宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

くりはらスプレーマム研究会総会が開催されました

2021年03月12日 17時27分57秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

3月3日(水),くりはらスプレーマム研究会通常総会が栗原合同庁舎で開催されました。

くりはらスプレーマム研究会は,スプレーぎく栽培の技術情報の収集や相互交流等を目的として,栗原市だけでなく登米市や大崎市,涌谷町のスプレーぎく生産者が広域的な活動を行っており,スプレーぎくを一輪に仕上げるディスパッドマムの生産も増えています。

平成8年に設立された研究会は,今年で25年目を迎え,後継者である若い世代を中心とした運営に移行してきています。 

総会では,令和2年度事業報告や収支決算報告,令和3年度の事業計画や収支予算等について協議され,承認されました。

また,研究会設立時から支援していただいている登米農業改良普及センター佐藤泰征所長にも出席いただき,設立に至ったきっかけ,活動の歴史等のお話をいただきました。

総会終了後,種苗会社の担当者から新たに発表されたスプレーぎく新品種や市場評価の高い品種の紹介があり,会員は次作の作付計画の参考とするため熱心にメモをとり,花色,葉の形状,茎の太さなど手に取って確かめていました。

宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班 0228-22-9437

 

 

 


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令和3年産加工・業務用「春夏キャベツ」栽培講習会が開催されました。

2021年03月12日 17時02分55秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 令和3年3月11日に,JA加美よつば主催の春夏キャベツ栽培講習会が開催され,JA加美よつば,普及センター,部会員を合わせて24名が参加しました。JA加美よつばでは平成29年にキャベツ部会が設立され,栽培技術向上のため作業開始前に栽培講習会を開催しています。
 講習会では初めに,JA加美よつばの営農指導員から作型・育苗管理・ほ場準備・定植後の管理・病害虫防除・収穫・出荷のポイントについて説明がありました。
 次に普及センターから昨年の気象経過について,定植直後から生育期間を通して高温・乾燥が続いた影響で生育が遅れたことや,乾燥が続く場合にはかん水を行うことなどを説明しました。また施肥について普及センターで土壌分析を行っているので,分析結果を参考に適切な施肥管理を行ってほしいと呼びかけました。
 普及センターでは今後もキャベツの安定生産に向けて引き続き支援していきます。


<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター  先進技術班 
 TEL:0229-91-0726   FAX:0229-23-0910


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水稲採種組合の栽培講習会が開催されました

2021年03月12日 16時52分36秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営


 令和3年3月10日(水)に一迫水稲採種組合の栽培講習会が開催されました。令和3年の水稲採種の作業がこれから本格的にスタートすることから,採種管理のポイントの確認を目的に,組合員25名が出席しました。
 普及センターからは,漏生稲対策や異株抜きの徹底,いもち病,稲こうじ病等の病害対策を中心に,水稲採種の栽培管理技術について説明しました。ここ数年,出穂前の低温少照や出穂期以降の高温など,水管理,病害虫防除等に気を遣う年が多くなっており,これまで以上にほ場見回りをこまめに行ってほしい旨,伝えました。
 講習会後にJA担当者から組合員に「ひとめぼれ」,「つや姫」等の原種が配布され,参加した組合員は本年の水稲採種へ取り組む決意を新たにしていました。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班
 TEL:0228-22-9404  FAX:0228-22-6144


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