宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

第2回JA仙台大豆生産部会協議会が開催されました

2021年03月23日 17時09分55秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 令和3年3月16日,せんだい農業園芸センターにおいて第2回JA仙台大豆生産部会協議会が開催され,JA仙台管内の大豆を生産する農業法人等33人と関係機関が出席しました。冒頭にJA仙台の代表理事組合長から「需要に応じた米づくりがより強く求められており,大豆をはじめ様々な取組の転換期となる。経営の効率化が必要」という挨拶がありました。
 続いて,令和2年産大豆の販売情勢や農産物検査結果,令和3年産の作付予定面積などについてJA等から報告がありました。当普及センターからは,令和2年産で発生が多かった紫斑病について,防除対策を中心に説明しました。紫斑病は大豆の品質低下に繋がる重要病害であることから,出席者の関心が高く,質問や要望が多く出されました。
 今回の協議会で,令和3年産大豆の作付けに向けて課題が明確になったことから,今後もJAと連携して取り組んでいきます。

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8410
FAX:022-275-0296
E-mail sdnokai@pref.miyagi.lg.jp

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

効率的なエネルギーの利用を目指した話し合いが行われました。

2021年03月23日 16時09分48秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 大型園芸施設では,冬期間の燃油等コストの削減が経営上の大きな課題となっています。そこで,管内で2ヘクタールの施設でトマトを生産する農業法人に対し,効率的なエネルギーの利用に向けたコンサルティングを行いました。県園芸振興室の事業によりエネルギーマネジメントに詳しい民間コンサルタントを派遣し,過去の環境や収穫量等のデータを比較しながら暖房機や二酸化炭素発生機が効率的に使われているかを確認しました。コンサルタントからは「日射が多い時期は二酸化炭素発生機を今よりも早めに稼働させ,光合成を促進させれば効率的にエネルギーを活用できる」と助言がありました。また,普及センターから「収量の最も多かった年の栽培管理をもう一度見直すこと」を提案しました。法人の社長や栽培管理者からも様々な意見が聞かれ,今回のデータを今後の栽培管理にどのように生かしていくのか見直す機会になりました。


<連絡先>
 宮城県気仙沼農業改良普及センター  先進技術班
 TEL:0226-25-8069  FAX:0226-22-1606

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

石巻管内の農業法人で土地利用型作物の勉強会を開催しました

2021年03月23日 14時36分22秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成
 令和3年3月18日に,東松島市の(株)めぐいーとで土地利用型作物の勉強会を開催し,役員と社員合わせて8名が出席しました。
 普及センターでは,(株)めぐいーとを対象にプロジェクト課題「組織力強化による農業法人の経営ステップアップ」に取り組んでおり,今回はその活動の一環として開催した令和2年度2回目の勉強会でした。
 前回は麦や大豆の作業暦の整理を実施していたので,今回は除草や肥培管理の詳細やポイント,また,これから本格的に栽培が始まる水稲の作業をテーマに勉強をしました。勉強会では,社員全員で麦の幼穂長確認作業に挑戦したり,配布した資料により畑地雑草や水稲乾田直播栽培において重要となる播種~入水までの除草体系について説明しました。
 勉強会中も役員や社員からは質問や活発な意見交換がされ,メモを取りながら熱心に説明を聞いていました。
 普及センターでは今後も技術指導や社内制度整備等,多方面からの指導により経営のステップアップを支援してまいります。

 <連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  地域農業班,先進技術第一班
  TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

令和2年度栽培コンサルティング技術高度化セミナー総括研修会において登米地域でのきゅうり栽培を報告

2021年03月23日 12時00分00秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 令和3年3月16日,令和2年度栽培コンサルティング技術高度化セミナー総括研修会がオンラインで開催され,登米地域からはコンサルタントの現地指導を受けたきゅうり生産者4人と野菜担当の普及指導員が参加しました。本研修会は施設園芸における高度環境制御技術について,JA営農指導員や普及指導員の技術力向上を目的に,国内で唯一の環境制御に関する栽培コンサルティング会社の(株)デルフィージャパンの斉藤章氏と加納賢三氏を講師に,きゅうりといちごでの技術指導の視点や手法等を学びました。
 きゅうり生産者からは,実践した内容や成果について,普及指導員からは現地指導の実施内容について報告を行いました。講師の斉藤氏からは,技術の実践によってひとつひとつ課題を解決していったことが,収量向上に結び付いたとの講評をいただくとともに,今後も課題解決を積み重ねて収量を増やしていく取組を継続していくことが重要とのアドバイスをいただきました。
 また,環境制御技術の取組を進める他県の普及指導員や生産者もオンラインで報告会に参加いただき,群馬県邑楽舘林のきゅうり栽培での取組を紹介いただくとともに,相互の情報交換を行いました。
 本セミナーを通し,施設園芸先進国のオランダの技術や国内の最新技術など環境制御に関する知識,これらの技術を地域の気候や施設環境に合わせて実践するための様々な工夫や指導方法を学ぶことができました。



<連絡先> 宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

種子大豆の生産物審査証明書を発行しました

2021年03月23日 11時42分38秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営
 石巻管内では,本県で大豆の優良品種に指定している「タンレイ」,「タチナガハ」,「ミヤギシロメ」の3品種の種子を約38haで栽培しており,県内で生産される種子大豆の約3割の生産を担っています。
 普及センターでは,生産された種子大豆が,種子として発芽率等の基準を満たしているか審査を行っています。併せて農協では,種子としての品質を満たしているのか農産物検査を行っています。この審査と検査の両方の基準を満たした大豆だけが,令和3年産用の種子大豆として,播種されることとなります。
 今年審査した種子大豆も例年同様に,発芽率等の基準を満たしていたので,2月24日から3月12日にかけて,生産物審査証明書を発行しました。
 普及センターでは,今後も優良種子の生産に向けて,生産者に対し引き続き栽培管理の支援を行っていきます。

<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第一班
  TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スナックえんどう部会の現地検討会が開催されました

2021年03月23日 11時22分34秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 令和3年3月16日に,JA新みやぎ栗っこスナックえんどう部会の現地検討会が,栗原市瀬峰の秋まき栽培ほ場を会場に開催され,12名の生産者が参加しました。
 今後の管理のポイントとして,種苗会社から側枝の整理,倒伏防止や草勢維持の方法などについて説明を受けた後,普及センターから病害虫防除と主な登録農薬について説明しました。参加者からはマルチをしている場合の追肥のやり方や,倒伏防止のためのネットやテープの張り方など,具体的な作業をイメージした質問が多く出され,活発な情報交換が行われました。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班   
TEL:0228-22-9404       FAX:0228-22-6144


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする