宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

アスパラガス栽培管理勉強会(定植・収穫準備編)を開催しました。

2021年03月09日 18時56分10秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 令和2年普及活動計画のプロジェクト課題「地域活性化に向けた高収益作物(アスパラガス)の導入・定着」の一環として,令和3年3月3日(水)にアスパラガス栽培管理勉強会(定植・収穫準備編)を開催,48名(うちアスパラガス生産者32名)が参加しました。
 今回の勉強会では,明治大学とパイオニアエコサイエンス株式会社が共同開発した「採りっきり栽培」に取り組む生産者を中心に,同社の松永邦則氏を講師に迎え,定植のためのほ場準備や収穫時期の管理方法について説明をいただきました。
 今回の勉強会では,令和3年の春から新たに栽培に取り組む生産者が多く参加し,来月に控えた初めての定植を前にして,熱心に講師説明を聞く姿が見られました。また,昨年の春に定植し,これから初めての収穫を迎える生産者は,収穫に大きく期待する様子が窺えました。
 令和3年度は,2か月に1回のペースで勉強会を開催する予定です。第1回の開催時期は4月上旬,内容は定植方法についてです。
 当普及センターでは,アスパラガス栽培について引き続き支援を行っていきます。

     <連絡先>
  宮城県石巻農業改良普及センター  地域農業班
  TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999
 

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

穂数の確保に向けた麦現地検討会が開催されました

2021年03月09日 13時34分50秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 令和3年2月19日に石巻市桃生地区,3月2日に石巻市石巻地区,3日に東松島市矢本地区,5日に石巻市河北地区にてJAいしのまき転作部会各支部主催の麦現地検討会が開催されました。検討会には各地区10名程度の生産者が参加し,ほ場を巡回しながら茎の中にある幼穂の長さを計測しました。計測した長さから,追肥の適切な時期を予測し,追肥時期の検討を行いました。この時期の追肥は,穂数の増加効果があり収量向上につながるため,生産者は熱心に麦の生育状況を確認していました。
 令和3年産の播種は,順調に進み初期生育が良好であったため,概ね生育は順調です。穂数の確保が収量の向上につながるため,今後の適期適量の追肥を呼びかけました。普及センターでは今後も高収量・高品質の麦生産を支援していきます。

<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  先進技術第1班
  TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

かきの病害防除研修会が開催されました

2021年03月09日 08時58分50秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 丸森町では「蜂屋柿」を使った干柿や樽柿などのかきの加工が盛んに行われており,県内一の産地となっています。しかし,近年は原料となるかきに炭そ病が発生するようになり,原料柿の生産に大きな影響を与えています。

 そこで,令和3年2月26日に丸森町舘矢間まちづくりセンターを会場に宮城県病害虫防除所職員を講師に迎え,「かきの病害と農薬の使い方」と題し,研修会が開催されました。最初に農薬の安全・適正使用について話があり,続いて,かきの主要病害である炭そ病や落葉病の対策について説明がありました。

 普及センターからは,土壌分析による施肥の重要性や堆肥を施用する場合の注意点など,かき園の土壌管理について情報提供しました。出席者からは,大変勉強になる良い研修会だったとの声がありました

 丸森町は,干柿を町の特産品として支援しており,今後も原料柿の品質向上による丸森町干柿の一層のブランド化が期待されます。


贈答用干し柿

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター
     TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする