宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

第2回アグリウーマンキャリアアップ研修会を開催

2021年03月18日 17時10分18秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 仙台農業改良普及センターでは,女性農業者の新たなチャレンジを応援するため,令和3年3月10日,仙台市泉区のイタリアンレストランPORTTAVOLAを会場に令和2年度第2回アグリウーマンキャリアアップ研修会を開催しました。
 「食材王国みやぎ伝え人」でもあるオーナーシェフの瀬戸正彦氏を講師として,県内外からお越しいただくお客さんに地元食材の魅力を伝え,満足してもらえるよう心掛けていること,1つ1つ味の濃いこだわりの食材を求めていることなどをお話いただきました。
 参加者は,瀬戸シェフの地域食材への熱い思いに大いに刺激を受け,新たな品目の栽培への意欲を高めた様子でした。また,シェフと参加者が直接食材仕入れ等について意見を交わすなど,実りのある研修会となりました。

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8320
FAX:022-275-0296
E-mail sdnokai@pref.miyagi.lg.jp

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日本農業賞の表彰式が開催されました

2021年03月18日 16時44分44秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 仙台市若林区の農事組合法人仙台イーストカントリーが,第50回日本農業賞の大賞及び農林水産大臣賞を受賞しました。
 この度の受賞は,東日本大震災後わずか2ヶ月半で米作りを再開し,米にこだわった復興を成し遂げたことや,消費者目線での経営展開が高く評価されたことによるものです。
令和3年3月6日に新型コロナウイルス感染拡大防止のために全国各地を結んだオンライン方式で表彰式が開催されました。
 受賞後に(農)仙台イーストカントリーの佐々木代表からは「50年,100年後も楽しい農業ができる法人でありたいと思ってやっている中で震災ですべてなくなった。農業機械などもすべて失い,大切な友人との別れもあった。 しかし,命は取り戻せないが,物は努力すれば必ず取り戻せると思い,もう一度,一歩からやり直そうということで邁進してきた。日本全国に農業のすばらしさを知ってほしいという気持ちで,100年後を目指して頑張っていきたい」と話されていました。これから,ますますの活躍を期待できそうです。
 受賞,誠におめでとうございます!
 
日本農業賞受賞記事はコチラ↓
https://blog.goo.ne.jp/miyagifukyu/e/ca65e3045e3b21505f94b0721d785b80

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8320
FAX:022-275-0296
E-mail sdnokai@pref.miyagi.lg.jp

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大崎4Hクラブ通常総会が開催されました。

2021年03月18日 15時08分06秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 大崎4Hクラブの令和2年度通常総会が,令和3年3月12日(金)に大崎合同庁舎で開催され,クラブ員14名中12名が出席しました。昨年は,新型コロナウィルス感染症の影響で書面での実施となったため,2年ぶりにクラブ員が集まっての開催となりました。
 令和2年度は,コロナ禍で実施できなかった事業が多かったですが,2名の女性新会員の加入やクラブ員内研修,美里地区との合同研修会等,活発な活動を行ってきました。
 総会では,普及センター所長の祝辞の後,議事が行われ原案どおりすべて承認され無事終了しました。総会の最後には,渡辺新会長始め新役員から,来年度に向けたあいさつがありました。新年度は,昨年中止とした親子農業体験を再開する予定です。
 普及センターでは,今後も4Hクラブの活動支援を行っていきます。


<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター  地域農業班
 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910

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カーネーションのEOD-heating現地検討会及び産地表示販売検討会を開催しました

2021年03月18日 11時02分24秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 令和3年3月12日に宮城県花と緑普及促進協議会と亘理農業改良普及センターの共催で,名取のカーネーション産地を対象とした,EOD-heating(イーオーディーヒーティング:日没後の短い時間だけ暖房する技術)現地検討会と産地表示販売検討会を開催しました。
 今年度,名取のカーネーション産地では,冬季の暖房使用燃料の削減をねらいとした「EOD-heating」と,花き分野ではまだ事例が少ない「産地表示販売」の実証試験に取り組みました。今回は,その結果を生産者,市場関係者及び行政や研究機関も含めて共有し,次年度の取組に向けた意見交換を行いました。
 EOD-heatingの実証試験では,開花時期や切り花品質に影響を与えずに,燃油消費量を35%削減できる実証結果が得られたことから,参加者の関心は高く,実証農家の説明を注意深く聞き取る様子が見られました。
 産地表示販売検討会で行った意見交換では,市場関係者から「小売店への働き掛けがポイントになる」との意見や,名取市役所による産地PRの取組状況等,今後の活動を展開する上で参考となる助言や情報提供がありました。
 普及センターでは,今後も,新たな栽培管理技術や販売手法の導入に向けた支援を行っていきます。


<連絡先>
 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班
 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143

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