宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

令和3年産「金のいぶき」栽培講習会が開催されました

2021年03月08日 13時17分00秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 玄米食専用品種の「金のいぶき」は健康志向の需要に向けた品種で,昨今の「内食」需要も相まって,生産・出荷数量の拡大が求められる品種の一つです。しかしながら,当品種は,従来品種と比べて収量のバラツキが大きく,安定生産が難しい品種特性があり,栽培技術の普及・向上が求められています。  JA新みやぎみどりの稲作生産部会涌谷支部では,令和2年産では13ha(12人)の作付でしたが,令和3年産では35ha(21人)まで作付面積が拡大する予定です。このため,新規生産者の作付準備や従来からの生産者の栽培技術再確認を兼ねて栽培講習会が開催されました。基本は「金のいぶき」栽培マニュアルに従って,育苗や本田管理,追肥方法など,安定収量確保に向けた栽培技術について確認しつつ,昨年度の栽培実績に基づく収量確保の考え方についても確認しました。  及川支部長からは「生産者が増えるので基本を徹底して欲しい」との挨拶があり,来賓の遠藤涌谷町長からは「気難しい米を手懐けて欲しい」と激励をいただきました。  「金のいぶき」は健康志向の需要が高まってきており,令和3年産の安定供給が,今後の産地形成に重要であるため,普及センターでは継続して支援していきます。

 

栽培講習会の様子

<問い合わせ先>
美里農業改良普及センター  先進技術班    TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225

 


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スマートファーマー育成講座の開催

2021年03月08日 13時17分00秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 令和3年2月26日に,登米市中田農村環境改善センターにおいて,令和2年度スマートファーマー育成講座をオンラインで開催し,青年農業士など農業者6人が参加しました。
 はじめに株式会社日立ソリューションズ東日本からリスクマネジメントの基礎について説明があり,想定外の事態をできるだけなくすために多くの視点からリスクを洗い出すこと,リスク対応の順位を決める方法などを学びました。次に,株式会社JA三井リースからリースを活用したマネジメントについて紹介があり,「リースを活用し支払いを分割することで,一定の手元資金を確保でき,想定外の支出に備えることができる。」などの説明がありました。
 参加者からは,「リスク分析の方法など会社で実践したい。」などの感想が語られました。


<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522


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