

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株式会社未来彩園主催のトマト病害虫研修会を支援しました

2021年03月02日 09時51分50秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営
 令和3年2月19日に,大衡村衡東集会所を会場として,株式会社未来彩園主催の「トマト病害虫研修会」が開催され,従業員18名が参加しました。
 当普及センターが講師となり,未来彩園の従業員が日頃の管理作業のなかで,トマトで問題となる病害虫を早期に発見できるように,たくさんの写真を使って,病害虫の被害の特徴や診断のポイントを紹介し,防除対策も説明しました。
 ベテランの従業員のなかには,うなずきながら説明を聞いている姿がみられました。特に巻き付け班に所属する従業員にとっては,最初に病害虫を発見する機会が多いため,真剣な表情で説明に集中していました。研修終了後には,「写真で見る症状と実際にハウスで見る症状では違いがあったりすると思うが,見たことのない症状に遭遇した時にはどうしたら良いか」,「ウイルス病にかかったトマトの撤去はどの時点で行えば良いのか」などの質問がありました。


〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8410 FAX:022-275-0296
E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp

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「下町ロケット」のモデルとなった北海道大学野口教授を講師に,スマート農業に関する職場研修会を開催しました。

2021年03月02日 08時40分40秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 石巻農業改良普及センターでは,未来を見据えた新たな農業技術の普及を図るため,令和3年2月8日,「スマート農業の現状と今後の展望」をテーマに,職員を対象とした研修を開催しました。
 講師には,あの「下町ロケット」のモデルにもなった,北海道大学大学院農学研究院ビークルロボティクス研究室の野口伸教授をお迎えし,札幌と石巻をつないだzoomによるリモートでの講演をいたたぎました。当日は,気仙沼地方振興事務所からの接続・聴講もあり,総勢33名の参加となりました。
 今後普及が進む5G通信での低遅延な無線伝送や高速大容量通信により,トラクターなど農業機械の遠隔操作での障害物検出と衝突回避や高精細モニタリングの実現が可能となることや,今後の技術導入にあたってはスマート農機をシェアリングする仕組みなどが有効となってくる事など,実際の稼働状況の動画とともに分かりやすく紹介していただきました。
 スマート農業技術の普及にあたり,「生産者」と「技術」をつなぐ事が重要であり,我々普及指導員の役割や期待の大きさなど,熱のこもったエールもいただきました。
 当管内でも,昨年度より国の事業等を活用したスマート農業の実証事業を実施しており,これらの結果を踏まえた技術支援を行いながら,今後の普及拡大に取り組んでいきます。

<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター 
  TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999




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